hirax.net::Keywords::「質問」のブログ



2005-12-04[n年前へ]

「影響を受けた○×紹介」と「○×バトン」が流行る理由は「ポール・グレアム論法」に似ている!? 

平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研 北千住でインラインホッケーを眺めつつ、Tech総研ブログの平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女「影響を受けた○×紹介」と「○×バトン」が流行る理由は「ポール・グレアム論法」に似ている!?を書きました。ついでに、〜情報収集のための11の質問 オマケ回答〜も付けてみました。…といっても、「11の質問」だったハズが、「私自身が興味ない苦手な辺り(人に何かを勧めるとか、薦めないとか、ちょっとバブル時代に書店にたくさん並んでいた自己啓発本の臭いがする辺り)」を削ったら、半分くらいの質問数に減ってしまいました。
 「バブル時代に書店にたくさん並んでいた自己啓発本」って言っても、最近も何だかそんな感じですけれども…。

「それに加えて、影響を受けた○×紹介の場合には、ポール・グレアム論法も使えますから…」

2006-02-11[n年前へ]

「男の子はなぜ女の子より劣るのか」 

今週の中吊り | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト 「男子の学力低下が深刻なアメリカで、性差による学力格差の現状と男女別学指導法の有効性について論じる」というニューズウィーク日本版2006-2・15号の「男の子はなぜ女の子より劣るのか」男と女って(もちろん、人それぞれに色々違うが)違うところがあって面白い。
 一点、記事中に出てくる「結晶の大きさを測定する実験を行った。女子クラスの生徒は、手引き通りに実験を進める。男子クラスでは、まず『これ食べることができますか?』という質問に答えなければならない」という話を、記者が何を示す例として出しているのかについて悩む。

2006-02-17[n年前へ]

「経済ってそういうことだったのか会議」 

http://www.gaga.ne.jp/emperor-penguin/images/7_800_600.jpg佐藤雅彦と竹中平蔵の「経済ってそういうことだったのか会議」 佐藤雅彦と竹中平蔵の「経済ってそういうことだったのか会議」 を読む。松原 隆一郎のようないわゆる「王道・経済学者」でない人の方を私は面白く感じ、竹中平蔵が説く「経済学」に対しては、私は少しばかりつまらなさを感じてしまうのかもしれない。それは、一種の教条主義のようなつまらなさを感じてしまっているのだろうか? 
 後半近くまで、「聴き手の佐藤雅彦が頭良すぎ(あるいは、佐藤雅彦がしつこく質問はしないようにしている)」に感じ、私はオチこぼれまくりになってしまい、非常に読み辛かった。そういうわけで、(最初100ページ弱ほどを除いた)中盤から後半をとても興味深く読む。

「チャウシェスクの子供たち」(ブカレストのピザハット)店のすぐ外の路上で、一人の小さな女の子が壁にもたれて歩道に直に座ってるんです。スカートから出た両足を道の方に投げ出すようにして座ってたんですが、…そのそろえた足の上に幼い弟を寝かせているんです。それが弟のベットなんです。冷たい地面の上に弟を寝かせるわけにはいかないという… 佐藤雅彦「経済ってそういうことだったのか会議」

2006-03-03[n年前へ]

誰でも「必ず」巨乳になるブラのヒミツ!? 

平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研:誰でも「必ず」巨乳になるブラのヒミツ!? Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女誰でも「必ず」巨乳になるブラのヒミツ!?を書きました。「今日の必ずトクする一言」のヤマモトさんから「寄せて上げるブラ」 v.s.「飛び出すブラ」に寄せられた提案&質問から始まる第一弾、です。…それにしても、最後の一文は自分で書いていても恥ずかしいですね。

さて、ブラジャーのことを書き始めたら長文になってしまいました。というわけで、二番目のご質問については…

2006-04-08[n年前へ]

「幸福論」 

幸福論 小倉千加子・中村うさぎが書いた「幸福論」を読んだ。「なるほど」と頷くところは多いのだけれど、「モテ・非モテ論」と同じく、「興味を惹かない箱」に入れた。いや、少し違う。「そんなことは考えてもしょうがない、の箱」だ。頷くところはとても多いのだけれど、その結果を不毛に感じたからだ。そして、「未来はどうなっているんだろう?」という質問にムッっとしたアランケイの「未来を予測したい?なら未来を作ってしまえばいいだろ?」というセリフをふと連想した。

 彼女らが持つ背景・環境・価値観を共有できる人たちは、とても興味深く読むに違いない。その背景・環境・価値観を実におぼろげに想像することしかできない私ですら、頷くところは多かったのだから。とはいえ、この本のどのページも破り撮り残すこともせず、そのままゴミ箱へ入れようと思う。そして、限られた時間を他のことに費やしたいと思う。この本には、(特に他者に対する意識が強かったり、物事に意味をつけたくなるタイプには)たくさん面白いことが詰まっている。しかし、「未来論」を語るくらいなら、ほんの少しでも「未来」を作った方が好みに合うのと同じく、この「幸福論」という本を長く読み返すくらいなら、他のことをしたい。

 そういえば、「幸福」って何だっけ?と思い、新明解国語辞典をひいてみた。なるほど、「幸福」という状態は、「進化を続けてきたことで現在がある生物の世界」とは相反するものなのかもしれない。

 「幸福」現在の環境に十分満足出来て、あえてそれ以上を望もうという気持を起こさないこと。また、その状態。  「新明解国語辞典」
外へ外へと向かっていくそういうエネルギーがなかったら、人類はいまだに洞窟の中で暮らしてたんだろうか。  「イラクと幕末」



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