hirax.net::Keywords::「Macintosh」のブログ



2005-12-10[n年前へ]

SSE3機能付きモバイルCPU Yonah前提のPowerBook 

image しばらくThinkpad T42p にMac OS X for Intel を入れて使っている。実に気持ちよくサクサク動いている。Let's Note W4辺りにインストールすれば、軽量・長時間駆動でなかなかに使いやすいPowerBookになりそうだ。今のところ、Thinkpad上のMac OS Xの難点はiTune が使えない、ということくらいだ。

 Intel PC 上でPowerPC エミュレーションを行うRosettaはSSE3前提だから、SSE3を搭載していないPentium M 上ではRosettaが動かない。付属のアプリケーションの中では、iTune は珍しくIntelバイナリになっていないようなので、Pentium M を搭載したThinkpad上ではiTuneが残念なことに動かないのである。この時期でIntelバイナリのiTuneが入れられていない、ということはMacintosh for Intel はSSE3機能が付いたCPU前提なんだろうから、Pentium M搭載のMacintoshはないに違いない。

 来年頭に出るインテルのモバイルCPU Yonahなら、SSE3が搭載されている。そうすると、問題はほぼなくなる。あとは、SSE3機能付きのYonahが搭載されたPowerBookが出るのが楽しみになってくる。…個人的にはThinkpad T4x系列にYonahが搭載された機種にMac OS X for intelとVMWare for Mac OS X for Intelの組み合わせが良さそうだ。

2006-05-08[n年前へ]

「本城直季」風ミニチュア写真を作り出すソフト 叩き台バージョン 

処理前写真処理後画像 (このソフトのバージョンアップ版が高速動作版!「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフトにあります)「本城直季」風なミニチュア写真を作り出すソフトを作ってみました。つまり、こんな風に実際の写真を「まるでミニチュア模型風にする」処理をするソフトウェアです。
 とりあえず、Windows用の叩き台バージョンを ここに置いておきます。マウスで「(グレーの矩形で表示されている)ピントが合ってる領域」を決めるたびにレンダリングしますので、あまり大きい画像は使わない方が良いかと思います(800ピクセル x 600ピクセル くらいの画像であれば特に問題はないでしょう)。手直し版と使い方・遊び方の説明などは、近々ちゃんと書いてみます。
 Mac持ってる人の場合は、結構な割合で(こういう機能を手作業ですることができる)Photoshopなどを持っていそう…と考えると、Macintosh用は作っても意味なさそうですね…。

2006-07-17[n年前へ]

小さな庭でゴジラがノリノリ・ダンス 

 ここ何日か、Mac OS X 上でプログラミングをしている。Macintosh上でプログラミングをするのは、(「Macintoshプログラミング100の定石」を使っていた)10年振りくらいだ。7, 8年振りということは、名前は同じMacintoshでも、全くの別の世界だ。ソフトウェアの構造も全くわからないし、ユーザ像だって全然想像がつかない。それどころか、ファイルコピーの仕方すらわからない…。

ユビキタスの街角 一体、どうしたものかなぁ…?と悩んでいると、ちょうどmixi内のユーザ日記ページで「Macユーザの方に質問」というエントリが書かれていた。「平均的Macユーザはシェルなんか使わない」というような内容で、わきあいあいと意見を交わしている。なるほどね…と思いながら興味深く読んでいると、とんでもなく面白い出来事が始まった。わきあいの井戸端会議に、いきなりスーパー・ハッカーが混じっているのである。そして、「Terminalからirb(Rubyの対話処理コマンド)を起動しよう」「FireFoxのツールメニューから"JavaScriptコンソール"を起動しよう」と「全世界ハッカーになろう!」運動を始めていた…。まさに、「小さな庭で(超人)ゴジラがノリノリ・ダンス」状態だ。あぁ、なんて面白い世界なんだ。

2006-08-23[n年前へ]

Nintendo DSで動くMac OS 7.5 

 MacintoshエミュレータであるMini vMacをNintendo DSに移植し、Nintendo DS上でMac OS 7.5を動かしているビデオと必要ファイルなど。
Lazyone DS Development Release #2 is readyLazyone DS Development  » Blog Archive   » Test/Alpha version readyLazyone DS Development Did I fake the whole thing?

2008-11-27[n年前へ]

ビル・アトキンソンの円描画の高速化 

 以前、Andy Heartzfeldの「Revolution in The Valley 」を読んだ。apple Macintoshが生まれる前後の物語であるこの本を読むのにはとても時間がかかった。それを言い換えれば、とても長い時間楽しめた、ということだ。

 たとえば、こんな一節がある。この数行で書かれていることが、どのように使われて、どのように効果を上げたのかを考えながら読んでいかなければならない。つまり、楽しいギミックがたくさん詰まっていて、そんなパズルを解き、読み進めるのに時間がかかるのである。もちろん、それはとても楽しいひとときだ。

「連続した奇数の合計は、常に次の完全平方になる」という事実を使い、Bill AtkinsonはQuick Drawの円描画を早くした。
1=1^1, 1+3=2^2, 1+3+5=3^2, 1+3+5+7=4^2

 「Revolution in The Valley
 さて、ここで問題です。Bill AtkinsonはQuick Drawは円描画のためにどのようなコードを書いて、どのくらいの高速化を実現したのでしょうか。



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