2003-11-01[n年前へ]
■トゥモロー 〜ジョージアで行きましょう編〜
時々 どこに向かって歩いていくか 迷う心の 地図が突然白い紙に 変わるだけども ずっと立ち止まっているだけじゃ さびしいトゥモロー トゥモロー 明日がある 明日があるさ和田アキ子のトゥモロー〜ジョージアで行きましょう編〜。
この後の歌詞も良い感じ。
周りの 人から拍手を浴びたりはしない けれど野に咲く 花は拍手を求め咲きは しない
■デジタルにみんなで絵を描く
みんなで絵を描くことのできるdigital_public_graffti。
imagination at workなき今、こういうサイトはとても面白い。落書きが好きな人は行ってみると良いと思う。
2003-11-02[n年前へ]
■MOOTER search
クラスター表示をする検索サイトのMOOTER search。
■「高天原に神留坐す」
最近雑誌に連載されている篠有紀子の「高天原に神留坐す」。佐々木倫子が好きな(だった)私にはこれがなかなか面白い。佐々木倫子っぽいなと、いや実際の所は佐々木倫子が書いているのかな、と最初は思ったのだけれど、考えてみれば篠有紀子の方が佐々木倫子より古いのかな?
佐々木倫子の「動物のお医者さん」あるいは「家族の食卓」シリーズが好きだったりする人であれば、きっと面白く感じるに違いないと思う。
■光るキーボード・北の国から「純」帰郷
店で見かけたキーボード、北の国から「純」帰郷。田中邦衛が叩いていそうなキーボード。ネーミングもすごい。
2003-11-03[n年前へ]
■「巨乳」v.s.「微乳」
テレビ朝日の「IQテスト番組」。「東大生」「大工」というグループ分けにエゲツなーと思ったが、「医者」「教師」の次の「巨乳」とまできてしまうと、笑ってしまう。が、「教師」「医者」の「先生(と呼ばれる)グループ」はかぶりすぎような気がする。「先生(と呼ばれる)グループ」であれば「政治家」が欲しいところだし、「巨乳」ときたら「微乳」グループも欲しいところだ。
■あなたの写真がポッキーになる
あなたのお気に入りの写真がポッキーになる。友達や家族、記念日の写真がMy Pockyになる。
2003-11-04[n年前へ]
■キーパーソンを発見するサーチエンジン NEXAS
インターネット上からWEBページから固有表現(人名・書籍名など)を抽出し、キーワードに関連する実世界のエンティティ(人物や書籍など)を発見する情報検索手法。手順は、全文検索→固有表現抽出→関連度計算 from NTT未来ねっと研究所 ネットワークインテリジェンス研究部
■手書きで数学・物理を遊んでみる
Microsoft Researchの「数式を書くとそれが認識され、例えば数式を書いて振り子をターゲットとして指定してやると振り子が揺れるようすをアニメーション表示してくれるようなソフト」Math Padとか、「手書きの画像で物理シミュレーションができるソフトウェア」のMagic Paperとか面白そうなソフトの記事。
例えて言うと、カルキングをもっと気楽にした感じかな。
■数遊び「円周率」
おこちゃま向けMathematicaで円周率というターゲットユーザーに首をひねってしまうかもしれない記事。興味を惹かれた人はFinding the N-th digit of Piを読むと面白いか。 from Mathematicaフォーラム
■「クロスエントロピーに基づくネットワークの可視化技術」
クロスエントロピーに基づいて定義されるエネルギーを最小化することによって、ブラウジングに適したわかりやすい可視化を実現。メリットとしては、各ノードが重ならない、部分切り出し再配置も安定。 from NTTコミュニケーション科学基礎研究所 CS企画
■「カメラ付き携帯電話で三次元CGを楽しむ新技術」
MR-systemのようなシステムをカメラ+HMDの代わりにカメラ付き携帯電話で実現するというプロジェクト。 from NTTマイクロシステムインテグレーション研究所 ユピキタスインターフェース研究部
■実環境におけるブラインド音源分離
マイクで採取した混合音源から独立成分分析により、それぞれの音源信号を分離する。 from NTTコミュニケーション科学基礎研究所 メディア情報研究部
■北の国から・光るキーボード「蛍」
こんなのもあったのかー、の北の国から・光るキーボード「蛍」。 from スミルノフ教授。
関係ないけれど、スミルノフ教授の公式サイトを教えてもらった頃、ちょうどニューオーリンズではこんな方とご一緒してました。あまりにスミルノフ教授の写真に似ていて、その偶然に時々笑ってしまっていたのでした。
2003-11-05[n年前へ]
■近況報告
指摘して頂いているページの記述を直せなかったり、Flashのアドバイス(?)を頂いた方にお礼をできていない、とか、メールの返事をずっと書けていなかったり、とかいろいろあります。ごめんなさい、なかなか時間が作れません。
■NTTデータ、大規模な無料Blogサービスをスタート
というZDNetNews。約1万人の参加を見込む大規模なもの、とのこと。
■Andy Warhol's Marilyn prints
これは何だかはまってしまうAndy Warhol's Marilyn prints自分の色にマリリンモンローを染めてしまえ。そして、Andy Warholの言葉だって聴くことができる。 from cat@log。
2003-11-06[n年前へ]
■jphoto2
前に作ったjphotoはzphotoみたいなことをWindowsでやってみようというソフト。FLASHを使って写真アルバムを作ってみようというソフトだった。
といってもデザインもzphotoと違って今ひとつだったし、動作環境もプログラムからPHP+mingを呼んでいたりしたので、どうにも使い勝手が悪かった。
というわけで、先週末からFlashMXをおそるおそる触ってAction scriptで作り直してみることにした。新幹線の中で頭を抱えながら作ってみたけれど、どうにもブラウザー経由での画像の読み込みがどうも今ひとつうまくいかない。だけれど、そこはなんとか直すこと(希望)としてとりあえずこんな感じです。画像の読み込みが上手くいかない部分はリロードをして、どんな感じかのイメージを捉えて下さいな。前よりもう少しはzphotoもどきになってますでしょうかねぇ?
なお、実は別の機能ソフトを作ってみたいためにFlashMXのAction scriptを使ってみただけなので、すぐにjphotoはまた放り出すかも…です。とりあえず、先週末にFlash MX関連で助けて頂いた方、ありがとうございました。お礼は精神的にお返しします。
■ドットマトリクス・プリンターのための交響曲
The Symphony for dot matrix printers is a work which transforms obsolete office technology into an instrument for musical performance.というドットマトリクス・プリンターのための交響曲。電子写真製品のポリゴンモーターによる交響曲なんて作ってみたくなる今日この頃。 from おれカネゴン。
■龍安寺の石庭を科学する
「優れた芸術作品といわれている龍安寺石庭の魅力の謎を認知心理学の概念を使って解析する」という論文。これは楽しめそうなので、後で読むと。 from お笑いパソコン日誌
2003-11-07[n年前へ]
■電波時計の恐怖
打ち合わせの場でちょっと面倒な話題になって空気が重くなった瞬間、会議室の時計の針がものすごいスピードで回り始めた。皆の視線を集めながら、その時計の針はクルクルクルクル目にもとまらぬ早さで回り始めた。うーん、まるでホラー映画だ。
結局、夕方の五時半位のハズなのにその電波時計は深夜の時刻を指して、そして何もなかったかのようにその時刻のままカチカチコチコチ動き出したのだった。そして、場の空気はその雰囲気をひきずりつつも打ち合わせが続いていったのだった。
■jphoto2
打ち合わせ帰りのこだまの中で、ファイル読み込み完了チェック部分を直してみました。とりあえず、こんな感じになりました。このディレクトリ配置を見れば判ると思いますが、ディレクトリ内に画像ファイルを置いて、その中にphoto.txtという名前の「画像ファイルの一覧」のテキストファイルを置いて(例えばこんな)を置けばあとはzphotoのような表示をします。
もちろん、サムネイル画像用の小さな画像とリンククリック時に開く大きな画像を別にするなんていう風に変えてみるつもりですけれど、今の状態で使ってみたい人は適当に使ってみて下さいな。test.swfを自分の所にコピーして、自分用にphoto.txtを作ってやればOKです。ちなみに、photo.txtの改行コードはCR+LFにして下さいな、と。
■Google Deskbar
これは必携のツールになりそうな Google Deskbar。スタート・バー(でいいんだっけ?)に常駐するGoogle toolbar。それどころか、あらゆるアプリケーションからCtrl+Alt+G で呼び出せる。
■日本は国民の6割が疲労を訴える「疲労国家」
文部科学省の調査によると、日本は国民の6割が疲労を訴える「疲労国家」。回復をうたう栄養補助ドリンク市場は2500億円にのぼるというわけで、面白くもアヤシイ「疲れ」を数値化、回復薬を開発という記事。「疲れ」を数値化した結果が面白いと良いな。その結果を見ると面白くて疲れが回復するような感じだと良いかな。
2003-11-08[n年前へ]
■学研電子ブロックのIPv6モジュールを作ってみた
学研電子ブロック用の「IPv6ネットワークと通信するためのモジュール(ブロック)」を作ってみたというとても面白い話。 from 趣味と物欲
■チョコレートの筒で作るモデルロケットの製作
「チョコレートの筒で作るモデルロケットの製作」。モデルロケット用のエンジンは例えばこれ。
■トリンプ・バカブラジャー列伝
トリンプ・バカブラジャー列伝。ありがとうございます > 教えてくれた人。
■jphoto2
> 症状は、自分のパソコンの中に作ったフォルダー> (ここに、画像ファイルとphoto.txtとtest.swfが入っている)> の中から、test.swfを動作させると、> それは、ちゃんとphoto.txtを参照して、画像ファイルが並ぶのですが、> これと同じファイルをHPの自分の領域にアップロードして、> そのtest.swfを動かすと、> iphoto is loading Images> http://www.hirax.net> > と出て、hiraxより画像をダウンロードしようとしているような> 表示になってしまいます。これはhiraxnetより画像をダウンロードしようとしているわけではありません。jphotoのphoto.txtは改行コードがwindowsなどで使われているCR+LFであるとして読み込みを行います。ところで、UNIXなどは改行コードとしてLFのみが使われています。もしも、ファイル転送を行うときに、改行コードの変換を行う設定になっていると、photo.txtの改行コードがCR+LFからLFのみに変換されてアップロードされてしまいます。
そこで、FTPソフトの設定を「テキストファイルのコードの変換を行わない」ようにするのがいいと思います。確認はしていませんけれど多分。
2003-11-09[n年前へ]
■今日の「私には」とても哀しいけれど「本人のためには祝うしかない」ニュース
朝一に選挙に行った後、北千住にホッケーに行って帰ってくると、「私には」とても哀しいけれど「本人のためには祝うしかない」ニュースを知る。…「可愛い」顔も「こうるさい」性格もとても大好きな磯野貴理子が結婚してしまうなんて。 from 必ず大損する今日のひとりごと
2003-11-10[n年前へ]
■jphoto2
色とかサイズとか見た目の色んな設定を自由にしたいー」「サムネイル画像とリンク先を個別指定したいー」「jphotoなんてロゴはじゃまだー」という注文(しかもその作業代金が100円だってさ)に応えてjphotoを直してみました。
もしも、大人が「100円でその作業をしろー」と私に言い放ったりしたら怒るか無視するところですが、小さな子供が小さな手に100円玉を握りしめてこんな注文をつけているのだったなら、それはもちろん言うこと聞いてあげないとかわいそうに思えてしまうわけです。ということで、作ってあげました。もちろん「タダ」で。
2003-11-11[n年前へ]
■jphoto2 サムネイル画像&photo.txt&config.txt自動作成ソフト
「config.txtやphoto.txtやサムネイル画像の自動生成アプリケーション」は不要だー、という「食わず嫌いの」天の声も聞こえてきますけれど、出張の新幹線に揺られながら「jphoto2 サムネイル画像&photo.txt&config.txt自動作成ソフト」を作ってみました。Windowsユーザーなら何の用意も無し(以前と違ってPHPもいらないし、susieプラグインも必要ないバージョンも作ったので)に、zphotoみたいなFlashファイルを作ることができると思います。
というわけで、使ってみようという方がいらっしゃればここからどうぞ。jphotoあるいはpoor man's zphoto for windowsです
ところで、上に貼り付けた画像はどなたかが送って下さったjphoto用の画像です。うれしくて思わず貼り付けた後に気づいたのですが、何か奇妙な偏見を私に対して抱いていないでしょうか? > 送って下さった方。
下の写真も送って頂き、どうもありがとうございました。
■日本語LATEXによる多言語処理
日本語LaTeX(pLaTeX2e)を使って,世界の言語あるいは文字をどこまで表現できるかを探ってみよう、というページ。
2003-11-12[n年前へ]
■テレビ全チャンネル、まるごと1週間録画「Big Channel」
79万9800円程度の値段と月額2000円が別途必要というBig Channel。
■マッシュルームと女子大生
そういえば、昨日の夜カナダ人の女性がかつて留学していたという関西の女子大(帝塚山だったか…?)での小旅行の話をしていた。で、「大きなマッシュルームがたくさん飾ってある寺に行って、みーんなそのマッシュルームに抱きつきながら一緒に写真を撮ってた」と彼女は言うのである。「大きなマッシュルーム???」と、もちろん私には全然意味が判らず、「大きなマッシュルームとは何を意味するのデスカー?」と聞いたわけです。すると、しばらく彼女はなにやら口ごもったあとに「あなたが持っているもので、私が持ってないもの」と答えたのである。
なるほどー、「大きなマッシュルームというのはいわゆる一つの安産祈願の印」なわけデスネーと納得しつつも、なんて反応して良いのやら困ったのである。
■今日の教えて下さい(男性限定)あなたの窓は何処ですか?
「放水」をする時に何処からホースを出しますか?いわゆる「社会の窓」でしょうか?それとも、それ以外の場所(パンツをおろすとか、横からホースを…とか)でしょうか?ちなみに、あなたはブリーフ派?それともトランクス派?もし、教えて頂ける方がいらっしゃいましたら、ホースを持っている方限定で、教えて下さい。お願いします。ちなみに、まずreferrerは見ていませんので、メールで(jun@hirax.net宛に)教えて頂けるとウレシイです。
OLLI トランクス族その1: 社会の窓は無視して右足の根本から、つまり右横から出す。LI トランクス族その2: チャック&ボタンすべてをはずし、パンツをその部分だけ下げる。LI トランクス族その3: ベルトでがっちり留めてあるときは社会の窓からだします。でも、基本的にはチャック+留具(?)全開でパンツをおろします。LI トランクス族その4: トランクスの窓は使わず、右横から出します。LI ブリーフ派その1 : チャックのみ全開で、ブリーフはズボン内でカラダより剥離させてちょこっとおろし、社会の窓より、あらわのホースにて放水です。で、ブリーフをエレベーティングにて終了です。 オールウェイズ、社会の窓オゥンリーです。スボン膝上ステイの状態が、私はどーも落ち着かないのです。LI トランクス族その5: スーツの時くらいは、社会の窓からだします。といっても、あんまりベルトしないので、チャック&ボタンすべてをはずしパンツをその部分だけ下げる、です。LI トランクス族その6: 自宅以外では社会の窓からです。自宅ではベルトしてても全部おろします。どうも三十路に入った頃から残尿感が気になるようになったので、タマタマになるべく負荷がかかっていない状態でしたいというのが主な理由です。でも短パンのときはそのまま右下からだったりします。右出しの多さについては「日本人は右曲がりが多い」といつかどこかで聞いたような記憶があります。LI ブリーフ族その2(7歳): ズボンのウエスト前部分をちょっとだけ下ろし、ブリーフの窓から放水。LI ブリーフ族その3(4歳): ズボンもブリーフもひざまで下ろして放水。LI トランクス族その7(28歳): ズボンはチャックのみ開ける。(ボタンは外さない)かつ、パンツはその部分だけ下げる。 私は小学生の頃まではブリーフ派だったのですが、やはり同じ方法でした。LI トランクス族その8: チャック&ボタンすべてをはずし、パンツをその部分だけ下げる。普段、チャックでなく、ボタンがついたズボンをはいていることも関係しているのかもしれませんね。LI ブリーフ(というかビキニ族?)族(31歳): ボタンのジーンズをはいていないときには,(1) ズボンの窓をあける (2) ブリーフを臍のほうから親指でずりさげて,ホースをぽろんと出す。 (3) ホースを引っ張ったりしながら調整する、です。オトナのブリーフには窓がついていないのです。いわゆる白ブリーフにはついているんでしょうが, さすがにそれははいてません。 この方法だとホースにストレスがかかるため,収納してストレスが除かれたときに「じわぁ〜」となることがあるので,大変危険です。/OL ブリーフ族はいないのか?そしてまた、いわゆるひとつの「社会の窓」は締め付けズボンの時しか使われないのか?右横派が多いのは何故だ?利き腕と関係があるのか…?世の中には判らないことがみち溢れているのだ。
うむぅ?初めての「社会の窓」使用派はブリーフ族だ。初めてのブリーフ族が、初めての「社会の窓」派だとは。
typo指摘ありがとうございます > トランクス族その5さん。
しまった、「三十路に入った頃から残尿感が気になるようになったので、タマタマになるべく負荷がかかっていない状態でしたい」という意見を聞くと、年齢も聞いておけば良かったか…?
と、思ったら4歳、7歳のブリーフ族のおこちゃま軍団を率いるお母さんからメールが。おこちゃまはさすがに右にも左にも染まっていない、ようである。4歳児に「作法」を誰がどのように教えたかも知りたいところなのである。
小学生の頃まではブリーフ派だったという28歳のブリーフ族その7さん。やはり中学生くらいで、大人の階段を上った少年はトランクスに履き替えるのだろうか?うむー。
初めてのビキニ族だー、と思ったら何と「オトナのブリーフには窓がついていない」という新情報が…。知らなかったぞー。それは思わずビックリだぁ。
■SSHやTELNETでタブを使えるWindows用のターミナル エミュレータ Guevara(ゲバラ)
画面分割もできたり、ターミナルの背景も指定できたり、ととても便利そうなターミナル エミュレータGuevara(ゲバラ) from NDO::Weblog
■テキストでビジュアライズするツール
たつおのChangeLog→テキストでビジュアライズするツール経由でテキストダイアグラム作成ツール DICONとテキストペイント。
■「休止します」について
どれくらいの期間サイトの更新がなかったら「そのサイトは休止している」とみなされますか? サイト管理者による休止宣言を望みますか? という冷麺の2003年11月12日分のアンケート。
2003-11-13[n年前へ]
■moovl: built with processing
絵を描いて、簡易物理シミュレーションをするmoovl: built with processing。 from 安藤日記。
■シャープ、小型液晶に適したリアルタイムフォント生成技術
文字を形成する点を座標データに置き換え、一部の点を間引いた上で線を構成し、間引いた点を再配置する独自の技術により、文字サイズを変更しても自然な表現を行なう、というLCフォント生成技術。
■サーチエンジンの関係を示してくれるFlash
Search Engine Decoder。 from こせきの日記
■なめらかアルバム
本をパラパラとめくりながら見るように、スムーズに画像を動かしながら見る写真集Flash「なめらかアルバム」。ちなみに、サンプルはこちら。
旧jphotoと互換性もあって、photo.txtというファイル(もちろん画像ファイル本体も)を用意すればOK。ちなみに、Windowsであれば、画像ファイルの置いてあるディレクトリで
dir /B > photo.txtとすればphoto.txtを簡単に作成できると思います。 > Kambaraさん
2003-11-14[n年前へ]
■ズーミング写真集のFlash作成ソフトjphoto2
神原さんのありがたいアドバイスで、両方の改行コードに対応するようにjphoto2のコードを変えました。というわけで、苦労していた方はどうぞ使って下さいな。
■日本人の発情期は冬
「うお座に事故多い? 道警が星座別に分析」という記事から素晴らしい検証を行った結果、秋から冬にかけて出生数が多くなる、つまり「日本人の発情期は冬」という面白い真実が。
■n年前から
「だってそうでしょう?箱は開けてみなきゃ、中身はわからない。電話は出てみなきゃ、相手はわからない… 少なくとも、旧式の電話はね。人の心だってそうよ。こうして… ノックしてみないと、わからないの」
■「オトナのブリーフには窓がついていない」
って本当ですか…。それは確かにビキニとしか言いようがないような…。えぇーっ?と思いながら、ちょっとビックリの初登場のビキニ族。
■Excelでグリッドコンピューティング
一行のコードも変えること無しに、Excelでグリッドコンピューティングの活用が可能になるというThe Adapter for Microsoft Excel。
■URL文章分析
URLの文章のカテゴリを判断し、「私用、オタク、暴言、転職といったカテゴリ」で評価を行うという文章分析のページ。hirax.netが「秘密情報:103,私用:290,アダルト:235,賭け事、不正アクセス情報、違法行為:37,暴力/暴言/冒涜:211」ってどーいうこと…?
■サブリミナルに記憶を呼び覚ますメガネ『メモリー・グラス』
画面にメッセージや映像を目の前に180分の1秒間表示するという「メモリー・グラス」 誰しも堀江淳を思い出したに違いない。水割りを下サーイ。 もちろん、グラス違いだが。
2003-11-15[n年前へ]
■誰がシッコの作法を教えるか?
4歳児に教育してくれたのは園の(孫の居る男の)先生及び同期の皆かと。ホースというよりアーモンドなので右や左から出そうとも無理なのかと。あと、トランクスの子供用は前閉じなので窓デビューするには大人用をはける年頃になってからなのかと。いや、ホースを曲げて右や左から出すわけではないと思いますよ。イメージするのもイヤ〜な人も多いかもしれませんが。
子供のトイレットトレーニングはいつもいっしょにいる母親の役目です。だから男の子のトイレットトレーニング、それからもう少し大きくなってからトイレの使い方を教える時には本当に困っちゃいました。(笑)ちなみに私がブリーフを買ってくるのを、息子は別に何もいわずにはいています。でも男の子はブリーフがいいなあと思うのですケド。グレーとか、あわいブルーのストライプとか。どう困りながら教えたかを具体的に知りたいところですねぇ。ところで、「男」でストライプのブリーフを掃いていたらちょっとヘン…ではないですか?
■Outlook 2003
Outlook ExpressからOutlook 2003に乗り換えた。乗り換えた理由はOutlook 2003が見た目と使い勝手がOutlook expressとほぼ同じで、なおかつSPAM自動振り分けができるから。
で、ふと気づくと「はてな」からの「質問」転送メールがSPAMと判断されて、「迷惑メールフォルダ」に直行している。設定を追加したから直ったけれども、内容からだと確かにSPAMに見えるかもね。
2003-11-17[n年前へ]
■疲れる人達
「(名前が挙がるような)デジカメ業界の人たちの入院者の率が高く二割を超えていた」という話。もちろん、その業界で名前が挙がるような人達の中での割合だから、全ての人達の割合よりは少しばかり割合が高くなるかもしれない。それにしても、驚くべき数字だ。
この二割の人達以外に潜在的に体を壊している人もいるわけだから、なんとも疲れている人が多いわけだ。
2003-11-18[n年前へ]
■「しらべてはっぴょう」
小学生向けプレゼンテーションソフト「しらべてはっぴょう」 おこちゃまもすなるプレゼンテーションなり。
■役に立たない、遊びとしての物理学
富士ゼロックスの広報誌「GRAPHICATION」の今月号が届いた。池内了の「現代科学の見方・読み方」に「役に立たない、遊びとしての物理学」のこれからの重要性が書かれていて、とても面白く読む。
この文章の最後は「ニュートリノ研究が社会の役に立つのですか?」という問いに小柴昌俊さんが言下に「役に立たない」と答えたその姿勢こそ物理学者は学ばなければならないと思う、と結ばれている。
とはいえ、「役に立たないこと」が生み出す豊かさももちろん受け入れた上で、「役に立つこと」を求める納税者が少なからずいる中である程度の予算を請求するからには…と思ったりもするが。
それはともかくこの広報誌「GRAPHICATION」は無料配布ということを考えるととてもお薦め。
■クリスマス前の本屋さん
「できるかな?」は2,3年前?に一回幻の書籍化がされているわけですが、来月のクリスマス前ぐらいに前回とは全く違うテイストの本が発売されます。まるで、他人事のような意見ですが、ページ数の割にはとても安いし「こんな本があっても良いかも」という感じです。もし、クリスマス前の本屋さんで見かけたらぜひ買って頂きたいものです。
こんな書籍化の際に「話の選択」はもちろんいつも「お任せご自由にどうぞ」の私なので「へぇーこういう選択をするんだなぁー」とか「なるほどー、この話は入らないんだなー」なんてゲラを見ながら新鮮に面白く感じたりするわけです。
で、面白く感じつつも、ゲラを眺めながら「うむー当分日本海には近寄れないぞ…」という気になる冬の夜、です。金正日の魔の手がコワイ、です。
2003-11-19[n年前へ]
■桜雷さんの特許申請の話
今日「サクライ・オプティカル・ラボの桜雷」さんからメールが届きました。題名が付けられていないメールは通常読まないのですが、幸か不幸か読みました。メールでももちろん別途書きますが、この話題に関して興味がある人もいるでしょうし、このメールに対してどう対応するかの判断材料を求める上でも、ここでも書いてみます。
(2003.11.22追記)
「私信として送ったメールなので、公開するのは止めて欲しい」と桜雷さんから要望を頂きました。とりあえず、文脈を保持しつつメールの元の文章は削除しておこうと思います。なお、削除作業前の以前の文章も記録として別途保存してあります。
メールの概略http://www.hirax.net/dekirukana5/bokeboke1/index.htmlhttp://www.hirax.net/dekirukana6/rin/index.htmlは当方の出願中の特許特願2000−100042(P2000−100042)application number09/77253201/28/01Publication NoUS-2001-0016082-A1に重なるものです。これらの特許に抵触しないと確信された上でソフトの公開をしているのか考えを聞かせて下さい。当方としましては、これにあたるものだと判断してるので、ソフトの公開を停止、回収されない場合には、ライセンス料の請求や法的な措置に出る考えでいる。また、これらの記事を見て私の出願を知らずにこのアルゴリズムでソフトを作っている人もでてきていますので、もしアルゴリズムに関する記事を公開される場合には、当方が特許を申請中であることを明記してください。以前、この桜雷さんからは
画像処理ソフトで、自然対数を使う数式を使ってピンボケを作り出すソフトまたはそのアルゴリズムが存在しただろうかというような内容の問い合わせメールを頂いたことがあります。
で、その後数通の返事のメールを書いたわけですが、そのメールで返答した内容をもう一度ここに書いておきます。
さて、特開2001−216513をざっと眺めてみました。処理の流れは、画像データに対して、1.コンボリューションを行う(ただし限られたコンボリューションカーネルを用いる)2.その際特許内で示された非線形変換を行うという感じでしょうか。 以下、桜雷さんの参考になるかどうか判りませんが、私の感想をつらつらと書いてみます。 特許という観点で見ると、1、2ともに公知の技術であって、その組み合わせ自体もおそらく画像処理関連の学会誌・レポートなどを探れば、通常の写真・レンズの研究の一環で既に発表されていそうなので、公知資料があるのではないか、と思います。 ただし、公開された特許に対して、審査が通り、また、どこからか異議申し立てが無ければ、特許は通るかもしれません。 ただし、「画像処理ソフトで、自然対数を使う数式を使ってピンボケを作り出すソフトまたはそのアルゴリズムが存在しただろうか」という件は調べてみたり、じっくり記憶をたどらないとと判りません。 計算上は上記、1,2の組み合わせのソフトは結構ありそうですが、特許に書いてある式ずばりそのものを使ったものは無いかもしれません。 ただし、それは同時に特許の請求範囲が狭い(請求項に書かれている式に限定されているので)ということも意味します。この特許の式を使わなければ良いわけで、特許が成立しても特許から逃げやすいかもしれません。このメール、及び、そのあとの補足メールで書いたように、「非線形処理+畳み込み処理」の公知資料など、公知資料があるだろうと考えています。また、公開しているソフトはJPのクレーム(請求項)の計算式は使っておらず、そもそもクレームの範囲ではありません。
また、「当方が特許を申請中であることを明記してください」という件については、桜雷さんがその後に自身で確認したように、記事を書いた最初の時点からそもそも記載してあります。
ところで、以前に質問を受けた際に私が逆に桜雷さんにお尋ねした
> それで、少し知りたいのですが、私は自分で作ったプラグインなども> いつもそうしているように何かの話のネタを作って、ソフト自体は> フリーで配布すると思います。で、私以外にも自分で画像処理や> プログラミングをしている人は多いので、そんなこともあるだろう、> と思いますが、そういうときに桜雷さんはどうされるつもりでしょうか?という問い合わせに対して桜雷さんから頂いたメールの返答の内容「メーカーに採用してもらって広く使ってもらうことが目的」「もしAEなどに採用されることになったら、細かいことは気にしない」「個人で作っている物に文句をつけても仕方ない」からすると、今回は実に残念な対応を桜雷さんはされているように私は思います。以前にお返事を頂いた頃とはずいぶんと考え方がお変わりになられたのでしょうか。実に残念です。 さて、画像処理を業務とされている多くの方達、あるいは画像処理を趣味とされている方達、はたまた特許業務に一言言わせろというような方などの意見などを広く求めたいと思います。何かご意見などありましたら、jun@hirax.netまでよろしくお願いします。また、特許庁への情報提供などを行うことについての意見も強く募集させて頂きます。
ちなみに関連情報としてはUnderconstruction by Taiyo@hatenaも非常に参考になると思います。また、おととひのだいありにも書かれていますね。少し、補足をしておくと、畳込みを周波数領域で行っているのは当たり前の話になってしまいますが、単に計算量がN^2からNlogNのオーダーに落とせるという理由が一般的だと思います。
■公知資料探し
桜雷さんの特許申請の話です。
対数変換による画像処理技術が既知であることを示す資料を過去のSIGGRAPH論文から探したのですがあいにくと1996年からのPROCEEDINGSしかなく、SIGGRAPH97 Proceedings p.369-378が一番近そうな資料でした。ありがとうございます。後ほどメール致しますが、こちらにも参考のため挙げておきます。
また、この論文に関してはRecovering High Dynamic Range Radiance Maps from Photographsのようなもので、論文内で「非線形変換→畳み込み→逆変換によってリアルなモーションブラーが得られる」といった例(Fig.9)も挙げられている、との情報も頂きました。ありがとうございます。
■初等ロリータ指向(嗜好)プログラミング
マクロを使って事務的で「非創造的」なプログラムを「創造的」プログラムに変えてしまうというロリータ指向プログラミング・メソッド。まずは、初級編を読んで、そして中級編の付録「フリルの構造とエンコーディング」まで読むと面白い。静止画像フォーマットERIはロリータ指向(嗜好)プログラミングで作成されているのかしらん。
2003-11-20[n年前へ]
■続・桜雷さんの特許申請の話
さて、桜雷さんの特許申請の話ですが特許申請のクレイム(請求項)がどんなものか見てみたい、と思う方もいるかもしれませんので、ここに挙げておきます。まず、JPの方ですが特開2001-216513が次のようになります。
請求項1 光学的読みとり手段などによって得られた画像データの各画素から取得した値から、その値を得るために必要とした露光量を計算式LogEn=10∧(D*3.0−2)(LogEnは露光量、Dはデータの値)によって求めその値を、用意した露光量を任意の絞りの形のパターンデータの面積で割った値を、他の画素のデータから同じように求めた露光量の値と重なり合う部分を加算し、その露光量の値を計算式Data=(Log(R)/Log(10)+2)/3(Rは加算された露光量、Dataは結果として得られるデータ)によって求められた結果を画像データとして出力する機能を持つことを特徴とする装置、またはその方法によって処理を行うプログラムを記憶された媒体及び装置。請求の範囲はこの請求項1のみで、なおかつその中で定数を使ってしまっているという狭い範囲の請求になっています。また、特許審査の状態は審査請求が未請求という状態です。つまり、そもそも特許審査が行われる前の状態(審査の実施を要求してすらいない)なわけです。この状態で(未だ手に入れていない)権利を行使しようとするのはとても不思議な印象を受けます。
また、USPのクレイムは今のところこのようになっていて、計算手順の一例を書いてあるというようなクレイムなのですが、まずは"logarithmic scale"に限定されています。また、このクレイムであると少なくとも先に挙げたSIGRAPHでの発表論文が公知資料になると思われます。ちなみに、こちらは"Case Docketed to Examiner in GAU"という状態です。
■続々・桜雷さんの特許申請の話 - 二通目のメール -
人に書くメールというものはやはり丁寧に書きたいので、桜雷さんへの返事は日曜日にでも書くつもりですが、先に今朝届いた二通目のメールで述べられていた内容の概略を紹介しておきます。
(2003.11.22追記)
「私信として送ったメールなので、公開するのは止めて欲しい」と桜雷さんからの要望を頂きました。とりあえず、できるだけ文脈を保持しつつメールの元の文章は削除しておこうと思います。なお、削除作業以前の以前の文章も記録として別途保存してあります。
二通目のメールの概略現在、該当する特許申請については申請中であるため、公開停止を求める通知を取り消す。もし特許の申請が通れば、申請日までさかのぼり問題となる。別のアルゴリズムによる同機能のソフトを開発する場合には問題はない。
とりあえず、特許の仕組みに対する認識が前回のメールからは変わられたようで何よりです。ところで、以前に質問メールを頂いたときに、
> hirax.netに「ご理解いただけましたら、私が同じ原理で特許を出している旨を> 掲示していただけたらと思います」ということを目立つように書いた場合には、> 異議申し立てをする会社や人が現れる可能性が高くなると思います。> なので、それは必ずしも桜雷さんに対して良い方向に向かうとは限らない> です。これは桜雷さんの好きな選択を尊重したいと思います。と書いて、桜雷さんにとって望ましい選択を尊重したいと考えました。そして、「面倒なことになるのは避けたい」「そのままにしておいて欲しい」という希望に添いたいと考えました。
それに加えて、「広くソフトが人に渡って安価で標準的に使えるようにしたい」「個人で作っている物には文句をつけない」という言葉があったことで、「桜雷さんの好きな選択を尊重したい」とお返事を書きました。請求項が狭いので特にその特許が何かの妨げにはならない、と判断したこともあります。
とはいえ、前回のメールのような対応はあまり歓迎できるものではないので、とりあえず今回は公知資料を集めて特許庁への資料提供を行うつもりでいます。そんなわけで、公知資料提供を引き続き募集しております。また、あまりこの手の話を書くのもつまらないことですから、この記事を書くのもこれで終了したいと思っています。もちろん経過の報告は逐次させて頂きますが、「IrisFilterの特許とは? 」なんていうスレッドもできているようですし、この場では何か他のもっと楽しい話題でも書いていきたいと思います。
個人的には、桜雷さんが今回のような対応をせずにこれからもただ良い製品を作っていかれることを期待しています。
(2003.11.21補足) 下記のメールを桜雷さんに返事として出させて頂いたことを報告しておきます。
(前記の理由により、なるべく文脈を保持しつつ桜雷さんからのメールの元文章は削除してあります)
お久しぶりです。平林@hirax.netです。お問い合わせを頂いた件からまず先に回答させて頂きます。また、以前メールを頂いたときの記録が桜雷さんの手元に残っていないということなので、以前の返事と重なる部分はそのメールをなるべく引用しながらお答えさせて頂きます。> http://www.hirax.net/dekirukana5/bokeboke1/index.html> http://www.hirax.net/dekirukana6/rin/index.html> > は当方の出願中の特許に重なるもだと思います。> 日本とアメリカで申請中(アメリカは現在審査中)です。> アメリカの方は日本の申請のものを基本に、範囲を広げて申請しています。(中略)> これらの特許に抵触しないと確信された上でソフトの公開をされているのでし> ょうか、お考えをお聞かせください。 JP(日本特許)に関しては請求項に規定されているような対数変換の式は使っておらず、(仮に特許が成立したとしても)特許には抵触しないように配慮してあります。そのため、> 当方としましては、これにあたるものだと判断していますので、という判断の具体的な理由を参考までにお聞かせ頂ければ幸いです。> また、これらの記事を見て私の出願を知らずにこのアルゴリズムでソフトを作> っている人もでてきていますので、もしアルゴリズムに関する記事を公開され> る場合には、当方が特許を申請中であることを明記してください。 桜雷さんが特許を申請中であるということは、以前桜雷さんが「同じ原理で特許を出している旨を掲示して欲しい」という同様の要望を書かれてきた際に、その後「よくページを読むと特許の記述も書いてあった」とご自身でご確認されているようにこの記事を書いた時点から記載しておりますので、この点については再度よく確認頂きたいと思います。 さて、ここから先は以前メールでお知らせした事項と重なる部分も多いですが、桜雷さんの参考にもなると思いますので、若干書かせて頂きます。 最初に桜雷さんから頂いたメールは「画像処理ソフトで、自然対数を使う数式を使ってピンボケを作り出すソフトやアルゴリズムが存在したか教えて欲しい」というという内容のお問い合わせでした。それに対して、> さて、特開2001−216513をざっと眺めてみました。> 処理の流れは、画像データに対して、>1.コンボリューションを行う(ただし限られたコンボリューションカーネルを用いる)> 2.その際特許内で示された非線形変換を行う> という感じでしょうか。> 特許という観点で見ると、> 1、2ともに公知の技術であって、その組み合わせ自体もおそらく画像処理関連の> 学会誌・レポートなどを探れば、通常の写真・レンズの研究の一環で既に発表されて> いそうなので、公知資料があるのではないか、と思います。> > ただし、公開された特許に対して、審査が通り、また、どこからか異議申し立て>が無ければ、特許は通るかもしれません。> > 計算上は上記、1,2の組み合わせのソフトは結構ありそうですが、特許に書いてある> 式ずばりそのものを使ったものは無いかもしれません。> ただし、それは同時に特許の請求範囲が狭い(請求項に書かれている式に限定されて> いるので)ということも意味します。この特許の式を使わなければ良いわけで、特許が> 成立しても特許から逃げやすいかもしれません。と簡単に書きました。公知資料の方は例えば特開平8-241407 「画像処理システムの特許」SIGGRAPH97 Recovering High Dynamic Range Radience Maps from Photographなどの一例を挙げるに留めますが、このような画像をぼんやりさせる効果のために「非線形ガンマ変換→畳み込み→ガンマ逆変換」を行ったり、あるいは種々のボケ画像形成のために「フィルム特性を再現する変換カーブ→畳み込み→フィルム特性逆変換カーブ」を行う例を挙げている公知資料が見つかります。そのため、特許の新規性という点において、このような公知資料などと比較した上で、特許審査を通過するかどうかは若干の疑問があります。 また、上に書いたようにJPの請求項はそもそも規定範囲が非常に狭く特許回避は容易で、現実には他社技術の抑止力にはなりえないと思います。当然、請求項からすると「アルゴリズム」というような上位概念による抽象化は欠けており、そもそもアルゴリズムを規定する特許にはなりえていないように思えます。 この感想に対しては、前回桜雷さんも「請求項に式を書いてしまっているのは気になっている」「日本のは細かすぎたかもしれない」というような感想を書かれていましたから、同じご理解はされていたことと思います。また、同様の機能を有するソフトの作者の方々もおそらく「請求項に規定されている式は使っていない」と答える方が多いだろう、と思います。それだけ、規定範囲が非常に狭い特許申請になってしまっています。 また、USPの方ももし仮に通過したにせよ、現在のClaimであれば特許回避は非常に容易で、具体的な話は省きますが、他の類似のソフトも現状ですらほとんどがそのClaimを回避しているだろう、と考えます。 そのように、以前お話を伺ったときには、特許審査通過の可能性およびその実抑止力には疑問を感じましたが、とりあえずの感想としては> ところで、私自身は特許はあまり好きではないです。といっても、「個人としては」ですけど。> それに、特許を申請する桜雷さんの考えも良く理解できます。> > で、例えば実はワタシの手元にはIrisFilterと同様の機能を持つ自作Photoshop用のプラグインが> あります。こちらは従来からあるアルゴリズム組み合わせたものですが、私がどうしても> 欲しかった16bitモード対応、距離チャンネル対応(最新のバージョンではIrisFilterでも> 対応されたようですが)、そしてAdobeの通常のプラグインインターフェース、という> ものを備えたものです。あくまで、趣味で作成しているものですが自分で好きなようにできるので> 自分用にはなかなか良いです。で、こうした個人作成のソフトはインターネットに満ちあふれています。> そんな個人で作成してインターネットにあふれているソフトがさまざまな特許などで、出しづらい> 雰囲気を近年ひしひしと感じます。そんな雰囲気がそれほど好きでないのもまた確かです。 > それで、少し知りたいのですが、私は自分で作ったプラグインなどもいつもそうしているように>何かの話のネタを作って、ソフト自体はフリーで配布すると思います。で、私以外にも>自分で画像処理やプログラミングをしている人は多いので、そんなこともあるだろう、と>思いますが、そういうときに桜雷さんはどうされるつもりでしょうか?> とはいえ、繰り返し書きますが、IrisFilterを拝見して、非常に面白く要望の高そうな> ソフトだなぁ、うれしく思いました。これからも、楽しみにさせて頂きます。 とメールで書かせて頂きました。それに対して桜雷さんの「特許を出したのは自分の研究が報われる部分が欲しいから」「自分や一部企業が独占して人が使えないような状態は望まない」「広く人に渡って安価で標準的に使えるように活動していきたい」「個人で作っている物に文句をつけても仕方ない」というような内容のお答えを頂き、「自分や一部企業が独占して人が使えないような状態は望んでいない」というお言葉と「いちいち個人で作っている物に文句をつけても仕方ない」というご判断を聞かせて頂き、納得しておりました。ですから、hirax.netで桜雷さんの特許申請についてさらに詳しく言及するかなどについては> > 目立つように書いた場合には、異議申し立てをする会社や人が現れる可能性が> > 高くなると思います。なので、それは必ずしも桜雷さんに対して良い方向に向かう> > とは限らないです。これは桜雷さんの好きな選択を尊重したいと思います。と、桜雷さんの希望を尊重することにし、「ややこしくなるのは避けたいのでそのままにしておいてほしい」という桜雷さんの判断をもとに、それ以降申請特許件には触れず、またなんのアクションもとらずにいました。 そういう桜雷さんからのご相談に乗っていた経緯で私自身は納得していたため、前回のメールのような> ソフトの公開を停止、回収されない場合には、ライセンス料の請求や法的な措置に出る考え> でおります。という対応には実に困惑を感じざるをえません。このようなことをされる予定であるならば、そもそも指摘の請求項には抵触していないので無関係である特許申請だと考えてはおりますが、そのような行為が私自身に及ぶことを防ぐために、特許庁への第三者による資料提供の制度に基づいて、公知資料の特許庁へ情報提供を行わせて頂こうと考えています。本当に、以前の桜雷さんのメールで書かれていた内容と今回の対応の違いは誠に残念でなりません。 また、多くの技術者は自らの特許申請・他社技術調査及び特許回避・あるいは異議申し立てなどを日常的に行っており、特許にいやでも慣れ親しんでいることが多い、ということはここに書き加えておきたいと思います。ですから、おそらく技術者以外の方が想像するよりも一般的に技術者は他者の特許を意識・尊重していることが多い、ということはぜひ理解しておいて頂きたいと思います。 最後になりますが、桜雷さんの特許申請というものは、後から他社から訴えられることを防止し、自分の技術の使用を保証するために、単に公開目的で使用するには有効であると思いますので、そのように活用されることを望んでいます。また、個人的には桜雷さんが良い製品をこれからも提供されていくことを願っております。 それでは、長文になりましたが、失礼させて頂ます。jun hirabayashi jun@hirax.net
■先入観パート1
どうも私と直接の面識が無い人(特に女性)は私のことを「よっぽどおっぱいが好きな人なんだろうなあ」と思っている方が多いようです。私はオッパイ星人と戦ってはいますが、決してオッパイ星人ではありません。貧乳じゃなかった微乳の方がむしろ好きと言っても良いくらいです。
それに加えて、ウェストポーチをしていてちょっと小太りだったらどうしようかと思っていた(by 近藤れ)、なんていうことも言われます。心外です。みなさん、そう思っているのでしょうか…。あなたもそうだったのでしょうか? > 誰へともなく私と会ったことのある人。 …えっ?「ジャパン・プラットフォームの大西健丞さん」似だと予想していたですって…? そーですか…。
■京都で色々
昨晩は深夜一時過ぎまではてな近藤さん宅で凄まじいばかりのご馳走(なんやーこんなご馳走食ってええんかー!?という壇上さんのはしゃぎぶりがナイスだ)を食べつつ、密度の高い色んな話題に興じた(ような気がする)。あー、あの若さはうらやましーぞー。
そういえば、偶然にも明後日私と近藤氏の担当教授の講演があるということを立て看板で知った。秋山仁と並んでいるところが少しばかり不思議になるけれど、時間の都合がつけば挨拶しに行ってみようかな。
■マシンルーム内のサーバコンピュータを移動するのですが、風水的な見地から移動方向配置にアドバイスを…
というはてなの質問。なかなかセンスがグッドです。
2003-11-21[n年前へ]
■ 一つのニュースを一つの画像で眺めてみよう
一つのニュースを一つの画像で表現しているNews-Images.com。やはり写真画像というのは一目瞭然で判りやすい。
ところで、もし写真が無いニュースがあったとしたら、どんな画像(あるいはそれ以外の何か)で表現するのが良いと思いますか?少しばかり似たようなものを作るときに、そんなシチュエーションがあって「どうしようかな?」と思っているところなんです。
2003-11-22[n年前へ]
■hirax@はてなアンテナ
「こんなに巡回してるのかぁ?」とツッコミを受けましたが、もちろん巡回しているわけはなく、あれは基本的に「はてなダイアリ・アンテナ」のコピーになります。つまり、何かの時点のはてなダイアリ全部が単に登録されているされていることになります。
では、何故コピーをしたかというと、はてなダイアリの一覧リストが欲しかったから、ということです。例えば、「はてなダイアリ・サムネイルアンテナ」を作ったりする場合のような、何かの実験をするときに(はてな側に負荷をかける作業のため基本的に遠慮していますが)使ったりしたわけです。
2003-11-23[n年前へ]
■ツルゲーネフ「ハムレットとドンキホーテ」
「ハムレットは多分日記をつけております」とツルゲーネフは言う。「驚くべきことにハムレットとドンキホーテは同じ年に生まれました」「そして、人はハムレットのようなタイプかドンキホーテのようなタイプのどちらかに属しています」「現代ではハムレットのようなタイプの人々が遙かに多くなってきました」「とはいえ、ドンキホーテのような人々も決して死に絶えてしまったわけではありません」
「WEB日記」を書く私たちはやはりハムレットタイプになってしまうのだろうか…?「ドンキホーテはものを知らなくても、しっかりとした考えを持っています」「ハムレットはそんな考えをもつ必要も感じていないのです」 この薄いけれど素晴らしく豊かな本を買うきっかけを与えてくれた、おれカネゴンさんに感謝。
■中国土産のおしっこ人形
可愛いけれど2m以上もオシッコを飛ばすという中国土産のおしっこ人形。 from CAXの日記
■小説家はメーカなのだから… 森博嗣
先日、森博嗣の本を担当した編集者の方と会う機会があった。その時に、とてもショックを受けた台詞が「小説家はメーカなのだから、期限を守らなくてどうする」という森博嗣が語ったという言葉である。森博嗣は必ず締め切り前に原稿を送ってくるという話だったが、「製品の発売日を守らないメーカがいますか?小説家だってある種小説のメーカーなのだから、発売日、原稿の締め切りは守るべきです」という台詞に少し感銘を受けたりしてみたりしたのである。
もちろん、それだけでなくて「うー耳が痛いー」と唸りたかったり、「製品の発売日を守らない(年単位で)メーカーはたくさんいるぞー」と小さな声で呟いてみたかったりもする、今日この頃なのである。
■正確な文章の書き方
「書き直しや推敲無しではよい文章を書けません。書いては削り、書いては削る。文章を書くためにたくさん時間をかけて下さい」という実に思い言葉が書いてある「正確な文章の書き方」
「見直し無しの、一回こっきり上から下への書きっぱなしの修正無し」の元文章を「明日の午後までの時間で」よい文章を書けるだろうか?と不安になりつつ、時間をちゃんと使えないそんな自分を反省する今日この頃。 from KLaxon - O.P. on HATENA
■ゲラ修正作業で暮れる一日。
新幹線の中で、机の上で、お風呂の中で、布団の上で、ただただ赤ペン作業を続けております。新幹線の中では車酔いしました。風呂の中ではのぼせてしまいました。そして、布団に横になって作業をすると睡魔が襲ってきます。…シンドイです。WEBでの文章は見直し無しの、一回こっきり上から下への書きっぱなしの修正無しだったりして、それの手直しに入るととてもシンドイです…。けど、ガンバル。
2003-11-24[n年前へ]
■よかった探し
今年一年を振り返って、「よかったこと」を探してみませんか。つらいことばかりだったという方もいるかもしれませんけれど、そんな中にあってこそ「よかったこと」「うれしかったこと」を探していきましょう。 「よかった探しリース」はクリスマスまでの一ヶ月間 開催されます。「よかった探しリース」が今年一年を振り返るきっかけとなり、私たち一人一人が、新たな気持ちでクリスマス・年末・年始を迎えることができるといいですね。 ページを公開する方も、ページを巡る方も、今年一年の「よかったこと」を探しに行きましょう。そして、新しく迎える年が「よいこと」で満たされるようにと、心から願います。という結城さんの「よかった探し」
■THE PAPER CAMERA 紙のカメラ
ピンホールカメラのTHE PAPER CAMERA。PDFファイルで組み立てるそのデザインも良い感じ。 from cat@log
2003-11-25[n年前へ]
■四次元ポケットとExcelからFlashと
Hardでloxseな日々から面白い情報二つ。「ドラえもんのポケットは、本当に四次元ポケットか?」と「ExcelファイルをFlash化するプラグイン」
■東久留米市を護る“正義の閃光”『クルメイザー』
クルメイザーたちは、人間の心に潜む小さな邪心———俗に「魔が差した」という、そんなわずかな邪心を糧とする恐ろしい集団“マガサス帝国”と戦っている。
■フローティング眼鏡
Windows2000以降の透過型ウィンドウを利用して、3Dモデルデータの眼鏡をデスクトップに表示します。世に存在する、あらゆるCGを眼鏡っ娘CGにしますというフローティング眼鏡。素晴らしい。これをもう少し前に知っていれば、原稿作成が楽だったのに。from 今日のなんでやねん。
■はてなダイアリの有料オプション
はてなダイアリの有料オプションスタート。もう少し高解像度の画像も保存しておけるオプションもあると後々便利かも。
■Interactive Information Visualization of a Million Items
Interactive Information Visualization of a Million Itemsfrom 適宜覚書。
2003-11-26[n年前へ]
■あなたの会いたい人は誰ですか。
確か、以前も書いた気もするけれど良いものは良いですね。今日は愛情編か、もう一度「たったひとつのたからもの」でも見てみましょうか。 from 我孫子の空の下
■今日の感動トリビア「宇宙までの距離は東京・熱海間と同じ」
垂直距離を水平距離に変換するという新鮮な発想。しかも、東京からタクシーに乗ってそれぞれの位置で「ここはどの高さに相当するかを説明する」というとても「目から鱗」の仕方。
「水平思考から垂直指向への変換」なんて昔良く聞いたフレーズだけれど、この「垂直距離を水平距離に例える」というのはとても面白い。そして、私たちがいかに重力に支配されて、地面に押さえつけられているかを感じることができる。10km走るのは簡単だけど、10km空に登ることは私たちにはできない。
2003-11-27[n年前へ]
■突発の仕事が多すぎ
突発の頼まれ仕事がなんだか色々入ってきて、レギュラーの仕事をする時間が全然とれません。しんどいです。しかも、今週末はシンポジウムの原稿書きと、ペコチャートのデータ二種を作らなくちゃなりません。すみません、まだ全然やってません。ぼーっと休める時間が欲しいです。というわけで、お休みなさい。
2003-11-28[n年前へ]
■「星はなぜ星型に見えるのか」シミュレーション@USA編
「物理の散歩道」でも取り扱われていた「星はなぜ星型に見えるのか」の疑問。おおた氏主の「星はなぜ星型に見えるのか(仮)」のシミュレーション・ソフトウェアもあったわけだけれど、こちらはUSA発の「星はなぜ星型に見えるのか」シミュレーション。とても本格的で情報満載、きっと興味がある人には面白いに違いない。
2003-11-29[n年前へ]
■絵画の階調特性
先週後半に開催されていたカラーフォーラム2003。いろんな画家の「感性のガンマ」を階調特性から導こうという「絵画の階調特性」というのが面白い。脇リギオ先生の講演も。
■わたしの「よかった探しリース」
クリスマスが終わるまで、きょろきょろしながら「よかったこと」を探してみる。幸せのカケラ探しの旅ではないけれど、「よかった」探しの旅に出てみることにしようかな。というわけで、これから作る「わたしのよかった探しリース」
■FPGA PACMAN
FPGAのXilinxのSpartanIIに往年のアーケードゲームPACMANの回路を丸々入れてしまう。 from (miyabi:23867)%
■エレガントな調査法
「あなたはマリファナを使用したことがありますか」というような質問に対して、正確な回答を得る方法。 from Orbium
■1台だけの超特別限定モデル「ThinkPad 20M(仮称)」
これまでのThinkpadは「煮ても焼いても食えなかった」という反省に基づいて、作られた100%天然素材のThinkPad 20M(仮称)。
2003-11-30[n年前へ]
■こんな一日
「プレゼン・ソフトを考えた」の原稿がおおまかにできた。ついでに、扁桃腺も腫れてきた。というわけで、これからは線数メーターの修正作業に。とりあえず、のとこまで終了。…とはいえ、EPSから25400dpiでのレンダリング作業は手元のPCではできなし、Photoshopでもでいないので、続きは明日の早朝に。
■統計科学関連Webサイトリストの一覧
色んなデータが欲しかったりするときに参考になりそうな統計科学関連Webサイトリストの一覧。
■Web Community Browser
自動抽出されたWebコミュニティとその関係構造を可視化する。
■virtual drum set
Flashで楽しめるバーチャルドラムセット。マウスより数字キーで操作する方が楽だけど、それでもちょっとツライかな。 from Going My Way