hirax.net::Keywords::「気持ち」のブログ



2004-02-11[n年前へ]

期待に添える範囲で 

 そういえば、先週だったかラジオの番組のインタビューを受けた。が、いつものことだが、「こんなヤツのハズだ」という期待に添えているかどうかを考えると、逃げ出したくなる。いつだったか、ワイドショーのスタッフから電話がかかってきたときも、凄かった。あぁ、きっと私の部屋はビデオやPCでイッパイと思われてるんだろうな、と思うような感じだった。

 凄いと言えば、何年も前に工学社の「おもしろ実験サイトオールガイド」という本のための座談会に出た時も凄かった。(休出から直行で)「西武池袋駅前で集合」という、これも何ともイヤンな待ち合わせ方法だったが、「-西武池袋駅前-だなんてそんな大雑把な待ち合わせ方法で本当に落ち合えるのだろうか?」なんて当然起きる疑問も大間違いだったことがその場に行ってすぐ判った。「あぁ、今日のメンツはこの人達だろうな。いや、絶対この人達に違いないよなぁ」と断言できるような人達が集まっていたからだ。そして、「私もこの中の一人なんだなぁ…なじんでないよなぁ、いやそれともなじんでいるのかなぁ…うーん、一体どちらが良いのかなぁ…?」と考えだすと、これまた何ともイヤンな気持ちになったのだった(その気持ちは談話室「滝沢」の入り口でイラスト用の顔写真を撮られる段でピークを迎えたのだけれど)。

 まぁ、期待に添える範囲で適当に。「よっぽどおっぱいが好きな人なんだろう(by れいこさん@はてな)」と会う前には思われ、知り合った後には「とてもおだやかな雰囲気を持つ大人の人」に印象が変わってしまった私だけれども、期待に添える範囲で適当に…。ということで、次のできるかな?は「帰ってきたオッパイ星人の力学 アダルトビデオ鑑賞 編(仮題)」だぁ。ワイン飲みながら、動画ブロックマッチングソフトも作ったし、サンプルビデオも落としてきたし、科学の力で「オッパイ星人の力学 アダルトビデオ鑑賞三昧!? 編(仮題)」だぁ。(本当に、おだやかな雰囲気を持つ大人の人…?)

2004-02-29[n年前へ]

昨日眺めた燕温泉 

 温泉はやはり乳白色が気持ちいい、ということで燕温泉へ。道が途絶えたと思ったら、そこはもう小さなスキー場のリフト乗り場の横。そこ車を停めて、後はスノーモビル。

 そんな昨日の「燕温泉へ向かう道」と「宿の近くから夕暮れに下を眺めてみた写真」

昨日眺めた燕温泉昨日眺めた燕温泉






2004-05-14[n年前へ]

バッドノウハウカンファレンス 

資料 バッドノウハウカンファレンス 2004の発表資料のHTML版PDF版資料は大きく分けて二部構成。前半は(例えそれがバッドでも)ノウハウを得る過程を楽しむ視点から。もう一つはバッドノウハウを無くしていかなければならない立場から(だけど結局バッドノウハウ)です。つまり、一見逆の視点からの二部構成です。
 途中、段落の表示順番が狂っていたりしますが、そこはそれ適当に(IEなら右下に表示されているボダンでも使って)スライドショーで眺めて見て下さい。ブラウザを選ぶので、見ることができない方はPDF版の方でどうぞ。

 発表を聴いている中で興味深かったことの一つは、「バッドノウハウが居着く環境はまず間違いなくプログラマブル」ということ。だから、「何かができる。だから楽しい」という気持ちにさせてハマる、という話。逆に言ってしまえば、そのプログラマブルな部分を除いてしまったら、融通の利かないツマラナイ世界があるのかもしれない。

 自分の発表の前までは、笑いながらも感心したことをメモする余裕もあったが、後半はその余裕もなく笑い続けていた。それでも「sendamailはBerkeley Unixのベトナム。C++は90年代のCOBOL」というキャッチーなTHE UNIX HATERS handbookのフレイズはなんとかメモをする(from Unix is the Bad Knowhow)。


 夕暮れ過ぎに駅から会場に向かって歩いていくと、なんだか少し蒸し暑い。これは、いかにもアジアの夏なんだなぁ、と思う。ビールを飲んだら気持ちよさそうだなぁ、と思いつつ眺めた、駅の近くの花屋や、線路越しに見た駅や、会場から眺めたいくつかのビル。会場に入る前に、中庭でベンチに座ってほんの少し資料を手直しをしていると、空には飛行船が浮かんでいる。夏の空だなぁ。

バッドノウハウカンファレンスバッドノウハウカンファレンスバッドノウハウカンファレンス






2004-05-16[n年前へ]

黒谷の金戒光明寺 

 新撰組!の再放送を眺めていると、京都黒谷の金戒光明寺の紹介がされている。そういえば、何故黒谷に会津藩士の墓があるのかと、最初に金戒光明寺を歩いたときには不思議に思ったものだ。

 京都には有名な寺社仏閣がたくさんあるから、(比較的)知られていないかもしれないけれど、金戒光明寺の辺りを歩くと気持ちがよいと思う。特に脇にある墓地は小高くて京都の街を一望できるから、とても気持ちがよいと思う。夜に歩いてみるのも、(それを怖く感じないのであれば)良いかもしれない。

 この写真の景色を眺めたのはずっと前。金戒光明寺の裏にある真如堂で眺めた景色。

黒谷の金戒光明寺






2004-05-20[n年前へ]

「糸を信じる」という言葉 

 はてなダイアリーガイドの 監修の言葉

 ひとりひとりの生活の記録や考えごとなど、取るに足らない些細な物語かもしれません。(中略)一本一本は細い糸かもしれません。それでも、その糸と糸が複雑に絡み合い、見たこともないような布を織り成して、そして、その布のおかげでほんの少し、人生の幸せが増えることになればと願っています。
 この文章を眺めて、ふと糸信という名前の人のことを思い出した。その名前、その言葉には「糸を信じる」という気持ちが込められているんだなぁ、と気づいたのはその人を知ってからずいぶん時間が経ってからのことだったように思う。その名前を考えて選んだ人達の気持ちがこもっているんだろうな、となんだかしみじみとしたのは少し時間が経ってからだったような気もする。

 その人が体を壊して勤務先を退社した、と人づてに聞いたのはいつのことだったろう。そんなに昔ではないような気もするし、だけど結構前のことだったような気もする。あの人は今どうしているのだろうか。



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