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2001-05-10[n年前へ]

IntelR Integrated Performance Primitives (IPP) v1.0 for IntelR architecture. 

 が出た。

2003-05-10[n年前へ]

hikiのインストール・おぼえがき 

 hikiのインストール・おぼえがき

CSSでイケてるデザインサイトリンク集(サムネイル版) 

 CSSでイケてるデザインサイトリンク集(サムネイル版)

アキハバラ 

 秋葉原の一日。とても新鮮に面白い。

生活の記録 

 たにしの殻をrefererから知ったのはずいぶん前のこと。北村薫のスキップを読んだときも、このページを思い出していた。ちらほらとこの名前を見かけたから、メモしておこう。もちろん、「最初に読むべきところ」を最初に読むべき。

2004-05-10[n年前へ]

日記には書けないけれども "Sanae-chan was fluid in the net news"(書きかけ) 

 「日記に書けないこと」を読む。

皆様は、日記に書けないことが一体いくつありますか。【虚空に向かっておれカネゴン】

 そう言えば…、と書きかける。なんだか、頭の何処かに浮かんでいる考えをまとめてみようとしているうちに、何故だかふと「"sanae chan"はもういない」を思い出し、そのページの日付を見て驚く。もう六年近く前になることに気づく。なんとビックリ、六年間とはいえ色んなことが起きている。

 「"sanae chan"はもういない」がfjで流れて、その内容をLaTeXで整形しながら写経したのは、ほんの十年前のことなのにも驚く。
大学ノートの裏表紙にさなえちゃんを描いたの一日中かかって一生懸命描いたのでも鉛筆で書いたからいつのまにか消えたの大学ノートの裏表紙のさなえちゃんが消えたのもう会えないの二度と会えないの
 LateXで書いたメールを送ったあの人には、もう会えないの。

科学館でデート 

科学館でデートというお話はきっと「科学に詳しい男性」&「科学に疎い女性」を想定されているかと思いますが,逆は絶対駄目そうな気がしますよ,ええ絶対に(笑)。#とは言え科学もいろいろありますが。
 確かに科学もいろいろありますね、「科学に詳しい男性」→「科学に疎い女性」でも、オッパイ星人の科学は絶対ダメですね。ええ絶対に(笑)。

 ところで、わたしがもしも文系男性だったら「ワケのわからない理系世界を楽しそうに語る科学に詳しい女性」との科学館でデートなんてとても楽しそうに思えます。「よく判らないけれど、ワケがわからないけれど、何だか不思議で楽しそうだなぁ」と相手を眺めてみるのも、なんだか楽しそうで。もちろん、「科学に詳しい女性」からすると、「ただコクコク頷くだけの男性」ではツマラナイ(夫としてはともかく)かもしれないですけれども。

blosxom starter kit 

 「シンプルでかつ拡張性の高いCGIスクリプトであるblosxomを「blogっぽく」というコンセプトで簡単に導入できるようにしたアーカイブ」のblosxom starter kit. from void GraphicWizardsLair( void ); //

スーパークリエータ発掘 

 スーパークリエータ発掘. そういえば、氏のanimbodyを始めて見たときには少し驚いたのだった。

2005-05-10[n年前へ]

「月刊サッカーシミュレーション」 

 「 月刊サッカーシミュレーション」 サッカーはサッカーでも、現実サッカーではなく「ロボカップ・サッカーのシミュレーション」 とはいえ、かなり面白い。

同じ「今日見た景色」を違う角度から見ると…。 

inside out幼稚園児コスプレ、ネコ耳メイドさん、怪獣さん、ナース。アキバにいろんな人がいた::アキバBlog 一昨日眺めた「今日見た景色秋葉原の街歩く人たちを上から撮影してみた。同じ景色を違う角度から眺めてみると…こんな感じだったようだ。なんと、幼稚園児コスプレ…だ。この写真をよ〜く眺めてみればほぼ同じ景色であることがわかる、かも。


「新たな道を歩き始める人へ」 

Untitled 現在発売中のUNIXマガジンに掲載されている山口英氏による「新たな道を歩き始める人へ」は必読。「これは新人のために書くのではない」という言葉で始まり、以下のような章が続く。「出る杭は伸びる」「毎日が勉強」「コミュニケータたれ」「本当にわかること、本当にできること」「自分の手足になる道具を持つ」「もうひとつの言葉=プログラミング言語」「Googleに頼らない、Googleに頼る」

2006-05-10[n年前へ]

「グレアム口調」と「リリースする」 

 オープンソースマガジンのハッカー養成塾を買った。川合史朗さんが書かれた「パワーハッカーへの道」を読んで、「そうか!(私の勝手なイメージ上の)ポール・グレアム口調は川合史朗さんの口調だったのか!」と今更ながら気づいた。私の中のレイモンド・カーバーは村上春樹の口調で文章を書くのだが(この場合は順序が逆か?)、それと同じパターンだったことにようやく気づいた。

 アイデアは生ものであり、早く料理しないと傷んでしまうからだ。… 一つの解決策は「リリースする」ということだ。… リリースとは文字通り、手放すことだ。直したい箇所はたくさんあるし、試したいアイデアもたくさんあるけれど、「現状は現状として認めてひとまず手放してみる」ということが要点だ。 「ハッカーは頭の中を掃除する」  川合史朗

「新たな道を歩き始める人へ」「日記に書けないこと」 

 今日の「n年前へ」は「新たな道を歩き始める人へ」「日記に書けないこと」などです。

本当の力は、結構地道な努力によって作られる。   「新たな道を歩き始める人へ」 山口英
皆様は、日記に書けないことが一体いくつありますか。   【虚空に向かっておれカネゴン】

2008-05-10[n年前へ]

山本式Virtual Sound System ソフトウェア(デバッグ版)を作る 

 「SRS(R)と山本式バーチャルサウンドシステムYVSSを比較する!のナゾ」を読んで、「デジタル的に同一な原音の左右信号を用いた際に、その左右の差(間接音成分)がゼロになっていない結果になっている」ことが気になったので、hirax.net::立体音感を考える::(1999.12.06) で作った山本式Virtual Sound System ソフトウェアのデバッグ版を作ってみました。プログラム内部での左右音の演算後値を "C:\wavemix_debug.text" というファイルにCSV形式で出力します。

 Delphi(Object Pascal)を久しぶり(10年振りくらい)に触りました。何だか、時の流れを感じます。その時間が(自分自身にとって)長いのか一瞬に過ぎないのかは、まだよくわかりません。

 参考までに書けば、Delphiという名前は、データベースソフト Oracleと接続するために作られたことによります。つまり、ギリシャのアポロン神殿で得られる神託(Oracle)=「デルファイ"Delphi"の神託」に由来しています。そんな、個人を離れた悠久の時の流れから見れば、10年はまさに刹那なのだろう、と思います。

 蛇足をさらに書けば、「刹那」は現在では10のマイナス18乗(100京分の1)を示す言葉です。

立体音感を考えるSRS(R)と山本式バーチャルサウンドシステムYVSSを比較する!のナゾ






2010-05-10[n年前へ]

初心者向け「Mathematicaで書かれた数独ソルバ」 

 「Rubyで数独ソルバを書いてみる」では、Mathematicaで書かれた数独ソルバを前に、そのコードをRubyで写経してみました。

 MathematicaのコードをRubyに翻訳しようとするときに、一番最初は、Mathematicaでよく使われる「短い書き方」からでは、(私の単純で小さなあたまでは)動作の手順を見通しづらかったので、まずはじめにしたことはMathematicaのコードを冗長な記法で打ち直すことでした。私が写経がてら打ち直した、(自分向けの)冗長なMathematicaのコードが下のようになります。


 "deepen"関数は上記の"冗長"コードではずいぶんと長くなっていますが、オリジナルのコードでは下記のように実に簡潔です。

deepen[x_] := With[{pos = First@Position[x, 0]}, 
  Or @@ Map[search, (ReplacePart[x, pos -> #] & 
      /@ candidates[x, pos])]]
このオリジナル版のコードは、というよりMathematicaで書く効率的な高度は、Mathematicaに慣れている人であれば、とても単純明快なコードですが、私のようなMathematica脳をまだ持ち合わせていない人にとっては、少しとっつきにくいところがあります。

 一体、どういう記述の仕方であれば、自分にとって「わかりやすく・書きやすい」のだろうか?と、少し、頭を捻っているところです。

初心者向け「Mathematicaで書かれた数独ソルバ」






2011-05-10[n年前へ]

十数年の「日記」の「ラクガキ」 

 日本のインターネットにおいて、ある時期の日記サイトを支えた「さるさる日記」が終了する、というアナウンスを読みました。「日記猿人」や「ReadMe!」が終わったのは、一体何年前だったろうか…?と感慨深く思い出します。

 このサイトも、エディタで生HTMLを書き、HNS(ハイパー日記システム)で」日記を書き、それらをSQLのテーブルにインポートし、右往左往していつつ12年くらい経ちました。

 二十世紀が終わる頃からの、5月10日を眺めてみれば、色んなラクガキが残っているようです。…今日は、そんな十数年間のラクガキを少しばかり書き写してみました。

 私が文系男性だったなら、「ワケのわからない理系世界」を楽しそうに語る(科学に詳しい)女性との「科学館デート」はとても楽しそうに思えます。「ワケがわからないけれど、何だか不思議で楽しそうだなぁ」と相手を眺めることがなんだか楽しそうで、幸せに思えます。…もちろん、「科学に詳しい女性」からすれば「ただコクコク頷くだけの聞き手」はツマラナイ(夫としてはともかく)かもしれないですけれど…。

科学館でデート
 皆様は、日記に書けないことが一体いくつありますか。【虚空に向かっておれカネゴン】

日記には書けないけれども
 本当の力は、結構地道な努力によって作られる。( 山口英)

新たな道を歩き始める人へ」
 オープンソースマガジンのハッカー養成塾を買った。川合史朗さんが書かれた「パワーハッカーへの道」を読んで、「そうか!(私の勝手なイメージにおける)ポール・グレアムの口調は川合史朗さんの口調だったのか!」と今更ながらに気づきました。
 私の中のレイモンド・カーバーは、村上春樹と同じ文体なのですが(この場合は順序が逆でしょうか?)、ポール・グレアムもそれと似たパターンであることに、ようやく気づきました。

グレアム口調」と「リリースする」
 悩みは可能性だ。若い人は悩む。でも、「自分はこれからだ」と思っているおとなは、もっと悩む。「自分はこれからがおもしろい」と想っている、すべての人に本書を捧げる。(山田ズーニー )

「足を進めるには悩む。けれど、そうすることができる力があなたにはある」と力をこめて伝えるこの本は、時折読み直してみるのにとてもいい。

可能性は悩みで、悩みは可能性だ。
 Delphi(Object Pascal)を久しぶり(10年振りくらい)に触りました。何だか、時の流れを感じます。その時間が(自分自身にとって)長いのか一瞬に過ぎないのかは、まだよくわかりません。

 参考までに書けば、Delphiという名前は、(今はDelphiと名付けれたプロダクトが)そもそもデータベースソフト Oracleと接続するために作られたことによります。つまり、ギリシャのアポロン神殿で得られる神託(Oracle)=「デルファイ"Delphi"の神託」に由来しています。そんな、個人を離れた悠久の人類の歴史から見れば、10年はまさに刹那なのだろう、と思います。

 蛇足をさらに書けば、「刹那」は現在では10のマイナス18乗(100京分の1)を示す言葉です。

山本式Virtual Sound System ソフトウェア(デバッグ版)を作る

2012-05-10[n年前へ]

日経BP『iPhone/iPadには”見えないデザイン”が込められてる』記事がホントかどうか検証してみた(エミュレータ編) 

 特許文献を根拠として書かれている『iPhone/iPadに込められた「見えないデザイン」』(日経BPネット)という記事を読みました。こうした「特許を根拠に書かれた」記事の真偽はとても怪しい(間違っていることの方が多い)と思っています。

 まず、特許(出願)書面に書かれたことは「そこに書いてあることが正しい」とは限りません。 たとえば、わかりやすいあたりで、特許公開平7-136207「感度が向上するコンドーム」を眺めてみることにしましょう。 発明者はドクター中松、発明の名称は「感度が向上するコンドーム」です。

 「男性の抽送(ピストン)運動によりマグネットも抽送運動され、フレミング左手の法則により、女性性器内血管が発電し、その電流は女性のみならず導電性コンドームにより男性側にも流れ脳神経に達し、ベータードパーミンを脳内に発生させ、男女共に性感度が著しく増大する」
フレミングもファラデーもビックリなこの超技術、特許出願書面に書かれているけれど「内容は(何だか)正しくなさそうだ」と思わざるを得ないのではないでしょうか。…もちろんドクター中松の例は「極端な例」ですが、特許(出願)書面に書かれていることは、別に正しいこととは限らないのです。

 さらに、その特許に書かれた技術が、実際に使われている・使われるとは限りません。 特許出願はしても「特許に記載された内容を製品には使っていない」ということの方が、実はずっと多いのです。

 つまり、何か「ひとつの特許」を引っ張り出してきても、それは「こんな技術が使われている!」とか「こんな技術が近日登場する!」といった根拠にはならないのです。

 さて、『iPhone/iPadに込められた「見えないデザイン」』は、米国特許7844914を根拠に「iPhoneやiPadのタッチパネル上の文字入力では、キー検知領域は六角形になっている(ようだ)」と主張します。

 この場合、アップルは画面上に表示される「見せかけ」のキーボードとは別に、実際の入力のための別のキーボードを用意しているようだ。上記特許の場合、図Cが画面上の「見せかけ」のボタンは四角いが、実際のタッチセンサー上に配列されているボタンの配列や境界線は図Dのような6角形になっている。これならば指で触れるポイントが実際に狙っている位置から下ぶれしても、ある程度のミスを防げるというわけだ。
 しかし、実際にスタイラスを使いiPhoneのソフトキーボードを使ってみた感覚では、キーを判別するための領域分割は日経BPの記事のようにはなっていないように思われました。 (この”感覚”というものが、実にあてにならない、先入観や勘違いが入りやすいものなんですけど、ね)

 「いずれ、XYステージにスタイラスをとりつけて、実際にiPhone(もしくはiPad)のキー領域分割を調べてみることにしよう」と考えつつ、今日は「Apple 謹製 iOS Emuator 上で、iOSのUIKitが提供するソフトキーボードのキー領域分割状況を調べてみる」ことにしました。 Apple純正とはいえ、実機とシミュレータは完全に同じ動作をするわけではありませんが、「iOS emulator上ですら入力領域の分割が6角形になっていたとしたら、”特許に記載された内容が実際に使われている”と判断して(日経BP記事を信用しても)良いだろう」と考えたのです。

 確認手順はとっても簡単、iOS emulator 上で画面をしらみつぶしにクリックさせ、iOS上で入力されたキーをXY座標上に配置するPostScriptコードを吐かせ、そして(ソフトキーボードを表示している)iPhone画面上に重ねてみた、というだけです。(作成した小物ツールはgituhubに置いてあります



 その結果、つまりiOS Emulator上でのキー領域分割状況、が下に貼り付けた画像です。 少なくとも、iOSエミュレータ上では、いたって普通の「矩形」分割がなされていました。

 さて、実機で検証したら、UIKitの「キー領域分割状況」は一体どのようになっているのでしょう?・・・果たして、日経BP(日経デザイン)が書く『iPhone/iPadに込められている「見えないデザイン」』は実在するものなのでしょうか。それとも、記事中に登場する「見えないデザイン」は、「見えないもの」を(こうあって欲しいという)”思い込みパワー”が勝手に作り出した幻想なのでしょうか?

『iPhone/iPadに「見えないデザイン」が込められてる』ってホントかどうか検証してみた(エミュレータ編)『iPhone/iPadに「見えないデザイン」が込められてる』が果たしてホントか検証してみた(エミュレータ編)






2013-05-10[n年前へ]

「東京都の県庁所在地は東京!?」のナゾ 

 「東京都の県庁所在地は東京!?」のナゾを書きました。

 …しかし、よく考えてみれば、東京都庁は新宿駅の西、つまり新宿区に位置しているはずです。なぜ、「東京都は東京」と言われているのでしょうか?

「東京都の県庁所在地は東京!?」のナゾ






2014-05-10[n年前へ]

銃砲刀剣類所持等取締法で取り締まる「鉄砲」は「運動エネルギー」で決まります!? 

 銃砲刀剣類所持等取締法で取り締まる「鉄砲」は「運動エネルギー」で決まります!? を書きました。

 たとえば、密度11グラム/cm^3の鉛製の(計算しやすく)1cm角の弾丸を発射する器具があったなら、この弾丸を発射したとき20ジュール以上の運動エネルギーを与えてしまうと、それはイコール「鉄砲」であるということになります。その「鉄砲か否か」となる境界値を計算してみると、秒速60メートルとなります。つまり、1cm角の鉛弾丸を秒速60メートルで打ち出す器具があれば、それは「銃砲刀剣類所持等取締法」で規制される「鉄砲」となるわけです。*

2015-05-10[n年前へ]

チェック柄の制服スカートをめくり上げる力は「ほぼ100〜150グラム重」という豆知識 

 制服スカートをめくり上げるのに必要な力は、一体どのくらいの大きさの力でしょうか?…実際にスカートを釣り上げる・めくり上げるのに必要な力の大きさをを計ったことがある人の数は多くはないかもしれません。しかし、私は目の前に「チェック柄の制服スカート」が置いてあって、気づいたら…自分の片手には荷重を計るための「ハカリ」をポケットに入れていた(計ることができる状況にあった)という経験をしたことが数少なからずあります…というわけで、今日は『チェック柄の制服スカートをめくり上げる力はほぼ100〜150グラム重』という豆知識を書いてみることにします。

 チェック柄の制服スカートの縁(ふち)をハカリで持ち上げてみると、およそ100〜150グラム重の力で、スカートの縁…そして全体が持ち上がっていきます。つまり、スカートの片隅をめくれ上がらせるために必要な力は100〜150グラム重の力です。つまり、ご飯一杯の重さを感じさせる力が制服スカートに働くと、スカートはめくれ上がってしまうのです。

チェック柄の制服スカートをめくり上げる力は「ほぼ100〜150グラム重」という豆知識チェック柄の制服スカートをめくり上げる力は「ほぼ100〜150グラム重」という豆知識






2018-05-10[n年前へ]

「ペットボトルの内部空気圧を変えて調音する楽器」を100円で作ってみよう! 

 高く澄んだ音を出すハンドパン(ハングドラム)。それをコーラのペットボトルで作ってみよう!という製作記事を読みました。ただのペットボトルという「見た目」、けれど「そこから出る音のあまりの美しさ」…その違いが、想像を超えて素晴らしかったので、自分でもやってみることにしました。

 音を奏でる原理は、ペットボトル内の空洞共鳴音の周波数を、空気圧力を上げることで空洞内の(共鳴周波数に比例する)音速を上げて共鳴音を高くする(あるいはその逆をする)という具合に見えます。

 そこで、まずはダイソーに行き「加圧式霧吹き(ペットボトル用)」消費税入れて108円を買ってみます(上図)。そして、シュコシュコシュコシュコ…とペットボトルに空気を封入し、内部気圧を上げてみます。そして、内部空気圧を変えながら、ペットボトルを叩いて共鳴周波数を確認してみたのが下の動画です。…空気圧が変わると、見事に共鳴周波数が変わっていくことがわかります。あまりに楽しいので、このセットを20本くらい買い・作り、ペットボトル楽器を作ってみたくなりました。…というわけで、その結果は週末にでも撮影してみることにします。

「ペットボトルの内部空気圧を変えて調音する楽器」を100円で作ってみよう!






2019-05-10[n年前へ]

秒速約340m、ステレオ音声動画の「音源方向」を可視化する! 

 来週発売の「ソフトウェアデザイン 2019年6月号」に「秒速約340mで走る音を映し出すカメラ」を作るための技術入門・製作記事(4ページ)を書きました。いつか、街中で写したカメラ映像音声から、誰かの口が何かをかすかにささやく姿を眺めたい…何かが振動することで生まれた音が走る姿を眺めたい…、そんなことをいつかどこかで願ったことがある方は、少しだけでも楽しんで頂ければ幸いです。

「ねえ、秒速5センチなんだって」
「桜の花びらの落ちるスピードだよ」
「秒速5センチメートル」

「秒速5センチメートル
…空間を動くものすべて、映し出して、その美しさを眺めてみたいかも。