2005-09-18[n年前へ]
■「目立つのもいや、無視されるのもいや」
(無料で定期購読することができる)富士ゼロックスの広報誌グラフィケーションが届く。今月号は、「大学はつまらない、と多くの学生が言う。いまの学生はひどいです、と教師が集まると話題になる」とメディア批評家の粉川哲夫が書く「電子と手の思考(9) -大学を実験「劇場」に-」が面白い。
まず、「目立つのもいや、無視されるのもいや」という二律背反に見える「いまの学生」が、ゲームをみんなで楽しむ中では「活発になる」ことへの言及から始まり、粉川哲夫がこれまで大学で行ってきた「実験」講義の歴史が語られている。1987年の和光大学の期末試験として「スターリン」のライブを行った「スターリン・コンサート騒動」についても語られている。面白い。
2005-10-01[n年前へ]
■「ミュージシャン100,000人の相関マップ」
多次元空間で示されるミュージシャンの相関関係を二次元&三次元球として示した「ミュージシャン100,000人の相関図(PDF)」スタンフォード大学・マサチューセッツ工科大学・Yahoo!の人たちによる研究結果。 via メディア・パブ
2005-10-08[n年前へ]
■メキシコシティ
成田へ行く前に、10mm 程度のレンズを買っておくか、EOS 5Dを買っておけば良かった。中年のイージー・ライダー風珍走団が驚くくらいたくさんいて、沼津みたい。これは何かの走行会? ちょっと光化学スモッグ気味で目が疲れながら、ウォームビズについて色々調べる。ちなみに、大学時代に受けた教育は「…地球温暖化?来るべき氷河期に備えるためには悪くないかも?アルベド効果だってよくわからないんだし」という感じだったような。
2006-02-11[n年前へ]
■「ギガピクセルフォト作成プロジェクト」
「函館山から見た函館市内と、その周辺の地域のディジタル写真を10ギガピクセル以上の1枚の巨大な画像に合成し、インターネット上で自由に閲覧するシステムを構築する」ということを「公立はこだて未来大学のシステム情報科学演習」授業の中で行っている「ギガピクセルフォト作成プロジェクト」 約3000枚の画像を合成し、10ギガピクセルを超える画像を作成・表示している。
2006-02-13[n年前へ]
■「希望学」
「希望を社会科学する」という東京大学社会科学研究所の「希望学」 「希望は、それが実現困難であればあるほど、失望に終わる可能性が高くなる。希望は求めれば求めるほど逃げていく。個人の内的な充実にとどまる希望もあれば、個人が希望を持って行動した結果として、それが何らかの社会的な影響を及ぼすものまである。人はどのようにして希望を持ち、そして失うのか。希望は社会とどのような関わりを持つのか?」という言葉を眺める。
希望学は、社会のなかでの希望の意味とありかについて、一人ひとりが探求するための科学的プロジェクトです。私たちは社会科学者として、事実の積み重ねを通じて、希望について考えていきます。