hirax.net::Keywords::「赤外線」のブログ



2009-01-11[n年前へ]

カメラ付きケータイで赤外の世界を見る 

久々に「できるかな?」を書きました。題して、「カメラ付きケータイで赤外線の世界を見てみよう!?」です。銀塩カメラで赤外線写真を撮っていた頃と違って、カメラ画像を見ながら撮影できるケータイ(のカメラ)なら、露出不足・過剰になったりという失敗をすることもなく、とても簡単に赤外線写真を撮ることができます。しかも、静止画だけでなく赤外線で見た動画を撮ることも簡単です。

 という具合で、カメラ付きケータイのカメラを赤外線カメラに改造し、撮影したりするのはとても簡単なのですけれど、こういうこともありますから・・・夏の海辺で赤外線カメラ付きケータイを持ち歩くのは止めておいた方が良いでしょうね。

赤外線写真






2009-01-12[n年前へ]

オービスと同じ目で「車のナンバー」を眺めてみよう 

  「プリンタで偽造したナンバープレート」と「速度取り締まり機の撮影波長」「プリンタで偽造したナンバープレート」と「速度取り締まり機の撮影波長」 実験編 Part.1で、で、「赤外光をほとんど吸収しない通常のカラーインクで偽造したナンバープレートが、一体どのように速度取り締まり機(オービス)に写るか」ということについて考えたり、「濃い緑色の文字色でないと、偽造プレートは赤外線で見れば”のっぺらぼう”に見えてしまうかもしれない」といった簡単な実験をしてみました。

 今日は、赤外線カメラ付きケータイに改造したケータイで、車のナンバーを実際に撮影してみました。つまり、オービスと同じ目で「車のナンバー」を眺めてみたのです。その結果が、上の2枚の画像です。左が白地に濃い緑字のナンバープレートで、右が黄色時に濃い緑字の軽自動車のナンバープレートです。人が眺めた時には全然違うように見えるナンバープレートも、同じように鮮明に見えることがわかります。

 赤外線カメラ付きケータイを持ち歩き、いつか”プリンタやコピー機で偽造した”偽造ナンバープレートを付けた車を見かけたら、すかさずシャッターボタンを押してみようと思っています。オービスと同じ目で眺めたら、一体どんな風に見えるのでしょう?

軽自動車のナンバー普通自動車のナンバー






2009-01-13[n年前へ]

赤外線の目で交通標識を見てみよう 

 ”赤外線カメラ付きケータイ”を持ち、町中を歩き回りました。そして、赤外線の目で世界を眺めてみたのです。人の目に映る可視光の世界と、人には見えない赤外線の世界を比べると、何だか違う生物にでもなって景色を眺めているような気分になります。

 下に貼り付けた動画は、「可視光で見た交通標識」と「赤外線で見た交通標識」です。赤外線で見ると、交通標識はノッペラボーです。交通標識を、(900nm程度の)赤外線しか見えない動物が眺めたら、こんな風に見えるわけですね。




2009-01-25[n年前へ]

可視光吸収・赤外線透過フィルターの入手法 

 「カメラ付きケータイで赤外線の世界を見てみよう!?」では、カメラ付きケータイを赤外線カメラに改造してみました。この改造に必要な「可視光吸収・赤外線透過フィルター」は、大きなカメラ屋さんか、あるいは、アマゾンなどでカンタンに買うことができます。たとえば、「IR 76 7.5X1 光吸収・赤外線透過フィルター(IR) 」「IR 86 7.5X1 光吸収・赤外線透過フィルター(IR) 」「IR 96 7.5X1 光吸収・赤外線透過フィルター(IR)」といったものをアマゾンで買い、携帯電話のカメラの前に貼り付けてみれば、草木輝く赤外線写真の世界を簡単に楽しむことができます。IR xxといった型式番号の数字はxx0nm以下の光を透過させず、それより波長が長い光を通過させる、という意味です。ですから、たとえば、IR 96なら、960nmより波長が長い光だけを眺めることができるわけです。

 このフィルタの大きさは7.5cm×7.5cm程度ですから、可視光とは全く異なる世界をケータイの液晶画面で楽しんでみたい人は、このフィルタを1cm×1cm程度に切り、ケータイのカメラレンズ前に貼って楽しんでみると良いかもしれません。

2009-03-20[n年前へ]

ソフトウェア・トゥー、ポラロイドや赤外フィルムに対応した「FilmPack v2」 

 ソフトウェア・トゥー、ポラロイドや赤外フィルムに対応した「FilmPack v2」発売

 ソフトウェア・トゥーは、DxOのフィルムシミュレーションソフト「FilmPack v2日本語版」のパッケージ版を4月30日に発売する。価格は1万2,980円。FilmPack v2は、デジタルカメラで撮影した画像に銀塩フィルムの色や粒状感を再現できるソフト。新バージョンでは27種類のフィルムプロファイルを追加したほか、8種類のカラーフィルタも利用可能になった。フィルムプロファイルでは、新たに「ポラロイド669」などのインスタントフィルム7種類や、「コダック HIE」などの赤外線フィルム3種類を追加した。そのほか、ポジ、ネガ、モノクロフィルムの新銘柄が利用可能になった。



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