2008-02-08[n年前へ]
■石田純一「可能性が1%でもある限り、おれは全力を尽くす」
いつの頃からか、手帖にメモをするようになった。 目に付いたモノ、あとで読む本、感銘を受けた言葉…そんなものを、ボールペンで書き留めるようになった。本の中にある古典の言葉、目の前にいる人がふと口にした何気ない言葉、そんな、ノンジャンルな言葉を手帖に書き留めている。
その手帖の中にある言葉の一つが、こんな言葉だ。
可能性が1%でもある限り、おれは全力を尽くす。その全力を尽くす物事が「何であるか」はわからないけれど、この言葉を語ったのが石田純一なのだから、もしかしたら、それは(はたから見れば)クダラナイことなのかもしれない。けれど、だからこそ、この言葉は本当に素晴らしく素敵だと思う。
石田純一
「素人か玄人かは、其仕事に対する作者の打ち込み方の相違だ」というのは、志賀直哉の言葉だ。
素人か玄人かは、其仕事に対する作者の打ち込み方の相違だ。人が自分の好きなことに打ち込むとき、その「打ち込み方」で其仕事に対する重みが変わるのかもしれない、とも思う。石田純一と志賀直哉の言葉を、右と左の耳から聞いてみると、その二つが不思議に溶け合って聞こえる。対位法のように、一見逆方向に聞こえる旋律が、混じり合って妙に溶け合うのが絶妙に良い。
志賀直哉
2008-07-10[n年前へ]
■あなたの「パレット」にはどんな色が並んでいるだろう?
「パレット」は、美術や図工の時間に使った「絵具を載せて色を混ぜ合わせたりする板」である。それと同時に、「画家が使う色の種類(組み合わせ・並べ方)」のことを「パレット」ということも多い。モネのパレットというと、「モネが使った絵の具の組み合わせや、その絵の具の並べ方」を意味する。あるいは、ゴッホのパレットというと、ゴッホが使った色(とその並べ方)を指すことになる。画家それぞれが、それぞれの「パレット」を持っている。
そんな「パレット」は、画家でなくとも、きっと誰しも持っていると思う。たとえば、あなたは、普段どんな色のペンを使うだろうか。黒いペン・藍色のペン・四色ボールペン……どんな色の組み合わせの筆記用具を使うだろう?それはまさに「パレット」だ。
好きな色・見やすい色・落ち着く色……人それぞれ選ぶ色は違うと思う。たとえば、右の画像はふだん私が持ち歩いている12色のカラーボールペンである。12色あるけれど、並べてみれば、インクの減り具合から実際には(すでに何本目にもなっている黒と白のボールペンを除けば)7色くらいしか使っていないことがわかる。つまりは、これが私の「パレット」ということになる。
他の人たちにも「パレット」を見せてもらったりすると、色の使い方=パレットに個性が表れていたりして、意外に新鮮に感じられる。あなたの「パレット」にはどんな色が並んでいるでしょうか?
2009-07-06[n年前へ]
■Seriaの「カラフル10色ボールペン」
最近は鉛筆やシャープペンシルを使わなくなった。それは、使いやすい修正テープが一般的になったため、である。ボールペンを使えばコントラストがはっきりと読みやすくなるし、もしも書き損じたら、修正テープですぐに書きなおせば良いからだ。修整液では乾くまでまたないといけないから、そういうわけにはいかない。
常用しているのは、無印良品の6色ボールペンである。それを、バイブルサイズの手帳と一緒に持ち歩いて使っている。やはり、考えたこと・聞いたことをわかりやすく整理するためには、色分けをしながら書く(描く)必要がある。だから、
100円ショップのSeriaに行くと、「カラフル10色ボールペン(日本パール加工製)」を売っていた。「ペンの太さ」や「色の切り替えをするのにペン上部のボタンを押す必要がある」ということもあって、即時性が要求される常用ペンとして使うのは難しそうだが、100円という安さとカラフル10色というのは、とても魅力的である。そこで、試しに買って・(鞄の中に入れておく)2本目のボールペンとして使ってみることにした。
まず、ノートの上でに10色のペン先を走らせてみると、ペン先は意外に細く、(小さな文字で追記することが多い)記録メモや数式などを書くことも多い技術メモを書く目的には、意外に良さそうな感じに思える。難点としては、「カラフル」10色は、黄色の発色が悪くオレンジに近い色に見える、緑色が暗く感じられる、という辺りが挙げられそうだ。つまり、色が全体的に彩度が低い。
とはいえ、何しろ値段が100円なのである。きちんと使ってやれば、十分に満足できる買い物になりそうだ。
2010-02-03[n年前へ]
■約10時間撮影することができる「動き検知機能付きボールペン型ビデオカメラ」
「サンコー、動きを検知するボールペン型ビデオカメラ--約10時間撮影を実現」
サンコーは2月3日、動きを検知して撮影のオン、オフを切り替える動作検知機能を内蔵したボールペン型ビデオカメラ「USB動作検知スリムビデオペン」を発売した。直販サイトであるサンコーレアモノショップ にて販売している。価格は5980円。
USB動作検知スリムビデオペンは、ボールペン型のボディに4Gバイトの内蔵メモリ、USB端子、リチウムイオン充電池、カメラなどを内蔵した。AVI形式による736×480ドットの動画と、JPEG形式による1280×960ドットの静止画を撮影できる。
2011-02-10[n年前へ]
■男性の93パーセントは「ボールペン型釣り竿」が欲しくてたまらない
小さな子どもから大人まで、男性の93パーセントが「ポケットから取り出す秘密道具」を大好きだといます。だから、雑誌の付録に「探偵セット」なんていうものがついていたりすると、少なくとも93パーセントの男性は、それが欲しくてたまらなくなるのです。
ディスカウント・ストアの棚を眺めていると、「ボールペン型釣り竿 」が置いてありました。このポケットから取り出すことができる「携帯型サバイバル道具」はずっと気になっていたので、思わず足を止めてしまいました。
・・・これほど巨大なボールペンは、いまだかつて見たことがないような気がします。「ボールペン型釣り竿」というより、「世界一のジャイアント・ボールペン」という感じです。胸ポケットに刺すことはできるでしょうが、ポケットから大きく顔を出してしまうようにも思えます。何しろ、収納時のサイズが約21cmにもなるのです。
けれど、その大きさを好意的に捉えてみれば「ただ持ち歩くことができるだけの道具」ではなく「ちゃんと使うこともできる道具」ということなのかもしれません。このボールペンで大きな魚を釣り上げている人もいます。イザという時のために、この「ポケットから取り出す秘密道具」を手に入れておいた方が良いかどうか悩みに悩む、今日この頃です。