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2014-04-10[n年前へ]

いつだって「背中にランドセルを背負った人生一年生」なヤツらこそ最高だ! 

 十年数年くらい前に、お世話になったライターさんが「三十代前半は気をつけないといけない年齢だから」と言っていた。その後色々あって、その言葉にとても感銘を受けた。とはいえ、その数年後には、そのお世話になったライターさんから「四十代も気をつけないといけない年齢だから」という言葉をありがたくも承り、人生いつまでも「大変な年齢」なんだなぁ…と苦笑とともに気づかされた。

 そのライターさんが教えてくれた他の名台詞に、「下ッパーず」というものがあった。底辺を形にしたような「シタッパ」の複数形である「三等兵」を表す言葉を聴きながら、とても感銘を受けた。…なぜかというと、私が尊敬していた人たちは、みんなそんな「下ッパーず」なベクトルを持つ人たちだったからだ。逆に言えば、手を動かさなくなって・成長しようと苦しくあがくことを止めてしまった瞬間に、何かしらの「年老い」を感じてしまったからだと思う。

 三十代や四十代で(もちろん20代でも、50代でも、60代でも同じことだ)成長しようと苦しくあがくことを止めてしまう人がいる。そういう人の気持ちもわからないでもないけれど、そんな人を尊敬できない気持ちがあるのも本当だ。いつだって「背中にランドセルを背負った人生一年生」なヤツらこそ最高だ!と思う気持ちは、捨てられない。