2006-02-01[n年前へ]
■「記憶の中の瞬間」と「スローモーション動画作成サービス」
Tech総研ブログ平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「記憶の中の瞬間」と「スローモーション動画作成サービス」を書きました。曖昧な考えを、そのままつらつらと書き始めたら、ずいぶんと長い文章になってしまいました。
「ひとこと」で言ってしまうと、「記憶の中の風景」ってどんなものだろう?それはもしかしたらスローモーションの動画みたいなものかもしれない?というような話です。
けれど、(動画を記録する)ビデオカメラではなくて、一瞬を捉える静止画を撮影する(スティル)カメラを使い続ける人、動画より静止画を好む人も多いように思います。そんな人たちが多い理由は色々あって…
■「自分のベストは…」
「(自分のルールや正義を他人に強いる人って)他人の人生でマスゲームでもしたいのかしら」という倉田真由美の「ほやじ日記」(週刊朝日 2006.2.10).
人はそれぞれ、自分のベストを選択すればいい。それは必ずしも、他人にとってのベストではないのだ。…自分のベストは自分のものでしかないことも忘れないで欲しいと思う。 「ほやじ日記」 倉田真由美
2006-02-02[n年前へ]
■「相手の目線で自分診断」
自分を眺める相手の視線から自分を知ろう、という「相手の目線で自分診断」これは、一刀さんの素晴らしき人間スケッチだ。
ところで、もちろん「自分の目線」は自分そのものであるはずだ。から、「自分の目線」から「自分診断」をすることだってできるはずである。…というわけで、リンク先の目線を自分がもしもしていたとしたら、(上から)「私はオッパイ星人です」「(相手が巨乳なら)私はオッパイ星人ではありません」「私は物怖じしません」という感じだろうか。
■「未来と過去のNEWS」
from n年前へ.
ふと思うのは、「過去から繋がるNEWS」というものはとても自然なものかもしれない、ということです。過去も未来も、結局はメビウスの輪みたいなものかもしれませんし、ということは案外振り返った過去は未来に繋がっているのかもしれませんし…
結果的に出来上がった写真、つまり再現された写真というものは、その人間なりの主観によって認識された、その人間の世界ということができる。
■「今後のICCの活動について」
"To be continued."ということらしい「今後のNTTインターコミュニケーション・センター(ICC)の活動について 」
2006-02-03[n年前へ]
■スニーカー用バーサライタ
1列に並べた発光ダイオード(LED)を横に動かして、その残像を使って画像や文字を表示させるのが、バーサライタ(携帯扇風機バーサライタ, レゴで作る空中メッセージ, 自転車用バーサライタ)。そんなLEDを10個ほど取り付けて作ったバーサライタをスニーカーに取り付けた「スニーカー用バーサライタ」 このスニーカーを履いて夜の街を走れば、足下には光る文字列が出現する。
■OpenGLアプリからポリゴン「キャプチャ」
実行中のOpenGLアプリケーションからグラフィックボードに送られる命令を横取りし、表示されているポリゴンデータを「キャプチャ」することができるWindows用ソフト "OGLE (OpenGL Extractor)"の紹介記事。例えば、PCゲームの登場人物や物のポリゴンデータを取得して、そのポリゴンデータをアレコレすることができる。…ということは、DirectX版の同じようなソフトが出たら、美少女ゲーム界が恐ろしいことになる?かも?
インストール手順や操作感はinquisitorが詳しい。Google EarthをOpenGLモードで起動し、Times Squareを「キャプチャ」して…という例を眺めていると、色々遊んでみたくなる。
2006-02-04[n年前へ]
■Google Earthカーナビと建築申請書から自動データ作成
「Google Earthを用い、高精細三次元画像なルート表示を行なうカーナビ開発」という「Google EarthがVolkswagenのカーナビに」という記事に対するこのコメントに感心する。元データ作成を多くの人たちが行い、結果としてその多くの人たちが便利さを享受する感じが良い感じだ。
元コメントでこの後に続く「Googleなりが参照しやすいインターフェースを用意する」には、(それが悪いという意味は特になく)GoogleあるいはそのGoogle亀の甲羅の上に乗る子亀たちに「鵜飼い」業種の雰囲気が少し漂うかも。
ビル等の建築物の建設申請書のデータを処理して建築物の外形の3D データって作成できないんですかね。行政がそれを自動作成して配布してくれないかな。
2006-02-05[n年前へ]
■北千住・東久留米
あっという間に、インラインホッケーのプレーオフは終わり、北千住アメージングスクエアから十数年ぶりに東久留米へ向かう。高校生になった頃に、いつも酔って歩いた道のりを、iPodで音楽を聴きながら歩いて会場に向かう。
横に置いてあるDX 7を懐かしく眺めながら、ビールとカクテルと…をクピクピと飲みつつ、最後には新郎と新婦が演奏するウルフルズの「いい女」を聴く。
世界で一番 おまえが好きでほんとに出会えてよかったと思ってるよ
■「情熱的な態度」
from n年前へ.
何かを情熱的に追求する者は、すべて逃亡者に似た特徴を持っている。情熱の根源には、たいてい、汚れた、不具の、完全でない、確かならざる自己が存在する。 エリック・ホッファー 「魂の錬金術」
2006-02-09[n年前へ]
■「人を楽にする作業」
from n年前へ.
「私たちにとって、パートさんたちにとって、仕事って何なんだろうね。この作業が自動化されたのをみて、パートさんは喜ぶんだろうか、悲しくなるんだろうか」
人間は、決してあきらめてはならない「ロボット (R.U.R)」 カレル・チャペック
2006-02-10[n年前へ]
■「百三歳になったアトム」「高天原に神留坐す」
from n年前へ.
夕日ってきれいだなあとアトムは思うだが気持ちはそれ以上どこへも行かない
なにか心配事があってもだいじょうぶですよ一生懸命がんばったらあとは神様に おまかせすればいいのです人はやがて いつかみんな 死んでしまうのですから
■アスリート向け「使い捨てカラーコンタクト」
「短波長の光をカットすることで、対象物が鮮明に見えるようにする」というナイキ社のアスリート向け「使い捨てカラーコンタクト」に関する記事(日本語記事)。「このアンバー色のレンズを装用すると、不穏な感じの赤みがかった恐ろしげな瞳になる。その赤い眼により(自分を)威圧的に見せ、勝負で優位に立てるメリットも…」という。しかし、その「不穏な感じの赤みがかった恐ろしげな瞳」は日本人の感覚からすると、普通の瞳に見える…気も。
そして、カラーコンタクトと言えば「カラーコンタクト品質にご用心 おしゃれ用、視力低下例」なんていう記事も。
■タブレット版に改造した12"iBookの写真
Tech総研「タブレットiBook が売りに出た!?」で書いたタブレット版に改造した12"iBookの写真をebayで眺めることができます。とても自然で気持ちよく使えそうなデザインです。
もちろん、眺めることだけではなくて、買うことだってできます。ただ今のお値段、1,225米ドルなら…欲しくなる人も多いはず。
■タブレットPC PORTEGE M400
TOSHIBAのTablet PC PORTEGE M400発売。カスタマイズすれば、12.1インチ・ディスプレイに1400x1050の画面解像度、4GBのメモリ容量、光学ドライブ内蔵(差し替え可能)、Core Duo 2.16GHz…と、魅力ある製品。…しかし、2.1kgと少し重いか。
2006-02-11[n年前へ]
■「四捨五入と五捨五入」
from n年前へ.
自分自身が、四捨五入される感覚というのはありがちなものだと思う。今時の季節であれば、もしかしたら受験生なんかはそんな感覚を持つことも多いかもしれない。 四捨五入では、「どこかの桁」が切り捨てられるか、あるいは、切り上げられるかは、その桁自身の値の大小で決まる。ところが、五捨五入だと、その桁を切り捨てるか切り上げるかは、(その桁ではなく)その上の桁が決める。 つまりは、自分の運命決定権は自分の上の桁が持っていて、自分の行く末を決めてしまう。「自分を四捨五入する」と「自分が五捨五入される」のと…
■「ギガピクセルフォト作成プロジェクト」
「函館山から見た函館市内と、その周辺の地域のディジタル写真を10ギガピクセル以上の1枚の巨大な画像に合成し、インターネット上で自由に閲覧するシステムを構築する」ということを「公立はこだて未来大学のシステム情報科学演習」授業の中で行っている「ギガピクセルフォト作成プロジェクト」 約3000枚の画像を合成し、10ギガピクセルを超える画像を作成・表示している。
■「男の子はなぜ女の子より劣るのか」
「男子の学力低下が深刻なアメリカで、性差による学力格差の現状と男女別学指導法の有効性について論じる」というニューズウィーク日本版2006-2・15号の「男の子はなぜ女の子より劣るのか」男と女って(もちろん、人それぞれに色々違うが)違うところがあって面白い。
一点、記事中に出てくる「結晶の大きさを測定する実験を行った。女子クラスの生徒は、手引き通りに実験を進める。男子クラスでは、まず『これ食べることができますか?』という質問に答えなければならない」という話を、記者が何を示す例として出しているのかについて悩む。
■hirax.net カムバック
しばらくの間、というよりずいぶん長い間、hirax.netのトップページも(トップページからリンクされている)「できるかな?」もほったらかしにしていた。これではいけない、これではまずい。
…というわけで、まずはページの掃除をして、気分一新してみました。まっさらさらになったページを眺めてみると、なんだかやる気が湧いてきます。
■カスタマイズLinux isoイメージ作成サービス
「ブラウザ経由で、ディストリビューションやインストールするコンポーネントやネットワーク設定などを入力し、サイズの小さなインストール用の最新iso イメージファイルをダウンロードすることができる」という"カスタマイズLinux isoイメージ作成サービス"Instalinuxの記事。
2006-02-12[n年前へ]
■斜め配置CCD・CMOSの秘密 前編
「hirax.netラボ」と題して、「斜め配置CCD・CMOSの秘密 前編 (2006.02.12)」というものを書いてみました。ラボなんて言っても、旧名称は「自主学習」だったページですから、大した内容ではありません。もちろん、話の確からしさなんて怪しいものです。
話の内容は、「画素を45度回転させ斜めに配置した」クリアビッドCMOSセンサをSONYが発表した時に、Fast & First 情報掲示板(No.9601, No.9603)で書かれていた「斜め配置センサと通常配置センサの解像度」についてのエトセトラ、です。Fast & First 情報掲示板を面白く読みながら、書かれていたことを自分なりに整理して、つらつら考えた内容をメモしてみたというわけです。
■「消費の価値」と「人の価値」
経済学者の松原 隆一郎 と「捨てる技術」の辰巳渚が書いた「消費の正解 ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか」を読んだ。「経済学というのは「人の価値感」というものが、どういうものなのかを考える哲学なんだなぁ」としみじみ感じながら読んだ。私は本を読むとき、気になったページを折る。読み終わったこの本を眺めてみると、とてもたくさんのページが折られていた。
一見関係なさそうに思えるかもしれないが、「ネット」というものに興味がある人は一読してみると面白いはずだ。この本のタイトルには興味を感じなくても、本屋で手にとって読んでみると面白いと思う。私がこの本から読み取った内容を短く書いてしまうと、こんな感じになる。
消費とは何なのか?そこからは、どんな価値が生まれるのか。人が消費をするとき、そこにどんな価値が生み出されのか。つまりは、人の存在にはどんな可能性と価値があるのか。
2006-02-13[n年前へ]
■「日本女性のブラジャーの平均サイズは?」
「1980年には過半数を超えていたAカップだが、92年以降Bカップが最も多くなり、96年にはCカップに抜かれ、今や10%あまり。そして昨年度は、ついにB、Cカップが同じ比率」という「日本女性のブラジャーの平均サイズは?」 ちなみに、一番の「売れ筋サイズ」つまりは「日本女性の最頻値」は「B70・B75・C70」だとか…。
■「希望学」
「希望を社会科学する」という東京大学社会科学研究所の「希望学」 「希望は、それが実現困難であればあるほど、失望に終わる可能性が高くなる。希望は求めれば求めるほど逃げていく。個人の内的な充実にとどまる希望もあれば、個人が希望を持って行動した結果として、それが何らかの社会的な影響を及ぼすものまである。人はどのようにして希望を持ち、そして失うのか。希望は社会とどのような関わりを持つのか?」という言葉を眺める。
希望学は、社会のなかでの希望の意味とありかについて、一人ひとりが探求するための科学的プロジェクトです。私たちは社会科学者として、事実の積み重ねを通じて、希望について考えていきます。
■バスト電子マッサージャ
「バストを電気マッサージでバストを一日15分マッサージすると、とっても形が良くなりますよ…」という"バストのお医者さん"バストドクター(Bust Doctor)。
バストドクターを装着した女性の姿は、まるで昔のロボットアニメの女性型ロボット。(例えば、マジンガーZのアフロダイA)のよう。
■タブレットPC内蔵テレキャスター
フェンダーのギターであるテレキャスターの背面にタブレットPC HP TC1100 を埋め込んだ「タブレットPC内蔵テレキャスター」このギターが一本あれば、一人バンド練習も自由自在。
…いざとなれば、このギターにUSBキーボードを繋いで仕事だってし放題、だ。
2006-02-14[n年前へ]
■LEDサイン・ライブカム
「テキストや画像を送信すると、大きなLEDマトリクスに表示して、それを撮影ししているライブカムでリアルタイムに眺める」ことができるというLED Sign.
2006-02-17[n年前へ]
■「経済ってそういうことだったのか会議」
佐藤雅彦と竹中平蔵の「経済ってそういうことだったのか会議」 を読む。松原 隆一郎のようないわゆる「王道・経済学者」でない人の方を私は面白く感じ、竹中平蔵が説く「経済学」に対しては、私は少しばかりつまらなさを感じてしまうのかもしれない。それは、一種の教条主義のようなつまらなさを感じてしまっているのだろうか?
後半近くまで、「聴き手の佐藤雅彦が頭良すぎ(あるいは、佐藤雅彦がしつこく質問はしないようにしている)」に感じ、私はオチこぼれまくりになってしまい、非常に読み辛かった。そういうわけで、(最初100ページ弱ほどを除いた)中盤から後半をとても興味深く読む。
「チャウシェスクの子供たち」(ブカレストのピザハット)店のすぐ外の路上で、一人の小さな女の子が壁にもたれて歩道に直に座ってるんです。スカートから出た両足を道の方に投げ出すようにして座ってたんですが、…そのそろえた足の上に幼い弟を寝かせているんです。それが弟のベットなんです。冷たい地面の上に弟を寝かせるわけにはいかないという… 佐藤雅彦「経済ってそういうことだったのか会議」
2006-02-18[n年前へ]
■クリアビッドCMOSセンサのヒミツ
Tech総研ブログ平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「クリアビッドCMOSセンサのヒミツ〜私たちの「色空間分解能」を確かめてみよう〜」を書きました。斜め配置CCD・CMOSの秘密 前編に書いたことの「続き」になります。今回の記事の補足などは、hirax.netの方にでも書いてみようと思っています。
それはともかく、今回の記事中後半に出てくる「画像の違い」を見分けることができるかに挑戦してみると面白いのではないか、と思います。
■「our faceプロジェクト」写真展
東京のキャバクラ嬢29人、千葉県鴨川市の漁師78人、子育て中の東京の主婦60人、大阪府岸和田市だんじり祭、並松町の人びと60人…、原宿の少女、東京の会社員、南の離島に暮らす人々、房総の漁師…色々な集団ごとの「平均顔」を撮影・合成するプロジェクトのour face。
いま、globalという言葉が盛んに使われます。本当に世界はグローバルになっているのでしょうか?
■Google Maps Nighttime!
人工衛星から見た夜の景色も眺めることができるGoogle Maps Nighttime!. 色んな「街の灯り」が見えてきそうです。
2006-02-19[n年前へ]
■Google Map とGoogle Earth を使った「色んなもの」
Tech総研ブログ、平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女にGoogle Map とGoogle Earth を使った「色んなもの」〜夜のGoogle MapsとGoogle Earthを使ったデータの可視化〜を書きました。Googleが提供する地図・空間サービス周りのエトセトラをメモした内容、になります。
■「ネットの勘違い」と「言葉と…」
「ネット初心者特有の勘違い」「ことばを『発信』する意義について」「科学と論理と情緒と言葉」 from n年前へ.
「ネット初心者特有の勘違い」私もネットを始めたばかりの頃は同様の勘違い、つまり個人サイトの世界で「大手」だったりするサイトをかなり凄いものだと誤解していました。 これはある種の遠近法の転倒というか、この世界にどっぷり浸かっていると、近くから見ると小さなモノでも大きく見えるという原理で、「大手サイト」が凄いものだと思えたりするということです。 そしてこういう「勘違い」は程度の差はあるにせよ、個人サイトに関与するひとたち全般に共有されているものです。 実際には発行部数が数万部程度の読者投稿型の雑誌で常連になっている程度のことなのですが、(もちろん一般の人はそんな雑誌はまったく見ないし存在すら知らないが)、その雑誌に夢中になっている特殊なひとにとっては、その誌上におけるステータスが極めて重要であると思ったりする… 「2ちゃんねる研究の2003.1.19の文章」
わしが見てるコレって本物? わしが聞いたコレって本当?わしらはいつもそういったギモンを胸に抱き、できれば見る、何回も見る、そして聞く、何回も聞く、そして自分にいま一度問うてみる、そんな姿勢とミミ掃除が肝要だと思うのである。ちゃろん日記(仮)「わしが見てるコレって本物?」
文化には4つの大きな要素があると思っています。ひとつは“科学”、それから“論理”3番目が“情緒”、最後に“言葉”だろう… 野依良治「文化に貢献する理研を目指して」
■(Thinkpad加速度センサにも対応した)万華鏡ソフト
後輩が「C言語」勉強のために作ってきた「万華鏡ソフト」に、少しだけ手を入れたものを公開しておきます。JPEGあるいはWindows Bitmapフォーマットの画像群を「(Thinkpad加速度センサにも対応して)万華鏡を通して眺めることができる」というソフトウェアです。(Kaleidoscopes.2006021901.lzh (561.kB)) 動作させているところを撮影した動画はこのようになります。画像を滑らかに切り替えながら、「綺麗な万華鏡の世界へあなたを誘う」という感じのものになります。
ちなみに、最近のThinkpadの加速度センサにも対応していますので、最近のThinkpad上で"KaleidoScopeThinkpad.exe"を動かせば、あなたがThinkpadを動かす仕草に応じてグリグリと万華鏡の中の世界が動きます。また、それ以外のPCでも"KaleidoScopeOther.exe"を動かせば、適当に万華鏡の世界を眺めることができます。
結構綺麗な画像が生成されるので、表示中の画面を(平面を埋めるように並べ)壁紙にする機能も加えてみました。「終了」「画像出力」「壁紙設定」などは「右クリックで表示されるメニュー」から選ぶようにしてあります。いっそのこと、「Flickr から適当な写真を色々取ってきて、万華鏡の世界に飾っておく」なんていう機能を加えてみても、面白いかもしれませんね。
■お笑いパソコン日誌にPermalink登場
聖バレンタインの日、お笑いパソコン日誌にPermalink(固定リンク)が登場していた。これで、お笑いパソコン日誌の記事を「Flickr の写真を取って来てスライドショウとして表示するWebアプリ」なんていう風に(自分のために)メモすることができて、とても嬉しい。
そういえば、時折「hns(しかも古いバージョン)から流行のツールに移行しよう!」なんて思う瞬間がある。それは、もちろん他のことから逃避したいような時だ。あるいは、単に気分転換してみたいと思う時である。しかし、移行作業を始めた途端「だけど、メリットがないし…」と、その作業を放り投げてしまう。なぜかと言えば、このページが「サムネイル画像や写真画像を重視・多用するページで」「客観的な考えでなく、実に主観的な気持ち・価値観にもとづく、短いメモ書きが多く」「決して一つの記事内で完結するようなものではなく」そして「コメント欄は多分放置されたゴーストタウンになるだろう」からだ。
とはいえ、今のhnsと全く同じ操作感・機能があって、データ移行・URLアクセスも簡単にできるものがあったりしたならば、ほいほいと移行してしまうに違いないのだけれど…。
2006-02-20[n年前へ]
■Thinkpad加速度センサを使ったソフトウェア・リンク集
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女にThinkpad加速度センサを使ったソフトウェア・リンク集〜Lenovo Thinkpad を「動かして」遊んでみよう〜を書きました。これまでに作ったThinkpad の加速度センサを使ったアプリケーション・ソフトウェア一覧を作ってみた、というわけです。
「こんなことをやってみると面白いかも」なんていうアイデアを考えたり空想してみたりしても、とても楽しいに違いありません。あなたなら、どんなアプリケーション・ソフトウェアを欲しいと思いますか?
■「ポール・グレアム論法」「さいころ…」
from n年前へ.
「ポール・グレアムも言っていた」という一言を自分の主張に加えるという誘惑にかられる。虎の威を借りる作戦である。 高林 哲 「ポール・グレアム論法」
ささやかな予測のために、サイコロを振るのはつねに人間である ボルン
「人間らしく」という言い訳のもと、これからは微分方程式をサイコロで解こうと決意する。【未来はサイコロおれカネゴン】 平林 純
日記っていう表現形態は日本には平安時代からあったでしょ?あれも「ひらがな」っていうブレイクスルーなメディアがあったから活性化したわけじゃん。徒然草とか、枕草子とか…あれがWeb日記/Blogの始まりかもしれないよ。 「ひらがな」っていうブレイクスルー
2006-02-21[n年前へ]
■「文字というツール」
from n年前へ.
言葉で思考を組み立て始めるようになると、その思考を言葉で記憶しやすくなるから、比較的長い時間それを引きずってしまうのだろう。人間が言葉を覚えたおかげで、気分を深く追求できるようになったとも言えるだろうし、人間が言葉を覚えたせいで、気分の切り替えが困難になったと言えるのではないだろうか。
■「転職したい企業ランキング」をクラスタ分析してみる
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に、「転職したい企業ランキング」をクラスタ分析してみる〜アンケート結果にみる「各企業の特徴と(未来の)社風!?」〜という記事を書きました。内容は、ほとんど「できるかな?」ネタになってしまいました。「転職したい企業トップ10 (とその理由)」をもとに、「各企業のイメージ」と「その企業に転職したいと感じる人のプロファイリング」をしてみました。…というわけで、意外と楽しめるのではないでしょうか。
例えば、トヨタ自動車と日本電気の「繋がり」は「長期的な安定性」繋がり、です。また…
■花王「多視点画像解析システム」
花王の「多視点画像解析システム」さまざまな角度や光条件で顔を撮影し、肌色やつやなどを分析する、というもの。「女性は、他人の視線を強く意識し、人から見られた時に自分の印象が引き立つ肌を理想とし正面以外の視線を気にしています」ということで、全ての方向からたくさんのカメラで一瞬のうちに女性の顔を撮影する、というもの。
■いわさきちひろ作品をインクジェットで再現
原画が現存しない いわさきちひろ作品をインクジェットで再現した、というエプソンの「ピエゾグラフで、失われたちひろ作品を復元 安曇野ちひろ美術館で幻のいわさきちひろ作品展を開催」というニュース。
2006-02-22[n年前へ]
■アルプス社の「地図」実験サイト
「一般インターネットユーザを対象に、WEB地図を活用した新技術・サービス・仕組みを提案する実験サイト」というアルプス社のALPSLAB(アルプスラボ) 普段過ごしている場所(今日は東京 下丸子出張だったが)を、このサービスを使って下に貼り付けてみると、下のようになる。
2006-02-23[n年前へ]
■「幸せの検索」と「ありえない私」
fromn年前へ.
最初の「幸せ」の検索結果をクリックすると、PC画面には「このURLには犯罪・ドラッグ・娯楽など業務に関係の無い情報が含まれていますので、表示できません」というような内容の無機質なメッセージが出ただけだった。
...なんとも恐ろしい会話である。すべてが却下されるのである。私は突然、彼女達に指を指され、「ありえなーい」という合唱を浴びる光景を想像した。CAT
■ポンキッキのガチャピン&ムック刻印のiPod nano
ポンキッキーズ(ポンキッキ)のガチャピンとムックが刻印されたiPod nanoと、チャピンカラー(黄緑色)のフエルト素材で作られた「ガチャピン」の姿をしたぬいぐるみ型ケース、が発売。「背中の背びれはアップリケという可愛らしさ。特製ガチャピン型の化粧箱入り!だなんて、一つ買ってみようか…。
■WEBカメラを応用した楽しいソフトウェア
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女 に「WEBカメラを応用した楽しい楽しいソフトウェア」を書きました。五十嵐 健夫 東京大学院助教授の「メディア情報学」という講義で出されていた課題への学生が提出した作品集の話です。
「教官(上司)対策ソフトウェア」はWEBカメラに標準添付しても良いかも?と思うくらいの傑作品です。
■LEGOで懐かしゲームの画面を再現
塊魂やメタルギアなどのゲーム画面をLEGOで再現したLEGOd Video Games. ファミコン世代の人なら、LEGOを自分用に買って、色々トライしてみたくなるかも。
2006-02-24[n年前へ]
■「このメディアを続けていくための秘訣」「n年前へ」
from 「n年前へ」
わたしは、読む人の力をいつでも信じています。そうでなかったら一行も書けません。また、見抜く目を最高に持った人を想定読者にするのが、このメディアを続けていくための秘訣でもあります 「からーふぃくしょん」そういえば、この「n年前へ」というのは、「特定日付の日記を過去に遡ってすべて表示する。1年前、2年前に何をしていたのか? どんなことがあったのかが簡単にわかる」という機能です。それはつまり、(このページを作成している)ハイパー日記システム(hns)が実装している「n年日記」という機能です。ページの見た目や書式を変え続けている間に、いつの間にか、私は「n年日記」という名前を「n年前へ」と変えていました。その理由はいくつかあります。ひとつは、「日記」という名前を外したかったということだったように思います。そして、もうひとつは、単純に「n年前へ」という言葉の方が「ふさわしい」と思ったからです。
過去の特定日付から「n年前へ」というリンクをクリックすることは、ほとんどありません。「n年前へ」というリンクをクリックするのは、「今日の日付」からであることがほとんどです。つまり、「今日という瞬間」から「n年前へ」というリンク先へ飛ぶわけです。すると、それは「今日という瞬間から、時間軸でn年ほど過去=前へ飛ぶ」ということになります。そのリンクは、「n年前へ」という言葉が似合うように思います。
それだけでなく、私は、「過去」の長さと同じだけ先の「未来」が見えるものだと考えています。ですから、今という瞬間から「n年前の過去」を眺めれば、今という瞬間から「n年先の未来」が見えると思っています。つまり、「今日という瞬間」から「n年前へ」というリンクを通じて「n年前の過去」を眺めれば、そこからは「n年先の未来」が浮かび上がってくると思っているのです。ということは、そのリンクは「今日という瞬間から、時間軸でn年ほど未来へ=(自分が時間軸上で進んでいく方向である)前へ飛ぶ」ということでもありそうです。やはり、そのリンクは、「n年前へ」という言葉がとても似合うように思うわけです。
n年前を振り返って、今日から先に続いている明日、そしてその先へと進んでいく。つまりは、前へと進んでいく感じは「n年前へ」という感じなのかなぁ、と思うのです。「n」なんていうアルファベットは使いたくないとも思うのですが…。
■「超」スケートボード二種
Flowboardという「新世代」スケートボードが凄い。多数並べたウィールにより、カービングスキーと同じような効果を得ることができて、グリングリン滑りまくることができる(QuickTime動画). 色んなタイプがあるので、スケボー野郎は眺めてみるとポチッとクリックしてしまうこと間違いなさそう。
凄いスケートボードと言えば、「手作りホバーボード」も欲しくなる。Hoverboardと名付けられた「手作りホバーボード」は原理はホバークラフトなのだが、見た目・大きさはスケートボードそのものである。小型ガソリンエンジンを動力にした「落ち葉を吹き飛ばす(掃除用)送風機」を改造し、ホバークラフト原理のスケートボードを作成したという傑作作品だ。これを作り上げたスキンヘッド野郎のページはなんとも素晴らしく楽しい。腰痛に悩む今日この頃、記事を参考にホバークラフトを作って、一日二十四時間使ってみよう…か。
(このメモの修正版が「超」スケボー野郎集まれ!になります)
2006-02-25[n年前へ]
■ブラの「寄せて上げる」広告と「飛び出す」広告
まさに「付加価値」をつけた印刷広告の、「寄せて上げる広告」 寄せて上げるワンダーブラの雑誌広告。凄いブラの広告と言えば、赤青立体メガネを使った「ブラジャーの立体広告」も面白い。トリンプとワンダーブラの立体コマーシャル対決…。
2006-02-26[n年前へ]
■コミュニケーションの距離感覚
from n年前へ.
「電話は生々しくうっとうしく、メールの距離こそが気持ちいい」と感じる人は間違いなく増えています。それは、電話が普及した当時、「直接会って言うより、電話で話す方が楽で話も弾む」と感じる人が増えていった流れと同じです。 鴻上尚史「ドン・キホーテのピアス」
■白黒写真をカラー化するソフトウェアのヒミツ!?
腰痛気味で困っている今日この頃、Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「白黒写真をカラー化するソフトウェアのヒミツ!?」を書きました。内容は、白黒写真を手軽に彩色できるソフト「Recolored」に関するエトセトラです。「クリアビッドCMOSセンサのヒミツ」と少し繋がる内容を書いてみました。この続きは、hirax.netの方で…また書く予定です。
「視覚の色空間分解能が低いこと」が作者たちの(当初の)モチベーションを作り出したのではないかと、私はちょっと想像してみたりするのです。
■「寄せて上げるブラ」v.s.「飛び出すブラ」
というわけで?Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「寄せて上げるブラ」v.s.「飛び出すブラ」を書きました。私はブラジャーを着けたことがありません。だから、ブラジャーを着けた感覚がよくわからないのですが、寄せて上げるブラって「キツイビキニパンツを履くような感じ」なんでしょうか…。うーん、わかりません。
2006-02-28[n年前へ]
■「書く・表現する」こと
何かを人に知らせるために書くとか、何かを感じさせるために書こうと意識すると、そこでもうお説教になっちゃうような気がします。書く側っていうのは、これが届いてほしいとか、誰のためだとかは考えず、ただ書くために書いたほうがいいと思うんです。 川上弘美
できるだけの暗部と限りない自問自答の数が、表現力の目安となると信じてやまない私は、表現を生業にしている人と呑む時、つい、その人を観察してしまう癖がある。 この人の闇は、どれほどの闇なのか、この人の自問自答はどれほど激しいのか、と。 阪本順治
web日記書きってのも自問自答凄そうな人達だよなー。闇を抱えているから人はwebで日記なんて書くんだ。 fujiko