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2009-12-26[n年前へ]

「その時代の歌」と「あなたの時代」 

 Janis IanのWill You Dance?を聴きながら、「ポップミュージックで社会科 (理想の教室) 」を読む。頁をめくりながら、ジャニス・イアンの曲を聴く。

 この本、「ポップミュージックで社会科 (理想の教室) 」を読んでいると、この時代、あの時代、さまざまな時に流れ・歌われた曲を聴きながら、その時折を知る人たちの話を訊いててみたい、と思う。「その頃、あなたはどんなことを思いながら、どんなものを眺めていましたか」「そして、どんなことを感じていましたのでしょうか」と尋ねてみたくなる。

Someone is waiting
someone's crying
Someone's lying
No one's buying

Janis Ian / Will You Dance?

2011-10-09[n年前へ]

「”しおらしくない”(塩らしくない)」女性3人組だった"Sugar" 

 30年前の今頃、「ウエディング・ベル」という曲が大ヒットしました。コミカルで、それでいてリリカルで、そして一筋縄ではいかない韻書のあった「ウエディング・ベル」を歌っていたのは女性3人組のバンド、Sugarでした。(この曲の作詞・作曲を手がけた古田喜昭氏がこれまた凄いのですが

祝福の拍手の輪につつまれて(私はしないの)
どんどんあなたが近づいてくるわ。(私はここよ)
お嫁さんの瞳に喜びの涙。(きれいな涙)
悲しい涙にならなきゃいいけど。
(そうね、ならなきゃいいけど)

私のお祝いの言葉よ。(くたばっちまえ。アーメン)

 この女性3人からなるバンド"Sugar"の名前の由来は「私たちは”しおらしくない”」「塩らしくない→砂糖→Sugar」というという宣言であったことを知り、「なるほどなぁ…確かに」と、今更ながら納得させられたのです。"Sugar"は「”甘い”私たち」ではなく、「”しおらしくない”私たち」という、そんな名前だったのです。



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