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2001-04-25[n年前へ]

単数形・複数形 

 Dreams come trueとDream comes trueだと、やっぱり前者の方が良いザンス。夢が一つだけなんてつまらないし。

2002-04-25[n年前へ]

Mind of Japan 

 今日のメモ(リンク

2003-04-25[n年前へ]

私たちの願い 

 もらったメール。自分の手元だけで読むのも…、というわけで。

 ***は東京に比べ、とても職種の少ないところです。科学を学んでも、工場で働くというのが 一番多い進路。将来の夢というのがとても狭くなっていて勉強を続けることや、進学するという意義がわからない学生がほとんどです。そんな学生たちに 就職のためだけでない科学を少しでも知ってもらえればというのが 私たちの願いです。
 期待には応えられないだろうけど…、ね。

地球物理って…。 

 「判明! あの「NOVAうさぎ」の声の主…」でビックリの「NOVAうさぎ」を作曲する人もいれば、はてなを作る人もいれば…、私小説を出版する教授もいれば…。
 あぁ、働けど働けどじっと手を見てしまう今日なのである。

2004-04-25[n年前へ]

「見たのかオマエ?」「いや見てないけど」のバスト形状を勝手に決めよう 

胸囲的地図 借力さんの手にかかると、変なもの(wema)も 胸囲的地図として動き出す。胸囲的地図の中では付箋の位置情報が見事なまでに活用されている。

 「仲間由紀恵のバストを見たのかオマエ?」とツッコまれても、そこはやはり「いや見てないけど、勝手な印象で…」として答えるしかない。行ったことのない世界の地図を書いてみてもバカ世界地図になってしまうように、見たことのないバスト形状を勝手に決めたらバカ胸囲的形状地図ができてしまう。それはまさにキョーイの世界。

 できるならば、本人達による「思いこみ胸囲的地図」も見てみたい。本人達の「希望・理想」が見事なまでに反映された「思いこみ胸囲的地図」も同時に眺めてみたい。それもきっとキョーイな世界。

バッドノウハウカンファレンス 2004 

 (遠くから)その題名にはとても興味を持って眺めつつも、渋谷は遠いし、街は騒がしそうだし、perlは別世界の魔術だし、なんていう風に思っていたりもしたけれど、何かの縁ということもあるわけで、とりあえずバッドノウハウカンファレンス 2004に参加してみることにしよう。「バッド」でも「グッド」でも何にせよ「ノウハウ」なんて持ち合わせていないから、話す内容は「オッパイ星人とバッドノウハウ(仮題)」とでもしておこうかな、と。

「辞書単語登録プログラミング」 面白一発芸 編 

「辞書単語登録プログラミング」 面白一発芸 編 「文字」も「画像」も自由自在だぁーです。標準添付の画像入出力の例に加えて、GraphVizやGnuPlotを使った例を書いてみました。GraphVizを使った例などでは、こんな風に

  コナンは蘭を好き
  蘭は新一を好き
  コナンは新一に戻れない

なんて文章をクリップボードにコピーした上で、「関係」なんて入力し・変換すると、アラアラ不思議「文章の内容、入力した曖昧な言葉」が変換されて、「その言葉が表すものが形を伴って目に見える画像として姿を現します」 ハイ、これが「辞書単語登録プログラミング」です。

 さてさて、あまり「辞書単語登録プログラミング」とは関係ありませんが、こんな風にGraphVizを何処からでも簡単に使えるようになると、人間関係や特に三角・四角…関係でお悩みの方にはいじってみる価値アリ?だと思います。哀しくなるくらいに、きっと適切な図が変換・表示されるんじゃないか、と。なんだか、とても不毛ですけどね。

 もっと、本題とは離れてしまいますが、何にせよ「スキ」とか「キライ」というものの収支はどうにも合わないのが普通だと思います。そういうものを「適切な図」で表現してしまうと、何だかとてもやるせなくなったりもするかもしれません。まだ曖昧な文章の方が良かったなんていう風にも思ったりもするかもしれませんねぇ、時には。

LifeSwitch 

 人は時に「『ふりだし』を探して遠くに行ったりもする」 カメラを携えて戦場カメラマンの真似をしてみたり、留学をしてみたりもする。人それぞれ選び方は違うだろうけれど、ボランティア活動に携わってみたりするのもきっとそのうちの一つなんだろう。

 そんな、知らない遠くの世界での生活をプチプチ体験することができるLifeSwitch. NGO主催のこのサイト、確かに人を引きこむ魅力があるかも。 from COULD

はてなダイアリーの偽善者(人間情報度)度診断結果 

偽善者度診断の結果 この面白い結果は是非グラフで眺めたい、と思ったら、グラフもちゃんと作成して頂けた。いや、本当に素晴らしい「はてなダイアリーの偽善者度診断の結果」である。 結構、綺麗な正規分布になっていることが面白い。

何でもかんでもSPAMフォルダへ 

 最近、受け取ったメールをなんでもかんでもSPAMフォルダに直行させています。例えば、メール中に"Hey,"なんて単語があったら、即SPAMフォルダに直行です。つまり、私からすると陽気なアメリカ人からのメールは全てSPAMです。もちろん、それだけでなくてメールの中に"ニイハオ"なんていう単語があってもやはりSPAM直行です。そう、私にとって中国人からのメールだって全てSPAMです。これには、少し私怨も混じってはいるのですけれども、とても失礼な話です。

 さらには、各種言語で送られてくるViagra関連のSPAMに耐えかねたため、メールの中に"Vi*g*"なんて単語が入っていても、やはりSPAM直行です。たとえ、それが実は「酢」の売り込みだったとしても、私のメーラーはそれをバイアグラ売り込み関連のメールと判断して、SPAMフォルダに直行させてしまうのです。

 というわけで、もし私宛に出した(〆切のある)メールへの返事が帰ってこない、という方がいらっしゃいましたら、お知らせ下さい。できましたら、"Hey,"とか"ニイハオ(の漢字)"とか"Vi*g*"なんていう単語が含まれていないメールでお知らせ頂くのがベターです。

2005-04-25[n年前へ]

王子 

王子王子王子王子






Blue moon @ 30th at 13:48 

「2007 June 1st 01:02」というのはBlue moonではなく、その月の終わりの「30th at 13:48」という方がBlue moonになるのではないでしょうか?
 ありがとうございます、そうですね。というわけで、このご指摘をもって修正代わり、としておきます。

「アホの遺伝子」 

 松本修 探偵!ナイトスクープ「アホの遺伝子」から。

一行(一文)で説明できない番組は、ヒットしない。「一文で、説明すべし」原則で、他人の企画案を読むと明察によって書かれたものか、本人もよくわからいままででっち上げられたものなのか、簡単に見分けがつくのである
 本は「探偵!ナイトスクープ」の企画立ち上げの話に始まり、最後は「(元野球選手が車いすに乗って立ち往生するシーンがあった放置自転車追放キャンペーンCFが避難を浴びて以降)テレビでは理由がどうであれ、健常者が車いすに乗るのがはばかられる世の中になってしまったが、『素晴らしき車椅子の旅』では北野誠探偵が車椅子に乗るべくして乗ることができた」という話。

2008-04-25[n年前へ]

「"複雑極まりない"複素平面」上に「仕事」と「趣味」を描く 

 複素平面"complex plane"は、複素数"complex number"の実部をx軸(実軸=real axis)・虚部をy軸(虚軸 = imaginary axis)にプロットしたものである。3+2iという複素数であればxy平面にx=3,y=2にを示す、そんな平面が複素平面だ(iは虚数単位=2乗した時に-1になる数である)。

 『「仕事」と「趣味」を2次元マップで1分以内に描け』言われたら、あなたならどう描くだろう?(同世代の)"Schemeを愛するプログラマ"が描いた「趣味と仕事の関係を描いた2次元チャート」を眺め、ふと私も「仕事」と「趣味」のイメージを2次元マップに描いてみたくなった。

 趣味を訊かれるといつもちょっと困る。私には趣味と仕事の違いがよくわからないからだ。
   Shiro Kawai

 人によって「仕事」と「趣味」というものの捉え方は違うだろうけれども、できる限り一般的に「仕事」と「趣味」という領域を2つの軸上に配置させるとしたら、どのように「仕事」と「趣味」を描くだろう?そんなことを「クイズの回答者になった気分で」描いてみたら、それは「複素平面」だった。(その人自身に対する)実利的・物質的でまさにリアルな"Real axis"と、イメージ的な「心の軸」を示す"Imaginary axis"というまさに実軸・虚軸で表現された複素平面である。


 この複素平面の縦軸(の上方向)は、自分の心を豊かにする軸と捉えることができるだろう。「虚」という文字よりは、"Imaginary"という文字で捉えたい「(その人自身の)心の満足」を示す軸、である。
 そして、横軸(の右方向)は、その人自身を実利的に満足させる軸である。しかし、その自分への「実利」という軸は、実は他人が何らかの形で価値を感じたことを示す軸でもあると思う。なぜなら、その「実利」は「他者が得た価値」が回りまわって流れてきたものに違いないからである。他人が得た満足が姿を変えたものであるから、である。つまり、この複素平面の横軸は「自分への実利」を示す軸であると同時に「他者を豊かにする軸」なのである。

 ひとことでまとめてしまえば、この複素平面は「本人(自分)の満足」と「他人の満足」という2つの軸で形作られる平面なのだ。

'Cause we are living in a material world. You know that we are living in a material world.
  Madonna "Material Girl"

 その人ごとに「仕事」と「趣味」の位置づけがあると思う。どんな軸を使って、どんな風に「仕事」と「趣味」を捉えるかは、みなそれぞれ違うはずだ、と思う。「自分の中で辛さを感じながら、実利を得る仕事」もあれば(右下の象限)、「自分自身の楽しさとともに実利を得る仕事」もあるはずだ(右上の象限)。そして、さらに言うならば、同じ仕事であったとしても、その仕事がどこに位置するかは、人それぞれ異なっているだろう、と思う。そして、同じ一人の人がする同じ仕事であったとしても、きっと「その捉え方」「その座標」は変化し・移動していくものだろう、と信じている。

俳諧で「虚実」ということがしばしば論ぜられる。数学で、実数と虚数とをXとYとの軸にとって二次元の量の世界を組み立てる。虚数だけでも、実数だけでも、現わされるものはただ「線」の世界である。二つを結ぶ事によって、始めて無限な「面」の世界が広がる。
   寺田寅彦 「無題六十四」

 もしも、上に描いた複素平面="Complex plane"、それを言い換えれば言葉通りの「複雑極まりない世界」の上に、今のあなたが抱えているだろう「仕事」と、あなたが楽しんでいるかもしれない「趣味」は、どんなXY座標上にプロットされるだろうか。"複雑極まりない"複素平面上に、あなたはどんな軌跡を描いているだろうか。


仕事と趣味の複素平面






2009-04-25[n年前へ]

IWAI(イワイ)のロードレーサーを整備する 

 IWAI(イワイ)のロードレーサーをもらったので、整備しながら20km走ってみた。街中の道を走ると、20kmほどの道のりですら1時間程度かかる。なるほど、「自転車で通う距離の限界は?」での調査結果のように、毎日走り続けるなら15km x 2程度が限界なのかもしれない。それに、それは一日2時間弱の時間を、運動に使うか、読書などに使うかという「選択の問題」でもある。

 自転車通学・通勤の限界は何kmくらいだろうか。そんな疑問を聞いて回ってみると、「10~15kmくらい」と答える人が多い。

 サイクルコンピュータ(サイコン)を見ながら走っていると、なんだか面白いけれど、もっと工夫をしてみたくなる。ケータイ(携帯電話)プログラミングと100円ショップで格安で入手できる材料と、そして無尽蔵にあるはずの自分たちのアイデアで、サイクルコンピュータを作ってみたら、とても面白そうだ。

 自分の手で・力で何かを作る、自分の足の力で移動する。そういう瞬間はとても楽しい。そして、目の前の状況に応じて操縦していく感覚は何より心地よく・爽快だ。

自転車






2010-04-25[n年前へ]

Ruby で書いた計算プログラムの実行速度 

 「入門レベルの問題ですが」と前置きをされた上で、プログラミングの「問題」を出された。「5分間でコーディングして下さい。あと、プログラムの実行時間が2秒を超えるなら誤答です」と言う、厳しいオマケの言葉付きで、そんなお題を出された。

 とりあえず、頭を雑巾のように振りしぼり、単純そうな解法のRubyコードを書いてみた。…しかし、2秒で計算を終えることはどうしてもできそうにない。少なくとも、その100倍以上の計算時間がかかる。

 「これは見当違いの解法アルゴリズムだったか…」と思いながら、出題者におそるおそる提出してみると、「アルゴリズムは合っている」という。とりあえず、「解法を思いつかない」という最悪の自体は避けられたが、それにしても、もう少し高速化して提出したかった。

 Rubyで書いたのは、こんなコードだ。このRubyコードを高速化しようと思うなら、どのようにすれば計算時間を短くすることができるだろうか。また、同じ解法を他言語で実装した場合、Rubyコードとどのくらい計算速度が違ってくるものなのだろうか。

def makeRect(n)
  data=[]
  n.times{ data<<[rand(),rand(),rand(),rand()] }
  return data
end

def makeMesh(rects)
  xg=[]
  yg=[]
  rects.each do |xt,xb,yt,yb|
    xg<<xt<<xb
    yg<<yt<<xb
  end
  xg.sort!
  yg.sort!
  mesh=[]
  (xg.length-1).times do |x|
    (yg.length-1).times do |y|
      cx=(xg[x]+xg[x+1])/2
      cy=(yg[y]+yg[y+1])/2
      area=(xg[x+1]-xg[x])*(yg[y+1]-yg[y])
      mesh<<[cx,cy,area] if area>0
    end
  end
  return mesh
end

rects=makeRect(1000)  
mesh=makeMesh(rects)
area=0 
mesh.each do |x,y,a| 
  rects.each do |xt,xb,yt,yb|
    if xt<x&&x<xb&&yt<y&&y<yb
      area+=a
      break
    end      
  end	
end
puts area

 「お題」を書け、と言われそうですが、どこぞのプログラミング・コンテストで出題されるかもしれないということもあり、「お題」自体は書かないでおきます。また、「お題」がわかりづらいように、コメントを削除してあります(といっても関数名・変数名から、ある程度は想像できそうにも思いますが)。というわけで、回答コードをもとに、「お題」の内容を逆に想像してみると、そしてより良い解法を考えてみたりするのも、面白いかもしれません。ちなみに、上記コードで、makeRect(1000) としている部分は、問題が訂正され、数百程度になりそう、ですね。

2012-04-25[n年前へ]

割れたiPhoneディスプレイに「セルラ・オートマトンの芸術」を見る!? 

 街中で、iPhone4を落とした。左手をスルリと抜けだし、クルリクルリと回転しつつ、iPhone4は空中にダイブした。無重力状態を十分堪能した後、iPhoneはコンクリートの上に見事に画面を這いつくばらせるように着地して、ガラスが割れた。

 その割れ目を眺めてみると、これが雪崩や砂の割れ目実験結果のようで、何というか実に美しい。直線的に伸びる亀裂の途中から、新たな亀裂が伸びていく。その亀裂は、綺麗に二等辺三角形を描き、全体として絶妙なピラミッド模様を形作っている。…セルラ・オートマトンが描き出す「進展模様」をも連想させ、科学美術館のようで、これは実に美しい。

 iPhoneが、コンクリートの上にぶつかった瞬間、一体、どんな応力が生じ、どんな破壊の進展があったのだろうか?

2013-04-25[n年前へ]

Facebookビッグデータで知る「十代で結婚すると離婚する!?」「中高年男性が若い女性と結婚したがる!?」の法則 

 WOLFRAM BLOG にFacebookのビッグデータをMathematicaで解析した結果 "Data Science of the Facebook World"が掲載されています。これが…実に面白い(福山雅治@ガリレオ風)のです。

 下に貼り付けたグラフは、横軸を年齢に「恋人無し・有り・婚約中・既婚(中)…」の比率を示した積み上げグラフです。既婚(中)の人の比率が十代から二十歳くらいにかけて大きく減っている、つまり、十代で結婚すると離婚する!?ということが示されていたり、三十代半ば以降は「恋人無し」の比率が一定でほぼ変わらなかったり、二十代前半から後半に掛けては、「恋人有り」「婚約中」の比率(≒期間)が比較的多い(長い)といったことがわかります。

 ちなみに、男女別の解析結果(グラフ)を眺めると、「女性は(男性より)早めに結婚するけれど、三十代後半以降は独身率はほぼ一定になる」とか、「男性は三十代後半以降も、ジワジワ独身率が減る(結婚したがる!?しかも相手は自分より若い女性と!?)」というさまが見て取れます。

 うーん、これは実に興味深い。