2004-11-14[n年前へ]
■空の温度
「赤外線放射温度計を持ち歩いて、空へ温度計を向けてみて、空の温度を測ってみた」という話。 「何回か別の日に測ってマイナス11〜マイナス8度くらいだったのだけど、昨日初めて雨の日に測ったらプラス16度くらいになった」なんていうフレイズもなんだかとても雰囲気がある。
■自己表現極大化装置 PIX
動画像やイメージや文章を、高輝度のLEDマトリックスに多様なパターンでディスプレイし、伝えたい感情・意思・情報を美しく、インパクトのあるビジュアルで、鮮やかに表現できる「自己表現極大化装置 PIX」 赤外線通信機能により、PIXに保存したIDを交換したり、 ビジュアルでメッセージを伝えたりすることもできる。 from COULD.
2005-02-13[n年前へ]
■値段表示タグ
いつの間にか赤外線無線方式のこんな値段表示システムに入れ替わっていたイトーヨカドー。「いなげや」ではもう随分前から使っているとか、お買い得品の時には点滅するなんて情報も…。すごい、パチンコのフィーバー状態だ…。
2007-12-29[n年前へ]
■未来の立体ディスプレイが目の前にいる
Head Tracking for Desktop VR Displays using the WiiRemoteを見た。 Wiiリモコンの先端には赤外線カメラがついていて、赤外光を発する点の座標などを検出して、BluetoothでPCに送信することができる。その機能を使い、赤外レーザーダイオードをメガネにとりつけたユーザの顔位置をWiiリモコンで検出し、その位置に合わせた画像を描画するというシステムだ。結構面白い。
前に『「未来の立体ディスプレイ」を作る』で遊んでみたディスプレイも類似のテクニックを使った立体表示法だ。Head Tracking for Desktop VR Displays using the WiiRemoteがディスプレイが固定されていて、そのディスプレイに対して動くユーザ視点を検地するのに対して、Thinkpadの加速度センサを使った立体ディスプレイの方は、固定されているユーザ視点に対して(位置を変える)ディスプレイが動く、という違いである。Wiiリモコンでなく普通のビデオカメラで同様なことをした例であれば、「ViewFrame2-マーカレス顔部検出手法を利用した“ViewFrame”-」などがある。
誰もが携帯電話や、人によっては、PDAを持ち歩いている。そして、それらの機器には加速度センサや小型カメラといった各種センサが搭載されている。つまり、上にリンクしたような「立体表示」が可能な機器を私たちは持ち歩いている、ということだ。だから、未来の立体ディスプレイがもうすぐ手に入るような気がする。
そして、「視差がないのに立体を表示するディスプレイ」の課題を解消するための鍵は、実は「遠山式立体表示法」の効果原理にあるかもしれない、と素人考えをすることがある。遠山式立体表示法の大きな効果は(そういう発表記事を見たことはないのだが)目のピントが合う領域をごく限られた部分だけにすることができるところに実はあったりするのではないか、と思うことがある。だとしたら、傾けたディスプレイ・デバイスで立体表示すると非常に効果的ではないだろうか、と妄想したりするのである。2008-02-20[n年前へ]
■Wiiリモコンの加速度センサで姿勢検知
PC+加速度センサを使ったアプリケーションを作ろうとする場合、12インチでSXGA+程度の高解像度ディスプレイを備えたTabletPCを念頭に置いて作ることが多い。手に持つことができて、低解像度のデバイスでなく、姿勢検知センサを積んでいる…つまり、Lenovo(旧IBM) Thinkpad のX60Tか、ToshibaのPortegeという機種である。とはいえ、もちろん、その他のPCでも色々と位置・姿勢検知をして、それに応じた各種処理をして遊んでみたくなったりもする。
そこで、Wiiのリモコンを手に入れた(ありがたいことにハイヨとくれた人がいた)。加速度センサや赤外線センサを積んだWiiリモコン、つまりは、センサの塊であるWiiリモコンを使えば色んなことができる。…というわけで、下に貼り付けたのは、WiinRemote.exeによるWiiリモコンのセンサ取得例である。
こういったWiiリモコンを使った姿勢取得例のように、Wiiリモコンのセンサ取得APIを使うこともできる(もちろんThinkpadの加速度センサなどを使うことも出来る)汎用の加速度・姿勢検知用のクラスを作っておくことにしてみた。これで、Lenovo や Toshiba以外のPCでも使うことができるアプリケーションを汎用的に作る・使うことができるだろう。また、Thinkpadのような2軸加速度センサ搭載機よりも1軸多い3軸加速度(姿勢)を使うことで、色んな計算が楽になるかもしれない。