hirax.net::inside out::2003年12月05日

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2003-12-05[n年前へ]

のぞみは、かなう。 

 つい先日から東海道新幹線の車内チャイムが代わって、TOKIOのAMBITIOUS JAPAN!になっている。長年親しんできたこのメロディでなくなったのは少し寂しいけれど、変わっていくのもよいかもね。
 こんないろんな路線の車内チャイムを聞いて、旅情に浸ってみるのも楽しいかも。

いまだ下山せず! 

 二十年近く前に常念岳一ノ沢で遭難したパーティの捜索の記録をまとめた「いまだ下山せず!」という本がある。不謹慎な言い方にはなるが、思わず引きこまれてしまう本である。ドキュメンタリーとしても、あるいは登山小説としてもとても読み応えのある本だ。もしも、図書館や本屋にあるのであれば、読んでみると面白いと思う(不謹慎な言い方だが)。

 この話の中で、遭難した三人のうちの二人は日産の社員で残りの一人は本田の社員だった。日産から派遣された捜索隊がホンダが行った捜索活動について、事後に社内で感嘆とともに報告した内容はとても興味深い。

 彼ら(本田技研)は会社所有のジェットヘリで自社員の捜索を行った。驚くべき事は、そのような捜索活動が不文律のもとに行われたということである。
 そのような文化・態度が彼らの中にあるということである。

狭くなった地球で 

 「日本人だけが自国人の顔を正しく区別できなかった」「自分たちの顔には希薄なイメージしか持っていない」

ぼんやりとしていて、あいまいな。そんな私たちも、そう悪くはない。
 という、清水克雄氏による朝日新聞12/5夕刊「顔のイメージ」。