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2000-12-24[n年前へ]

サンタ伝言・宅配システム 

 子供の欲しいプレゼントを子供の親などが聞いて用意するという方法は色々な障害がある。何故、その親などがサンタとのホットラインを持っているのだ?という疑問を子供に感じさせてしまうし、当日までのプレゼントの隠し場所なども結構困ってしまうことだろう。だから、サンタ代理人をネットワーク上に作ってみるのも面白いことだろう。とてもユーザー側には簡単なシステムでね。トイザラスのはちょっと敷居が高いからいまひとつだ。   だけど、サンタの正体が判って、そしてそれから後の方がとても私は好きだけどね。うん、そう思う。青い鳥みたいで。(リンク

2001-12-24[n年前へ]

AKTEO 

 今度京都へ行ったときにいくつか買おうかな。(リンク)(リンク)(リンク

NHK少年ドラマシリーズのすべて 

 アスキー出版局。内容はとても充実してる。あの幕末未来人の主人公二人による座談会なども収録。当時、二人ともが古手川裕子に恋をしていて、その互いの恋のようすなども収録、と。懐かしすぎ。
 「なぞの転校生」も好きだったが、笑ってしまうのがヒロイン香川みどりを演じた伊豆田依子が、演じたポイントとして「みどりって、わがままで、けっこう傲慢ですよね。でも、それがなくなっちゃったらみどりじゃないんだと思います。ですから、わがままさを目いっぱい出しました」   なるほどねー。(リンク

暖かそうなストーブ 

 夕日に照らされたショーウィンドーの中のストーブ。(リンク

즹닛 쫆쫦뾮 돑샮ꖹꗋꆼꖫꆼ쪸룋 

 本屋で見てみることにしよう、というわけでメモ。狐罠 北森鴻 講談社文庫も探しているのだけれど、なかなか見つからない。 from 「今宵、Webの片隅で」

「勝手なセレクション」を作るのだー 

 ネットなどで「あー、これ何か寺田寅彦の随筆みたいでいいなぁ。」と思う話を見かけることがたまにある。ワタシの趣味のせいか、ほんのちょっとだけ科学っぽくて、だけど全然科学っぽくない話。で、どれもとても短い文章で。うーん、そんな文章を集めた自分だけのための「勝手なセレクション」を作るのだー。一部だけ、がんばって紙でせっせと作るのだー。
 というわけで、武位教子さん「梅雨の気晴らし。」も入れる、と。

2002-12-24[n年前へ]

ATOK「コマンド」プラグイン 

 まるで何かから逃避するかのように、ATOK「コマンド」プラグインなんてものを作ってしまいました。これが何かと言えばATOKから例えば"nslookup"なんて入力してAMET変換すると、その結果が表示されたり、あるいはまた、"perl -v"なんて入力すれば、
This is perl, v5.6.1 built for MSWin32-x86-multi-thread
(with 1 registered patch, see perl -V for m
と変換されるわけです。ただし、256文字以降は変換されないため、そんな時はクリップボードにもコピーしているので、変換後ペーストすることになります。すると、This is perl, v5.6.1 built for MSWin32-x86-multi-thread
(中略)
perl' or `perldoc perl'. If you have access to the
Internet, point your browser at http://www.perl.com/, the Perl Home Page.
なんてちゃんと変換されるわけです。つまりは、ATOKから外部のプログラムを使うことができるので、何でもできるというわけです。ATOKからperl、ruby、EXEもう何でもかんでも呼び放題です。
 結果が256文字以上の場合はキーボードイベントで送るのも手かと思うのですけど、日本語処理がそれだとできなくなるし困ったもんだ、と思って悩んでいるところです。あと、カレントディレクトリやらヒストリ機能やらも実装しようかどうしようか、と悩んでいるところ。とりあえず、この二つはちゃんと入れてからアップロードしましょうか。とはいえ、こんなソフトを使う人がいるかどうか判らないし…気分が向けばというところ。とはいえ、現実逃避モードに入っているから…。

IP&DNS切り替え 

 NIFTY.NE.JPから送信したつもりが、NIFTY.COMからの送信になっていて、ちょっとはまった。とりあえず、これから順次書き替わっていくはず。こちらは古い方のhirax.netです。まだこちらが見えてますか?

2003-12-24[n年前へ]

Periodic Table of Elements 

 ちょっと化学好きの人のためにPeriodic Table of ElementsSpank Stuff : Nerdy : The Periodic Tableを探してみる。

Alphabet Sysnthesis Machine 

 自分の手書き文字からオンラインで何とTrueTypeフォントを生成してくれるAlphabet Sysnthesis Machine. from mirabilis.ca

2004-12-24[n年前へ]

LBFGS 

 制約なし非線形最適化アルゴリズム LBFGS.

C-ONEを独学で作った女性の話 

 FPGAでCommodore 64互換システムを独学で作った女性の話。 from PlaceboEffect
C-ONE Reconfigurable ComputerThe New York Times > Technology > A Toy With a StoryPlaceboEffect

「芸術をいやらしい目で見てみる」 

仏ゾーンブログ: 芸術をいやらしい目で見てみる アーカイブ 「芸術をいやらしい目で見るな!という声は良く聞く。だが、打ち明けよう。私は裸婦の絵なんかがあるといやらしい目で見てしまう人間だということを。りんごやみかんの絵には全く興味はないが、裸婦の絵には非常に興味がある。ここでは、そんな正直な気持ちをつづっていきたいと思う」という「芸術をいやらしい目で見てみる



2005-12-24[n年前へ]

TV Music Streaming 

inside outTHIRTIETH CO.,LTD.THIRTIETH CO.,LTD. CM音楽制作会社サーティースとトゥーユーが作ったテレビCMの音楽をストリーミングで次々と流すTV Music Streaming。 もしも、メドレーで流れる音楽の中から気に入ったものがあれば、それだけを聴くこともできる。

 私が何より一番好きなのは、ギターのリフがとても印象的で、 「新鮮な東京の風景の中、改めて考えてみる」という資生堂 マキアージュ「風を感じて」篇。 …というより、この曲を聴くことができるのを夏からずっと待っていて、今ようやくこのサイトに会うことができた、というのが本当のところ。

2006-12-24[n年前へ]

雑文色々 

 「株式会社は誰のものですか?」「経済学の"とても一言ではまとめられないまとめ"」「カラーマンガ(版画)風に画像を加工するソフトを作る!」「画質改良版&OSX(intel)版 ミニチュア写真作成ソフト」「Mac OS X (intel & PPC)版の「版画ソフト」を作る」「逆さメガネ

2007-12-24[n年前へ]

RSS修正など 

 きちんとしたRSSを吐いていなかったので、RSS出力部分の修正を行い、また、/diaryweb/のアンカーなどの修正を行いました。

南アルプスと碧海と青空 

南アルプスと碧海と青空南アルプスと碧海と青空南アルプスと碧海と青空南アルプスと碧海と青空南アルプスと碧海と青空南アルプスと碧海と青空南アルプスと碧海と青空南アルプスと碧海と青空南アルプスと碧海と青空南アルプスと碧海と青空






「おにぎり包装」発明史 

 コンビニの定番商品の一つが「おにぎり」である。 コンビニに入れば、色々な種類の三角おにぎりが棚一面に並んでいる。 ずっと以前は、ご飯の周りの海苔は湿気っているのが普通だった。 しかし、ごはんと海苔の間をビニールで仕切る三角おにぎりの包装が生まれ、パリパリの海苔で巻かれたおにぎりを食べることができるようになった。

 最初の頃は、三角おにぎりの頂点からビニール中袋を引き出すやり方だった。調べてみると、 長野県の総菜屋さんが考案したものを大阪の海苔問屋が広めた 、ということらしい。ご飯にサラダ油を含有させることで、ビニール中袋を引き出す時の「ごはんとビニール中袋の摩擦抵抗」を下げ、古米でも使えるような工夫がされていたりして、技術発明史としてとても面白い。

 さらに、単なる純粋な技術史というだけでない面白さが、「おにぎり包装」発明史には(にも)詰まっている。 大阪の海苔問屋 v.s. 発明者のロイヤリティー金額の交渉や、大阪の海苔問屋 v.s. 類似技術を用いた会社との間で行われた「おにぎり海苔包装フィルム事件」といった闘争史もあれば、「のり」パリパリ自動包装加工機の開発秘話など後続技術の開発史もさらに連なっている(ビニール中袋引き抜き技術から見れば「サラダ油が味を美味しくしている」であるし、後続技術から見れば「サラダ油が味を悪くしている」となるのが、発明史らしくて面白い)。「おにぎり海苔巻き」の物語は、まさに波瀾万丈の歴史絵巻である。

2008-12-24[n年前へ]

「プリンタで偽造したナンバープレート」と「速度取り締まり機の撮影波長」 

 スラッシュドットで「レーザープリンタで光沢紙に車のナンバープレートを出力し、スピード違反取締りカメラを騙す」という記事を読んだ。この記事を読んでふと疑問に感じたのが、「プリンタで偽造したナンバープレート」をどの程度鮮明に「速度取り締まり機」で撮影することができるか、ということである。

 なぜかというと、レーザープリンタで使われるインク(トナー)は赤外光をほとんど吸収しないからである。カーボンブラックを使った黒いインクは赤外線を吸収するが、それ以外のマゼンタ・シアン・イエローといった色インクは赤外線をほとんどそのまま透過させてしまう。右下の図が、光の波長と透過率を示したグラフである(ディジタルハードコピー技術 P.119)。赤外線で眺めてみれば、カラーインクはほぼ透明に近いということがわかるだろう。

 一方、速度取り締まり機、オービスは赤外光で走る車を撮影する。つまり、カラーインクが光吸収しない波長領域で、ナンバープレートを見るのである。・・・ということは、もしもナンバープレートに描かれた「緑色の文字」をイエローとシアンのインクで描いたなら、それはオービスにとってみると「淡い色の文字」にしか見えそうにない。

 実際には暗い緑色を描くために黒インクも使われるだろう。しかし、もしも、イエローとシアンだけを使ってプリントしたなら、そのナンバープレートに描かれた文字は、オービスにはほとんど判別できない(透明)色になってしまいそうだ。人間が見ると、白地に緑色の(それほど不自然でない)ナンバープレートに見えるにも関わらず、である。

 一体、「プリンタで偽造したナンバープレート」は「速度取り締まり機」で眺めてみると、一体どのように見えるのだろうか。どのくらい違って見えるのだろうか。

 自分の目で見たものと他人の目が見るものが違うように、自分の目で見るものと機械が同じとは限らない。機械にはどんな風に見えるのか想像してみて、そして、検証してみることが大切なのだろう(参考リンク)。

ナンバープレートトナーの透過波長






2009-12-24[n年前へ]

現実の物理現象速度を再現してしまうと、違和感のあるアニメになってしまう 

 画像電子学会研究会予稿 09-03-08 の栗田・青木「リアルバーチャリティー -映像の中のウソー」の中の「アニメーションの中では、現実の物理現象の速度をきちんと再現した映像は現実的に見えなくなってしまう」という話が面白かった。この予稿の内容は、コマーシャル用のアニメーション作成中に、アニメーションを作るプロでない人が感じた興味深かったことをまとめたものである。

 木に積もった雪がドスンと落ちる様子や、温泉の湯気が立ち上るようすを実際に撮影し、それをコンピュータ・グラフィクスでアニメーションにしてみると、今一つ感覚と違うという。現実の物理現象速度を再現してしまうと、違和感のあるアニメになってしまうというのである。

 現実の速度と同じ湯気では「湯気の動きが早すぎて、寒く感じてしまう」し、現実と同じ速度でドスンと落ちる雪は「遅すぎて、(登場人物が)驚くような感じにはできない」というのだ。つまり、現実とアニメの中での「速度感覚」というものは、何かしら異なっている、という。(自然とは異なる)非等時的なデフォルメがなければ、「自然なアニメーション」にはならない、というのである。

 逆に、アニメーション世界の時間感覚を現実に持ち込んだらどう感じるものなのだろうか。もしかしたら、それは「現実よりもさらに現実的に見える世界」になっていたりするのだろうか。

2010-12-24[n年前へ]

iPhone リアルタイム動画像処理コーディング 

 自分が欲しいと思えるデジタルカメラが欲しくて、iPhoneプログラミングの勉強がてらiPhoneで動画像処理を行うプログラムのスケルトンを作ってみました。そんな「1.カメラ映像→(電子ズーム使用時は解像度変換)→2.OpenCVを使った画像処理→3.処理動画保存→4.画面描画」という処理を行わせるコードを書くときにメモしたことを、忘れないように書いておきます。

 特に時間のかかる画像処理を行うのでなければ、AVCaptureSessionPreset640x480、つまり、VGA(640x480)の撮影でも15FPS弱で処理をさせることができます。それを逆に言えば、iPhone4では、リアルタイムVGA動画処理&ファイル保存を15FPSで処理しようと思うと「機械の気持ちにならないとダメ」という感触です(動画保存処理を同時にさせるのでなければ、処理落ちはしないと思います)。

 何より一番処理に時間がかかるのは、「3.処理動画保存」の部分でした。この部分は「コードを変えることで処理速度を改善させる」ということがなかなかできないようなので(速く処理を行わせる方法があれば知りたいです)、もしも処理動画をスムースに保存させようと思うなら、それ以外の部分を「機械の気持ち」に沿って地道なダイエットをしないといけないように思われます。

 「2.画像処理」部分(とその前段)で「電子ズーム+色変換」を実装&動画保存させてみたのが、下の動画になります(撮影された動画を眺めてみると、「解像度変換・切り出し」における”中央部での丸め処理”が上手くないようですね)。「機械の気持ち」がわかり、自然に話すことができるようになるまでには、まだまだずいぶんと距離がありそうです。



 (「テストチャート」のページを映し出しているコンピュータ画面を撮影した動画です)