2013-05-31[n年前へ]
■白黒フィルムを「黒白フィルム」と呼ぶヒミツ!?
『白黒フィルムを「黒白フィルム」と呼ぶヒミツ!?』を書きました。
写真用モノクロームフィルムのことを、富士フイルムは黒白フィルムと呼び、コダックは白黒フィルムと呼びます。ちなみに、イルフォードはモノクロームフィルムと呼びます。フィルムでなく写真のことであれば、それぞれ「黒白写真」「白黒写真」「モノクローム写真」という具合です。…そう眺めていくと、「白黒写真という言葉は自然に思えるけれど、なぜ富士フイルムは黒白写真と呼ぶのだろう?」という疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか?
だから、冒頭の疑問は「ずっと昔から写真の玄人たちが使ってきた用語を、富士フイルムは今も使い続けている」が答え、ということになります。
言葉の使われ方・意味は、その時代によって変わっていきます。たとえば、かつては「写真をとる」といえば、「(自分を)写真で撮影してもらう」ということを意味しました。
ねぇ、美登利(みどり)さん。
今度、一緒に写真を取(と)らないか?
樋口一葉 「たけくらべ」
「歌は世につれ 世は歌につれ」ではありませんが、言葉の意味・使われ方は、その時代のテクノロジーやライフスタイルに応じ移ろい変わっていくのです。
2013-07-14[n年前へ]
■「風でめくれるスカート」の科学!「涼しく晴れた朝の地下鉄駅をドジっ娘が走る」とスカートは必ずめくれる!?の法則
「風でめくれるスカート」の科学!「涼しく晴れた朝の地下鉄駅をドジっ娘が走る」とスカートは必ずめくれる!?の法則を書きました。
計算してみると色んなことがわかる!というわけで、今回は「風でめくれるスカート」を科学してみました。「涼しく晴れた朝の地下鉄駅をドジっ娘が走る」とスカートは必ずめくれる!?くらいの力が生じてしまうのです。
スカートが風でめくれ上がってしまう…というと、「強風の時、スカートの前後どちらを押さえますか?」という小町さんたちの議論も面白い。
8:26 AM
2013-07-20[n年前へ]
■「誕生日が1〜3月に集中していた戦前日本」では「誕生日のパラドックス」はどうなるか?
「誕生日が1〜3月に集中していた戦前日本」では「誕生日のパラドックス」はどうなるか?
さて問題です。このような誕生日が1〜3月の時期に集中していた戦前の日本で「誕生日のパラドックス」を考えてみると、つまり「何人が集まれば、同じ誕生日の人(たち)がいる確率が50%を超えるか?」を考えてみると、一体どんな答が出てくるでしょうか?…真夏の夜に挑戦するのに丁度良い面白いパズルだと思いませんか?
2013-08-02[n年前へ]
■ゴルゴ13に学ぶ「超長距離狙撃におけるコリオリ力の影響」
このグラフを眺めると、銃弾が南北方向に1000メートル進む間に、鉛直方向に対して5メートル落ち、そしてコリオリ力により、東京では0.8メートル・赤道では1メートルほど弾丸の軌跡が東方向に曲がってしまっていることがわかります。…なるほど、ゴルゴ13ほどの超長距離狙撃ミッションを遂行するスナイパーともなれば、弾丸に働く空気抵抗や重力だけでなく、地球の自転・コリオリ力すら考えに入れないといけなかった!というわけです。
2013-08-14[n年前へ]
■対決! TNT火薬 v.s. グリコキャラメル !! TNT1グラムでは20メートルも走れない!?
「対決! TNT火薬 v.s. グリコキャラメル !! TNT1グラムでは20メートルも走れない!?」を書きました。
だから、グリコ1粒300メートルの要領でTNT火薬1グラムで走ることができる距離を計算してみると、実は20メートルも走れない!?という結果になるのです。キャラメル1粒と同じ3.8グラムで計算したとしても74メートルですから、TNT火薬とグリコキャラメルが陸上競技場で対決すると…グリコキャラメルの圧勝!という結果になりそうですね。
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