2004-05-22[n年前へ]
■情報通信文化論
2004年度春学期「情報通信文化論」学生さん達が提出する課題レポートを眺めてみるのも面白いかも。ちなみに、これまでの課題は「あなたにとってのメッセンジャーとは?」「ケータイとは何か?」「ケータイを使って変わった事」
2004-07-26[n年前へ]
■「二十年前の過去」の未来
先日、GRAPHICATION(グラフィケーション)の紹介をした。紹介するのは実は二回目だ。前回は、
一言で言うなら、富士ゼロックスの企業広報誌ということになります。ただ、多分その一言で伝わるイメージは間違っていると思います。 もし、手に取ったことがなければぜひ一読してみるべきだと思います。もしかしたら、いえもしかしなくても、きっと気に入る人がとても多いと思います。一言で言えば、「とてもお勧めの雑誌」です。なんていう風に書いた。ほんの二年弱前からの愛読者であるわけだが、そんな私の手元にはグラフィケーション編集部編「科学技術を考える」なんていう本もあったりする。1985年発行、つまりほぼ二十年前に発行されたこの本には、「グラフィケーション」で連載されていた(坂村健、渡辺茂、村上陽一郎、竹内啓ら19人による)対談11編が収録されている。
1985年というとつくば科学万博が開かれていた頃だが、その内容は決して古くない。例えば、前書きを少し引用をすると「万博会場の自動翻訳機を使って、エスキモーとケニア人が対話している。いまや、世界中が科学の力で結ばれている。ロボットにピアノを弾かせたり、似顔絵を描かせることが流行している。しかし、そんなことができたからといって、世界中に渦巻いている異民族間、異文化間の問題が何か一つでも解決したわけでもない」というような感じだ。これは、二十年前の話ではなくて、ほんの少し前のATRやソニーの発表のことだと言われても納得するような風景だ。
この中に、二十年と一月前に行われた坂村健と端山貢明の対談の中で、「二十年」に言及した部分がある。
技術の進歩が早い、早いとよく言われますがそんなに早まってはいないんですよ。 というのは、いまパソコンが世の中でたくさん使われていますが、パソコンが発明されたのはもう二十年くらい前の話なんです。新技術が研究されてから一般化するまでに二十年かかる。「いまパソコンが世の中でたくさん使われていますが、パソコンが発明されたのはもう二十年くらい前の話なんです」というこの言葉は今から二十年前に交わされた会話である。
プロジェクトXを好きな人達やキライな人達、あるいは二十歳そこそこの人達、あるいは八十年代を懐かしく思い出す年代の人達も、昔の本を読んだりして「二十年前の過去」の未来を振り返ってみるのも良いかもしれない。「二十年前の過去」の未来はまさに今現在であるのだから。
2004-10-03[n年前へ]
2004-10-25[n年前へ]
■今井功 死去
ロゲルギスト今井功先生が亡くなられました。享年90歳でした。今井功さん死去 .私たちの中の今井功は流体力学の大家で「学士院恩賜賞や文化勲章」を受賞した「東京大名誉教授」でも「大阪大教授」でもなく,何よりロゲルギストの一人として「物理の散歩道」をなどを書き続けたI2氏だ.
もしも,「物理の散歩道」を読んだことのない人がいるのなら,その人は「物理の散歩道」を買えば少し幸せになることができると思う.「新・物理の散歩道」も合わせれば,しばらくの間わくわくして過ごせると思う.…もしも,すでに「物理の散歩道」シリーズが手元にある人であれば,すでに「新・物理の散歩道」シリーズを持っている人であれば…,本のページをもう一度めくってみることにしませんか…. 2004/10/24 ロゲルギストI2氏死去.
2004-12-03[n年前へ]
■"楽器の科学"と"媚薬の科学"ニュース
Tech総研で今回は"眺めるだけではない"三つのニュースが公開されています。Tech総研のトップには、テックエンジェルがいる。「メイド喫茶の街にいつの間にか変わっていた秋葉原」を支える「萌え」文化なら、こんなエンジェルはたまらない…のかな…? それにしても、「科学と技術と男と女」って…。
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