2004-02-01[n年前へ]
■あぁ、そうか。
あぁ、そうか。あれは高校一年の春休み近く、だったんですね。そういえば。あの校舎がなくなるから見に行った、と聞いたのはあれは三年くらい前のこと。
When I think back on all the crap I learned in high school,It's a wonder I can think at all.Still Crazy After All These Years.
2004-02-02[n年前へ]
■Google Adsenceでコンテンツ診断
実は、ふと思い立って、少し前にGoogle AdSenseの申請をしてみたのです。そして、それだけではなくて、気の早い私はGoogle AdSenseシミュレーターを使って、もしGoogle AdSenseを使った場合にどんな広告がhirax.netに貼られるかどうかも調べてみたのです。
まずは、hirax.netのトップページに広告を貼ってみることにしましょう。なるほど、「写真ライブラリシステム」やら「フォトアルバムを作ろう」やら「ソフト製作・開発致します」やら画像や写真に関わるソフトやシステムの広告が貼られるようです。ヘッポコ・プログラムしかおいていないhirax.netですが、それでも個人の趣味から勝手に言わせてもらうと、そんなに的を外していない広告のように思えます。なかなか、良い感じですねぇ、Google Adsence。
それでは、次に「ミニスカートの幾何学」に広告を貼ってみることにしましょうか。おやおや、「女の子の下着もブリーフ」なんていう広告が貼られています。チラっと見えたミニスカートの内側にあるのがブリーフだったら…、普通の男であれば暴れたくなるかもしれません。ブリーフはやはり「男の子の下着」であるべきで、決して「女の子の下着」であってはいけない、と思うのです。あっ、もちろん「男の下着」はトランクスであるべきです。ブリーフをはくのは「男の子」だけ、なわけです。男はやっぱりトランクス、ですから。白いブリーフだなんて、最悪ですから。ハイ。ブリーフをはくのはやっぱり「男の子」ですよね。
いや、話がズレました。とにかく、女性のミニスカートの内側は「セクシーランジェリーなら」 …いいですねぇ。ブリーフではとんだガッカリ…ですけれど、「セクシーランジェリーなら」少しは良いかもしれません。セクシーランジェリーよりは清楚な下着の方が個人的には好きですけれど、ブリーフよりはマシかもしれません。とりあえず、なかなかちゃんとコンテンツに合った広告が貼られるわけですね。良い感じですねぇ、Google Adsence。
おやぁ?、と思ったら「成功者の脳内チューニング」とか「認知療法をEラーニングで」なんていう広告も「ミニスカートの幾何学」には貼られています。一体、ミニスカートの幾何学、ミニスカートの内側を覗く話からいったいどんな「脳内チューニング」や「認知療法」をしようというのでしょうか?そんな「チューニング」や「認知療法」は想像するだけで恐ろしいです。そんな訓練をした人達が決して「成功者」になるとは思えません。どんな世界の「成功者」なんでしょうか。恐るべしGoogle adsenceです。
それに加えて、「潜在能力を発揮」とか「ストレス解消」なんていうフレイズも書いてありますけれど、一体どんな潜在能力を発揮して、どんな風にストレスを解消しようっていうんでしょうか?ミニスカートの内側で。ミニスカートの幾何学で…どんなストレス、潜在能力、脳内チューニング…。どんな…?知りたいような、知りたくないような…。いや、やっぱり知りたい。教えて下さい > Google Adsenceさま。
さてさて、次は…と思ったらちょっとあまりに長くなりそうなので、全然技術ネタではないですけれど、「できるかな?」にでも書いてみることにしましょうか。それとも、あまりに技術ネタではないですから、この日記スペースで書き続けてみることにしましょうか。というわけで、とりあえず明日へ続く…、です。
■続例えばこんな質問ひとつ
なるほどなるほど、hardでloxseな日々さんは買うなら光岡のスーパー7ですか。色は、書かれてませんが…勝手な印象からすると、銀色でしょうか?塗料の色なんか必要ないから、銀色がやっぱり一番でしょうか?それとも、色なんて「どうでもいいさ」派でしょうか。実際に買うとすると、…ファミリーカーにはなってしまいませんでしょうか?スーパー7にチャイルドシートは…。
おやおや、「後悔しない?…いやきっとする。」さんはダイハツのネイキッドが好きですか。色は、銀色でしょうか?それとも…?あれ、私はどうも色にこだわるタイプなのでしょうか。なんだか、色が気になります。
なんと、「必ず大損する…」さんはBMWのM3とは…、色は黄色でしょうか?それとも、黒・赤でしょうか?それにしても、高い…ですよ…ねぇ?
ちなみに、私が乗ってるのはマーチのカブリオレとエクストレイル。ありがち…、ですね。色はもちろんワインレッド(レッド)。これも、ありがち…ですかね。一台にしぼるなら、実用性を考えなければ、先月まで乗っていたワインレッドのエスクード(さらに実用性を考えなければコンバーチブル)かな。もう売ってないけれど。
2004-02-03[n年前へ]
■続Google Adsenceでコンテンツ診断
ハイ、昨日の話の続きです。「ミニスカートの幾何学」ときたら、次はもちろん「オッパイ星人の力学」ですよね。試しに、どんな広告がこのページに貼られるのかを調べてみました。その結果がこんな感じです。
「つけるだけで8cmアップ」…「着続けると自然にサイズアップ」…胸の大小なんて気にしてはイケマセン。たかが8cm、されど8cmなんでしょうかねぇ?とりあえず、それを気にするのはオッパイ星人だけで良いと思うのです。AAカップでもAでもBでもCでも、いいじゃないですか、胸の大小なんて。と、私が言っても説得力に欠けるでしょうか?そうですか、欠けますか…。オッパイ星人じゃないんですけどねぇ、私は。
それにしても、大胸筋を鍛えて8cmアップって、それはマッチョになって大胸筋が太くなって、アンダーバストが大きくなるだけだったりしないでしょうか?80cmのAカップから88cmのAカップに8cmアップ…とか。…いや、そんなことはないですよね、きっと。別に筋肉マッチョを目指すブラじゃないでしょうからね。きっと…。
おやおや、「家庭用豆乳器」と「幻の大田原牛」なんていう広告も貼られています。「豆乳」「究極で最高の牛肉」も単独で聞くと良い響きですが…、それが「オッパイ星人の力学」に貼られたとたんに何とも深い広告に早変わりです。Google Adsenceの意図はなんとも深いです。「その豆乳ってどんな乳だぁ」とか、「究極で最高の牛肉ってやっぱりアレですか、ホルスタインですよね、つまりアレですよね」と聞きたくなるような、なんとも微妙な意図を感じます。SMAPのおかげで良い響きとなった「オンリーワン」のフレイズも「オッパイ星人の豆乳」になった途端…少し曇ってしまう気がするのは私だけでしょうか。
さてと、最後の広告は「心と英語の体験型ワーク」です。これが「オッパイ星人の力学」に貼られるわけです。「どんな体験」でしょうか?どんな「心と英語」でしょうか?先着20名なら、私も是非応募してみたいものです。「夢の実現」オッパイ星人との異文化コミュニケーションを体験型でぜひぜひしてみたいものです。あくまで、異文化コミュニケーションとしてですけどね。オッパイ星人じゃないですから、私は。
はい、もちろん、まだまだ続きます。
2004-02-04[n年前へ]
■続々Google Adsenceでコンテンツ診断
昨日のさらに続き、です。「ミニスカートの幾何学」「オッパイ星人の力学」ときたら、今度は男の深刻な悩みと物理学の統一理論を作ろうと試みた大作「毛髪力のガウスの法則」に広告を貼り付けたら一体どうなるのか、さてさて見てみることにしましょうか。
…そのものズバリの広告が多すぎて、コメントするのもシンドイです。「毛髪の悩み」「抜け毛」「抜け毛大丈夫?」そしてさらには「増毛ドットネット」とまで言われたら、もうクリックするしかないに違いありません。抜け毛の悩みを抱えるワタクシとしては、返す言葉もありません。気分が滅入ってきたので、コメントするのは…止めておきましょうか。
さて、男の悩みパート2と言えば、やはりアレ、「しょんべん小僧」の物理学 逆風編には一体どんな広告が貼られるのでしょうか?
まずは貼られる広告は、「アデランスの抜け毛の悩みチェック」です…。やはり、男の悩みの真実を見抜いているのでしょうか?一見、「しょんべん小僧」と「抜け毛」だなんて関係なさそうに見えて、実は「男の悩み」繋がりで関連性がとても高い広告かもしれません。やはり、Google AdSence恐るべし、です。
と、思ったら「ブラジャーカップ」なんて広告も貼られています。「しょんべん小僧」に「ブラジャーカップ」…?いや、追求するのは止めておきましょうか?あまり考えすぎるのは体に毒ですし、下手して18禁サイトになってしまったりしたら困りますからねぇ。いや、もう遅いという話もありますが。
おやおや、一体何でしょう「つけるだけで8cmアップ」って?あぁ、そうですよね。バストの話ですよね。いや、一瞬アレにアレして8cmアップなのかなんて思っちゃいました。「つけるだけで8cmアップ」だなんて、たかが8cm、されど8cmですからね。いや、そんな想像はおいておいても、なんで「しょんべん小僧」で8cmアップなんでしょうねぇ(しかも実はバスト)?実に実に奥深いですねぇ、Google AdSence。
さて、最後に貼られた広告は「チタンアクセサリー」です…。一体、「しょんべん小僧」のどの部分にチタンアクセサリーを着けさせようっていうんでしょうね?チタンパワーをドコでどんな風に発揮させようというのでしょうか?「しょんべん小僧」がチタンの魔力で「大艦巨砲」になったりするのでしょうか?恐ろしい話です。
さて、なんだか話がヘンな方に進んでしまったので、この話は明日で終わることにしましょう。ということで、続きは明日の最終話、です。
■リンク可視化ツール Synamation
リクルート・Tech総研が提供する「エンジニアのために役立つ&便利な厳選サイトのリンク集を2次元で表現する、ちょっと変わったリンク可視化ツール」というSynamation シナメーション(Java実行環境が必要&ポップアップウィンドー使用)。
「何であんな奴らが紅白にいるんだ」「あんな奴らと一緒の舞台で歌を歌いたくはない」と大物演歌歌手に公然と言われた「テツ&トモ」。これを見て、それを思い出したという借力さんの言葉がまた実に的確。「エンジニアのために役立つ厳選サイト」の中に入ったhirax.netと借力、それはまさに紅白に紛れ込んでしまった色物芸人。
「結城浩」という大きな円が、不幸にも「オッパイ星人」hirax.netのご近所さんになってしまい、逆方向に逃げ出そうとするならば、なんとそこには-おっぱい大戦争-の「借力」が待ちかまえている、という恐ろしさ。
2004-02-05[n年前へ]
■最終話Google Adsenceでコンテンツ診断
今日は、昨日の続きで「Google Adsenceでコンテンツ診断」の最終話になります。今日、試しに広告を貼るシミュレーションをしてみたのは、「金正日(キムジョンイル) ナゾの9%」です。かの北の国の首領さまに関するレポートにどんな広告が貼られるかどうかを調べてみたのです。さぞかし素晴らしい広告が貼られるに違いありません。さて、広告を貼ってみると一体どうなることでしょう?さっそく、調べてみることにしましょう。
ハイ、まず最初に貼られた広告は「ぐぐっと生える植毛の秘密」です。やっぱり…、そうですよね。あのまるでトサカのような髪型はどうにもウソくさかったですからねぇ。首領さまと言っても、やはりオトコ、オトコなら誰しも抱える髪の毛の悩みはやはり抱えているわけです。「パワフルな自分の髪」を失いつつあるわけです。やはり、ジョンイルさんでさえも。
じゃぁ、次の広告は…、と思ったらナント「プチ整形」に「シワたるみをぎゅぎゅっと引き締め」そして「シワ治療のヒアルロン酸注入」といきなり整形手術三連発です。これはなんとも失礼極まる広告です。恐るべし、Google AdSence。増毛の次は整形とは…。「アンタの顔には高須クリニックが必要なんだよん」と一国の領主さまに言い放つとは、これでは金正日にテポドンを発射されても文句は言えないかもしれません。私も人のことを笑う立場では全くありませんが、Google AdSenceの広告選択センスはちょっとコワイくらいです。…それにしても、コンテンツにピッタリな広告を貼ってくれて、これはかなり使えるに違いありません。
…と、Google AdSenceの素晴らしさを実感できた今日この頃なわけですけれども、こんなズバリな広告を各コンテンツに貼ってくれるGoogle AdSenceをhirax.netでは実は使う予定がないのです。いや、単に予定がないと書いてしまうとそれはちょっとウソになってしまいます。本物のGoogle AdSenceを使わずに、こんなシミュレーションばかりを毎日使っていたのも実はそれ相応の理由があるのです。それも、実に情けない理由が。
そう、…実は申し込みをした直後に、こんなメールがGoogleチームから届いたのでした。
弊社プログラムのスペシャリストがお客様のお申し込み内容を確認させていただいたところ、お客様のアカウントに現在設定されているウェブ サイトが、弊社のポリシーに従っていないことがわかりました。このため、残念ながら現時点ではお客様に Google AdSense をご利用いただくことはできません。何とも、残念なことに…hirax.netは「そういえば」有害サイトだったことをワタシは忘れていたのです。一言で言ってしまえば、Googleチームにあっさりお断りされてしまったのです。ハイ、ワタシのサイトは有害サイトですから…。残念ながら現時点では。そして、きっと将来も…。
そんなこんなで、色んなサイトに貼られているGoogle AdSenceの広告を見るたびに、少し哀しげにじっと手を見てしまうワタシなのであります。「オレは腐ったミカンじゃねぇー」と日頃の行動を顧みず、そんな世間に呟いてみたい今日この頃なわけです。そんなこんなで、今日が最終回…なのでした。
■エリック・ホッファー『魂の錬金術』
情熱の大半には、自己からの逃避がひそんでいる。何かを情熱的に追求する者は、すべて逃亡者に似た特徴を持っている。情熱の根源には、たいてい、汚れた、不具の、完全でない、確かならざる自己が存在する。だから、情熱的な態度というものは、外からの刺激に対する反応であるよりも、むしろ内面的不満の発散なのである。from The other side of my days.
2004-02-06[n年前へ]
■PDLSバージョンアップ
PhotoshopのプラグインをC言語などで簡単に作成することのできる環境のPDLSをバージョンアップしてみました。今回の変更点は、
(1) 「作業過程を記録したマクロ」内で変数(定数)宣言を使うことができるようにし、マクロを関数(DLL作成関数と同様にパラメータを外部から指定することができる)として使うことができるようにした
(2) マクロからマクロ(関数化されたものも、あるいは、されていないものも)を呼び出せるようにした
(3) 関数化されたマクロをGUIから実行時する際にはパラメータ選択ダイアログを出して、マクロ内で定義された変数の値を実行時に自由に変えられるようにした。すなわち、DLLとして作成した機能拡張と同様にマクロで作成した機能拡張関数においてもユーザーインタフェースが使えるようになった
というところです。
Photoshopを使いつつ、画像処理のプログラミングを簡単にやってみたい方は使ってみるのも面白いかもしれません。また、比較的大きなサイズの二次元データ(画像)を扱う機会が多い方でしたら、とりあえず鳥瞰図プラグインやセル表示プラグインを使うためだけに使ってみても、意外に便利で重宝するんじゃないかと思います。
また、FilterFactoryなどとは違って、16bitのCMYKモードやLabモードでも使うことができるので、そういったモードで数式処理プラグインでも使って、FilterFactoryっぽく使ってみるのも意外に面白いかもしれません。
ちなみに、動作環境はPhotoshop6.0以降で、CS(8.0)でも動作確認済みです。
2004-02-07[n年前へ]
■早稲田で。
「RTは安心を創造するか」 Prof. Rodney A. Brooksの講演はとても面白い。「いかにも見た目がロボット」なロボットを思わず作ってみたくなる。といっても、そんなものは作れない。いかにも肉体を使う作業、いかにもガテンな作業を人間の代わりにしてくれるロボットなんて、とてもじゃないけれど作れない。そんなものを作るのは、とってもお金もかかるし、技術も必要だ。
けれど、本当に軽い肉体作業、ひたすらマウスをカチカチとクリックしてエクセルやワードを使ってみたりする作業を、人間の代わりにしてくれるロボットくらいならもっとあっても良いかもしれない。なんだか、周りを見ていると、ロボットでも簡単に代わりができるようなそんな作業が多すぎるような気がする。切符の自動販売機が買う側にとっては全然自動じゃないような風景、切符を買う側から見てみれば「完全手動販売機」がどんどん増えているような風景が増えているような気がする。そして、それを「自動」と捉えた側の人、切符の自動販売機で言うなら駅員、は少しづつ何処かへ消えていってしまうような風景が周りでとても増えているような気がする。
ロボットは人を助けるためにあるんだもの。「鉄腕アトム」 手塚治虫
会場近くの早稲田の街は小さくてゴミゴミとしていて少し綺麗。前に来たのはいつのことだったっかな。
2004-02-08[n年前へ]
■風の強い日
今日は風がずいぶん強い。防波堤の上で誰かが風に吹かれてる。
風がこれだけ強く吹くと、手を広げて防波堤の上に立てば、その風に体をまかせることができる。もちろん、いきなり風が吹き止んだりしたら防波堤の下へ落ちてしまうだろうけれど、風が吹いている限りは、体を風に任せて風上に寄りかかることができる。
2004-02-09[n年前へ]
■「人を楽にする作業」
「人を楽にする作業」って何だろう?「仕事」って何だろう?という話です。
この間も、いつもパートさんにして頂いている作業をAutoMouseで自動化しました。勝手にパソコンの画面の中でマウスが動いてキーボードを叩いてボタンをクリックする様をみながら、パートさんたちをまとめているマネージャーと一緒に、「私たちにとって、パートさんたちにとって、仕事って何なんだろうね。この作業が自動化されたのをみて、パートさんは喜ぶんだろうか、悲しくなるんだろうか」としみじみとしてしまったのでした。そんなことを思い出してしまいました。from Sさん。
「ただの単純作業は機械に任せて、人間は人間のセンスが必要な作業へ進んでいくんだろうな」とはもちろん思う。ただ、そういう新たな作業へ移行していくことを喜ぶ人もいるだろうけれど、そんな移行を辛く感じる人もきっといるだろうと思う。色んな人がいるのだから、新しい作業に適応していく人もいるだろうし、そうでない人もいるだろうと思う。それが、Sさんの「パートさんは喜ぶんだろうか、悲しくなるんだろうか」という疑問なんだろうか。
私よりも年をとっているかもしれないこのパートさんたちに向かって、「じゃぁ次は機械にはできない作業をして下さいね」とはとても言う気にはなれないです、ね。
人間は、決してあきらめてはならない「ロボット (R.U.R)」 カレル・チャペック
■ビジュアルプログラミング
AutoMouseの元になっている「ビットマップに基づくビジュアル言語に関する研究」とか「ビットマップに基づくビジュアル言語」なんてとても面白い論文集。
2004-02-10[n年前へ]
■「ちょっとしたプログラムのバグなんだ多分」
人里はなれた湖の岸辺でアトムは夕日を見ている夕日ってきれいだなあとアトムは思うだが気持ちはそれ以上どこへも行かないちょっとしたプログラムのバグなんだ多分そう考えてアトムは両足のロケットを噴射して夕日のかなたへと飛び立っていく「百三歳になったアトム」 谷川俊太郎「ぼくには魂ってものがあるんだろうか?」と何度も自分に問いかけたアトム。「きみおちんちんないんだって?」と言われて、「それって魂みたいなもの?」問い返したら大笑いされたっけ、というアトム。「空を越えて、星の彼方」と、鉄腕アトムの主題歌を作詞した谷川俊太郎の心の中のロボット・アトム。
「ちょっとしたプログラムのバグなんだ多分」
2004-02-11[n年前へ]
■期待に添える範囲で
そういえば、先週だったかラジオの番組のインタビューを受けた。が、いつものことだが、「こんなヤツのハズだ」という期待に添えているかどうかを考えると、逃げ出したくなる。いつだったか、ワイドショーのスタッフから電話がかかってきたときも、凄かった。あぁ、きっと私の部屋はビデオやPCでイッパイと思われてるんだろうな、と思うような感じだった。
凄いと言えば、何年も前に工学社の「おもしろ実験サイトオールガイド」という本のための座談会に出た時も凄かった。(休出から直行で)「西武池袋駅前で集合」という、これも何ともイヤンな待ち合わせ方法だったが、「-西武池袋駅前-だなんてそんな大雑把な待ち合わせ方法で本当に落ち合えるのだろうか?」なんて当然起きる疑問も大間違いだったことがその場に行ってすぐ判った。「あぁ、今日のメンツはこの人達だろうな。いや、絶対この人達に違いないよなぁ」と断言できるような人達が集まっていたからだ。そして、「私もこの中の一人なんだなぁ…なじんでないよなぁ、いやそれともなじんでいるのかなぁ…うーん、一体どちらが良いのかなぁ…?」と考えだすと、これまた何ともイヤンな気持ちになったのだった(その気持ちは談話室「滝沢」の入り口でイラスト用の顔写真を撮られる段でピークを迎えたのだけれど)。
まぁ、期待に添える範囲で適当に。「よっぽどおっぱいが好きな人なんだろう(by れいこさん@はてな)」と会う前には思われ、知り合った後には「とてもおだやかな雰囲気を持つ大人の人」に印象が変わってしまった私だけれども、期待に添える範囲で適当に…。ということで、次のできるかな?は「帰ってきたオッパイ星人の力学 アダルトビデオ鑑賞 編(仮題)」だぁ。ワイン飲みながら、動画ブロックマッチングソフトも作ったし、サンプルビデオも落としてきたし、科学の力で「オッパイ星人の力学 アダルトビデオ鑑賞三昧!? 編(仮題)」だぁ。(本当に、おだやかな雰囲気を持つ大人の人…?)
■「メイビー、君は俺を好きになる」は「100%…Soかもね!」主義か?
どうにもイヤンな感じなストーリーではあるけれど、月曜21時のドラマ「プライド」をたまに観る。「ホッケーのシーンがどうにも無理があるなぁ」なんて思いながら観ていると、「メイビー」という言葉が連発されている。木村拓哉演じる主人公が「メイビー、君は俺を好きになる」なんていうセリフを連発している。
maybe=確率半々ってところだろうから、これは「君は俺を好きになるかも、ならないかも、どっちに転ぶかはよく判らないけど」というようなニュアンスなのだろうか。うーん、結構謙虚な台詞を吐く優柔不断な主人公なんだろうか?
といっても、テレビを観ていて受ける感じでは「君は俺を好きになる、あぁ間違いなくね」くらいのニュアンスに聞こえてしまう。謙虚どころか断言調の台詞をやたらに語る命令口調主義の主人公に見える。
これはやはりアレだろうか、今は懐かしシブガキ隊の「100%…Soかもね!」に始まる「かもね」=「確率100%」思想なんだろうか。「かもね。かもね。そうかもね」と言ってるにも関わらず、「100パーセントそう(かもね)」と断言してしまう、「かもね」=「100%そうだ」の希望的観測主義なんだろうか?。
…どっちなんだろう?「プライド」の「メイビー」って、どの程度の確率の「メイビー」なんだろう。あぁ、知りたい。知ってどうになることでもないけれど、何故か知りたい今日この頃。
2004-02-12[n年前へ]
■他の人が見た世界
詩人は、世界をつくる。私が見たこともない世界を。私がものすごくよく知っている世界を。その両方を併せもつ世界を。いつだって私は、そのことに、驚嘆してしまう 川上弘美「われわれは他人とまったく同じものを見ることができない、残念だが(by お笑いパソコン日誌)」 だから、自分が眺める世界や景色が他の視点からどんな風に見えているのかを眺めてみたい、と思う。そんな世界を知りたい、と思う。そして、自分が眺める世界をさらに深くしてくれる視点を見かけると、それを自分のものにしたくなる。
■AVI2Velocity
「AVI動画から画面内の平均速度を解析するソフト」です。ダウンロード及び資料はここに置いておきます。
■"Maybe I think so."
あるアメリカ人が日本人の特徴というか良く使う言葉として"Maybe I think so."というのを挙げていました。「でも、これってメッチャ強い肯定になるんやけど...」という話です。そこでシャイな日本人が編み出したのが"mightbe"ならもう少し曖昧な感じがするんじゃないか、とか、"may be"と"may not be"を同時に使って50/50の感じを出すとか......あざといものばかり。(T_T)あぁ、"Maybe I think so."なんて間違いなく使ってる。きっとたくさん使ってる。50/50の感じって、どう言えば良いのだろう…?うーん、50/50ならそんなこと言わなきゃ良いのか。よし、これからは「オラわかんね」と言ってみることにしよう。
2004-02-13[n年前へ]
■そういえば
今日見た景色は全て"diary_image"ディレクトリに入れている。そういえば、このディレクトリは最初は一日一枚に限定して、そしてこんな風にコンタクトプリントにしていたんだった。あぁ、私はいつもやりっぱなしだなぁ。
2004-02-14[n年前へ]
■アダルトビデオの科学 今日のトリビア 編
「帰ってきたオッパイ星人の力学 アダルトビデオ鑑賞 編(仮題)」改め、「アダルトビデオの科学 今日のトリビア編 - 横揺れ縦揺れ2.5ヘルツ -」です。
アダルトビデオの振動方向はジャンルによって違うが、一秒間に2.5往復ほどである。ブロックマッチング、モルレーのウェーブレットで時系列周波数解析、そんなこんなでエロエロを解析。えっ、こんなテクノロジーを使っても解析する対象を間違えているんでしょうか?しかし、そんな科学や新しいテクノロジーを牽引している原動力も(時には)エロエロだったりするわけです。
気づけば今年初の「できるかな?」、しかも聖バレンタインな日にこともあろうに「アダルトビデオの科学」 うぅ。それでも…「それもまた良し」ということにしておきましょうか。
2004-02-15[n年前へ]
■CASIO A5403CA「暗黒オーラ」除去ソフト
私のカメラ付き携帯電話はカシオのA5403CA。つまり、俗に言う「暗黒オーラ」が発生する機種。これまで、私自身は脳内変換して「暗黒オーラ」を(精神的に)除去していたので全然気にならなかった。けれど、結構不評なようなのでCASIO A5403CA「暗黒オーラ」除去ソフトを仕立てました。もちろん、すでに立派な「暗黒オーラ除去フィルタ」というものもあるわけですが、自分用に使いやすくしたかったので適当に作ってみました。まずは、あまりに単純な変換(脳内変換で満足している私なので)ですけれども、もし使う方がいればご自由に使ってみて下さいな。
参考までに書いておくと、自分用に使いやすくしたかった点、というのは単純に「ドラッグアンドドロップで複数のファイルを勝手に修正して保存させたかった」というだけです。
■井の中の蛙大海を知らず、しかし空の蒼さを知る
井の中の蛙大海を知らず
秋水編 荘子
しかし空の蒼さを知る「新撰組」を観ていると、「井の中の蛙大海を知らず、されど空の高さを知る」というような一節が出ていた。荘子「秋水編」の有名な一節に誰かが「されど空の高さを知る」あるいは「されど天の高さを知る」という一節を付け足したもののようだ。
詠み人知らず
少し検索などをしてみると、「井の中の蛙大海を知らず、しかし空の蒼さを知る」というものもあった。この付け足された部分の原型がどういうものであるのか、あるいはどういう経緯で生まれてきたものなのかは判らないけれど、「井の中の蛙大海を知らず、しかし空の蒼さを知る」なら良いかもしれない。「天の高さ」でなくて、「空の蒼さ」ならもっと良いように思われる。
確かに、井の中の蛙には「天の高さ」は判らないに違いないことだろう。人の遙か上にある「天」の高さは確かに判らないかもしれない。その「天の蒼さ」だってきっと判らないに違いない。
けれど、井戸の「穴」を通じて自分の上に見える「空の青さ」ならよく知ることができることだろう。井戸の中から空を見上げれてみれば、昔なら昼間でも星を見ることができたように、井戸の中からだからこそ「空の蒼さ」を誰よりも知ることだってできるかもしれない。空しか見ることのできない井の中の蛙だからこそ、憧憬とともにその「空の蒼さ」を心に刻むことだってあるかもしれない。
2004-02-16[n年前へ]
■青空検索
繰り返す過ちのその度人はただ青い空の蒼さを知る「いつも何度でも」 覚和歌子空という言葉で検索をかけると、ずいぶんと多く「空」が見つかる。「青空」だけでも結構ある。まだ数年分だけれども、そんな「空」を集めてみるのも面白いかも。
2004-02-17[n年前へ]
■安い居酒屋には英会話学校がついてくる
格安居酒屋は日本語が苦手な外国人にとって最高に便利だという。価格は安いし、ありとあらゆる料理がある、そしてなんといってもメニューは全て写真付きである。日本語が全然判らなくても、指さすだけでオッケーだ。とはいえ、いかにも欧米系の女性が少数で安い居酒屋に行くと、もれなく周りの客から「ちょっと英語で話しをさせて下さい」オーダーがついてくる。それは、必ずと行って良いほど毎回ついてくる。
安い居酒屋には学校を出てまだ時間が経っていない若い女性がたくさんいて、そういう女性達は「習った英語を使ってみたい」という好奇心旺盛(遠慮知らずともいうかもしれない)な人も多いからだ。もちろん、アルコールも入っているから少し内気・謙虚さも消えている。そして、そんな好奇心ガールにとって話しかける相手が同じ女性だと気楽に安心に話しかけられる。というわけで、「いかにも欧米系の女性」+「安い居酒屋」=「即席英語学校」という方程式が成り立つの。だから、安い居酒屋では「いかにも欧米系の女性」の周りではいつも英会話レッスンの嵐が始まるのである。
駅前には英会話学校は乱立している。そこには英会話を学びたい生徒がたくさん通ってきている。しかし、同じように駅前に乱立している安い居酒屋にも実は「英会話を学びたい生徒(その瞬間だけかもしれないが)」がたくさんいて、そして、「安い居酒屋」を舞台とした「英語学校」という状況も実は連立しているというのが興味深いところである。
それなら、最初から「安い居酒屋+英語学校」という店もしくは学校を作ってしまうのも面白いかも。
2004-02-19[n年前へ]
■寝台特急の雑魚寝シート
朝早い打ち合わせに出るために、早朝に寝台特急に乗る。寝台列車の雑魚寝シートには、何だかいつもの毎日では見かけないような面持ちの人達がいて少し面白い。寝台列車から外の景色を眺めるのも味があって良いのかもしれない。もちろん、たまになら。
新幹線に乗っての出張だと、同じような景色ばかり見ていたことに今更ながらに気づく。
■「答えはひとつじゃない」
人気のない駅で列車を待っていると、いくつかポスターが貼ってある。静岡県盲・聾・養護学校高等部合同作品展のポスターに目がとまる。どの作品も好きな色合いだし、好きな感じの絵ばかりだ。「海」「パンプキン」「旅立ちの日に」の色合いに目をとられ、他の絵の配置に目をとられ、「答えはひとつじゃない」という題を読んでみる。
2004-02-20[n年前へ]
■サイコロを振るのはつねに人間
「鉛筆を振って進路を決めた」というメールを読みながら、「人間の不完全な知力に免じて、無数の微分方程式を解く代わりにカミのサイコロを用意してくれているはず」という物理学者ボルンからアインシュタインへの言葉を思い出す。「人間らしく」という言い訳のもと、これからは微分方程式をサイコロで解こうと決意する。【未来はサイコロおれカネゴン】
ささやかな予測のために、サイコロを振るのはつねに人間であるボルン
2004-02-21[n年前へ]
■"M&M's"チョコで箱詰め問題
「容器を振動させながら粒子を無作為に詰める際には、容器に詰めた際の密度は、球形のベアリングで約64%、偏球形のM&M’sチョコが約68%だった。コンピューターでシミュレーションを行い、球形を変化させて密度を計算した結果、アーモンドのような楕円球形が最高の74%だったという」という"M&M's"チョコで箱詰め問題。容器を10%小さくできるわけだから、とても現実的に役立つ話だ。
彼らはこの研究により、125ポンド(約57キロ)のアーモンドM&M'sを製造元から贈呈された。しかし、オッパイ星人の力学をいくら研究してみても何も贈呈されることもないのは、考えるまでもなく当たり前の話。
from B面
■レトロゲーのギタータブ譜作る。
懐かしいゲームのギターのTAB譜面を作ろう、というレトロゲーのギタータブ譜作る。 from B面
■カトキ立ちは何故好まれる?
立ちポーズの描かれ方から、黄金律、パース、そして、文化論にまで発展する「カトキ立ちは何故好まれる?」 「立ち位置」そしてそれを眺める「視点」というものをこういう風に眺めてみるのも、当たり前のようでいて新鮮。 from c.g.i
2004-02-22[n年前へ]
■Classic 80's games
懐かし80年代ゲームをオンラインでプレイするClassic 80's games. といっても、Pongは年代が全然違うか。
2004-02-23[n年前へ]
■今日見た空
バスが走る道の向こうに海が見える。海の向こうは大瀬崎。その向こうは青い空。歩きながら下を向いて足下の水たまりを眺めていると、その向こうにもやっぱり同じ青い空が見える。
カメラ付き携帯、というより、携帯付きのカメラで眺めた今日見た景色。これが今日見た青い空。海の向こうや水たまりの向こうの青空の写真。
■そのおカネで何が買えるか。
国内外の出張が続いて、気づけば未精算の出張費が三桁近くになっている、そんな人が何処かにいるらしい。何でも出張費精算の「オンライン入力がシンドイです」と言って、領収書を貯めているという。
その人が今日PCに向かっていると、周りでこんな会話が始まった。
「その領収書の束を精算すれば百万円近く返ってくるんだからさ」「何か欲しいモノとか想像したらいいんじゃないの?」「百万円が手に入れば何が買えるか、とかさ」「何か欲しいモノってないの」「百万円なら結構色んなものが買えるんじゃないの?」「何か欲しいモノってないの」「…幸せ」「…幸せのカケラが欲しいです」「そう言われてもなぁ。」「それはちょっとカネでは買えない…かもなぁ」そして、その出張費を溜めた人は周りから逃避するかのようにカッチンカッチン「幸せ」をグーグルで検索しはじめた。
その人が最初の「幸せ」の検索結果をクリックすると、PCの画面には「このURLには犯罪・ドラッグ・娯楽など業務に関係の無い情報が含まれていますので、表示できません」というような内容の無機質なメッセージが出ただけだった。
そして、無言のまま彼が次に検索した「幸せのカケラ」もブロックされてしまい、結局表示されることはなかった。
「幸せ」だけじゃなくて、その「カケラ」さえ見つけることはできないんだ…と画面にぼそっとつぶやいた。もちろん、そんな人を「いいじゃないの百万円でもさ。きっと色んなものが買えるよ」と周りはただ笑うだけだったのである。いや、そうであったらしい、と日記には書いておこう。
2004-02-24[n年前へ]
■今日のツッコミ「幸せのカケラ」編
「幸せのカケラは何処にある?」という疑問にこんなツッッコミ。
「幸せのカケラ」は日常に埋もれているだけかも。そうか「幸せのカケラ」は「日常」の中にあったのか、と(その人は)すかさずぐーぐる君に聞いてみたようです。領収書の束から逃避するかのように、そんな検索をかけたらしいです。
すると、「日常」の検索した結果も「業務に関係のない情報、ドラッグ・娯楽…(以下省略)」というわけで、「日常に埋もれている幸せのカケラ」を見つけたくても、「日常」すらも見つけることもできなかったといいます。
そうそう、もちろんぐーぐるのキャッシュはどんなものでも「業務に関係のない情報」で、全て見ることができない(らしい)です。というわけで、かつてあった「日常に埋もれている幸せのカケラ」のキャッシュもやはり見ることができなかったようです。キャッシュ=隠し場所、ということは「日常に埋もれている幸せのカケラ」の隠し場所=「日常に隠れている幸せのカケラ」も残念ながら見つけることはできなかったということです。うぅ…。
■想定読者
気づいてみれば、この文を読んでもう四年経つということになる。この「読む人」は「自分という一人のオーディエンス」なのか、それともそれ以外の何かなのかを少し考えてみる。そして、それは楽観的なのか、それとも悲観的なのかをほんの一瞬考えてみる。だけど、もちろんそんなことは判らないわけで、これまた一瞬で考えるのを止める。
わたしは、読む人の力をいつでも信じています。そうでなかったら一行も書けません。また、見抜く目を最高に持った人を想定読者にするのが、このメディアを続けていくための秘訣でもあります「からーふぃくしょん」「一瞬」と「長く続けていく」のとどちらが好きかは、人それぞれ好みがあるとは思うけれども。
2004-02-25[n年前へ]
■夕暮れの送電線と円い窓の外
夕暮れの送電線を見ながら、少し古そうなホテルへ。少し薄暗くて、蝋燭の光が揺らめいていて、船の中のような場所。あるいは、古い列車の中のような場所。
丸い窓の外に見えるいかにも田舎の街の夜景を眺めてみたり。
2004-02-26[n年前へ]
2004-02-28[n年前へ]
■妙高杉の原
最高に素晴らしかった新穂高ロープウェイスキー場がなくなってしまったので、もう日本に面白いスキー場はどこにもない。と、言ってみてもしょうがないわけで、比較的人が少なくて、景色が単調でないこと、滑っていて多少は面白いコース、というわけで妙高杉の原へ。
山の上の方の白樺の皮がずいぶんと剥がれている。白樺に付いた雪が凍って白樺の皮にくっついて、強風が吹いたときにその雪が皮ごと剥がれてしまう、という。
今年はずいぶんと風が強かったようで、上に行くとほとんどの白樺がツルツルになっていて、それはまるでサルスベリ。
■月刊「化学」
月刊「化学」のメールインタビューに(書くスタンスに迷いつつも)返事を書いてみる。いくつかの質問の中から一つだけ質問事項を紹介すると、
一番意外な答えが導き出されたネタはどれですか?さて、それはどのネタでしょうか?どんな返事を書いたでしょうか?化学が好きで月刊「化学」を手にする、なんていう人は本屋でちょっと読んでみると、面白いかも。もちろん、ボツにならなければ、ですけれどね。
2004-02-29[n年前へ]
■昨日眺めた燕温泉
温泉はやはり乳白色が気持ちいい、ということで燕温泉へ。道が途絶えたと思ったら、そこはもう小さなスキー場のリフト乗り場の横。そこ車を停めて、後はスノーモビル。
そんな昨日の「燕温泉へ向かう道」と「宿の近くから夕暮れに下を眺めてみた写真」
■yahoo! v.s. google
同じキーワードでyahoo!とgoogleを使って検索を行い、その結果をグラフィカルに相互比較するというyahoo! v.s. google。試しに、「幸せ」を検索した見るとこんな感じ。二軸の平面図でも眺めたくなるかも。from Going My Way
■闇を抱えているから人はwebで日記なんて書くんだ
何かを人に知らせるために書くとか、何かを感じさせるために書こうと意識すると、そこでもうお説教になっちゃうような気がします。変な言い方ですけど、書く側っていうのは、これが届いてほしいとか、誰のためだとかは考えず、ただ書くために書いたほうがいいと思うんです。川上弘美from BOOKアサヒコム。
「誰のためだとかは考えず、ただ書くために書く」という一節を読んで、それは「自問自答」するようなものなんだろうか、とふと考える。そういえば阪本順治は「限りない自問自答の数が、表現力の目安となると信じてやまない」と言っていたっけ、と思い出す。
そういえば、「web日記書きってのも自問自答凄そうな人達だよなー。闇を抱えているから人はwebで日記なんて書くんだ。」なんていう「アクティブにいきたいねと思いつつ日記」の一節も面白いかも。