hirax.net::inside out::2009年11月24日

最新記事(inside out)へ  |   年と月を指定して記事を読む(クリック!)

2009年10月 を読む << 2009年11月 を読む >> 2009年12月 を読む

2009-11-24[n年前へ]

「デバッグ用出力コードを書く」と自動的に「パーサー・スクリプト」を生成するツール 

 記憶容量が少ないハードウェアでのデバッグを目的として、外部に対して各種変数の内容を出力するプログラムを書く。そんな作業が行われている一方で、ログに出力された内容を解析するスクリプトを書く。…そんな超原始的デバッグ作業をしていると、「各種変数の内容を出力するプログラム」を書くと同時に、そのフォーマットに準じた「ログに出力された内容を解析するスクリプト」を生成するツールがないものだろうか?と思うことがある。

 もちろん、このprintfを多用する「出力ログ頼りの超原始的デバッグ」を行う、というところにおそらく根本的な問題があるのだろうとは思うが、色々な制約がある中ではそんな状況に出会ったりする。そんなこんなで、「デバッグ出力」用コード」を書くと、自動的に「パーサー・スクリプト」が生成されるツールがあれば良いな、と思う。

 といっても、それが開発環境に組み込まれているような何だかエライ(ここは関西弁の「えらい」で、東京弁の「偉い」ではない)・システムを使え、という答えでは何だか今一つ面白くない。もっと、気軽に・汎用的に使える、原始的な道具が欲しいのである。

 そんな、「デバッグ用出力コードを書く」と自動的に「パーサー・スクリプト」を生成するシステムというものが、どこかに転がっていないものだろうか。