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2014-08-15[n年前へ]

「スマホで簡単3次元計測」MS論文を簡単に試してみよう!? 

 『スマホの赤外線カットフィルタ取り外して、赤外線投光器取り付けて、距離と輝度の関係(とあと適当な機械学習で)、スマホを簡易3D形状センサにしちゃう』という話(論文ビデオ)が面白かったので、簡単な実験してみました。100円ショップのライト前面にピンホールと拡散板を組み合わせてた点光源作り(箸で穴開けた紙にティッシュ貼り付けただけ、とも言う)、立体メガネから取り外した回転偏光フィルタで表面反射光を除去した上で、なるべく光源とレンズを近づけた配置にして(影ができてるけど=光源と撮像系が一致してないけど)、デジカメで撮影した画像から3次元形状の復元をしてみました。

 ピンポン玉を撮影したり、カメラに向かって広げた指を撮影して、その画像から簡易に3次元形状を復元してみたのが下に貼り付けた画像です。…まぁ、こんなところでしょうか。

 点光源と撮像系位置を一致させれば、遮蔽による影や対象物の法線分布を無視できる系になるでしょうから(件の論文にはそうしたことは書かれていませんが)、今度は透明シートをハーフミラーの代わりにでも使って、そうした簡易実験でもしてみようかと思います。

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2014-09-06[n年前へ]

偏光カメラで床越しの反射光を撮影したら、床面下160cmから見たスカートの中が見えるかも!? 

 下に貼り付けた写真は、自動回転する偏光フィルタを取り付けたデジタルカメラで、物体自身の色と反射光が分離した写真です。たとえば、左下の画像は物体自身の色を主に写し取った写真で、右下の写真は物体表面での反射光を協調した写真です。

 こんな写真を撮りながら、脳内実験で考えます。もmしも、街中で写真を撮り、床面での反射光だけを分離抽出したら、一体どんな画像が得られるものでしょうか?
 床面で反射する光は床面の凹凸を反映して、かなりボケてしまうものです。しかし、ボケてしまうイコール高周波が失われてしまうとはいえ、反射光をある程度抽出することはできます。そして、床面からの反射光で見る世界は、私たちの視点を床平面を基準にして逆さにしたあたりの位置、つまり、床面のさらに下部160cmくらいからのごく低い場所から眺めた時の映像です。

 もしかしたら、街中で自動回転する偏光フィルタを取り付けたデジタルカメラを使った撮影をしたならば、地面の遙か下、床下約2メートルから眺めた場合にだけ見ることができる「スカートの中」とかが見えたりするかも。

偏光カメラで床越しの反射光を撮影したら、床面下160cmから見たスカートの中が見えるかも!?








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